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  • 熱中症 三部作 完成しました。

    熱中症で重症化しないために NO.3

    熱中症3部作になります。
    NO.1とNO.2も同時にご覧ください。

    熱中症についてNO.1

    熱中症について NO.1

    熱中症になりやすいのは?NO.2

    熱中症になりやすいのは?

    高齢者や乳幼児は特に注意が必要であることを書いておきます。

    最近は35℃を超える猛暑日が続いていますね。
    深部体温が37℃であるため、体温を下げることができない状況になってしまいます。

    救急車や消防車の出動している音がよく聞こえます。
    消防車や救急車が出動するときは、ほとんどが乳幼児と高齢者になります。

    熱中症などで病院に連れて行かれると、ベッドの上で点滴をされた経験があるかと思われます。
    この点滴は、リンゲル液と言われます。

    リンゲル液とは?
    血清と同様に浸透圧、無機塩類組成、水素イオン濃度を調整した体液の代用液
    のことです。

    点滴すれば大体の方は元気を取り戻します。
    リンゲル液を生活に取り込めないかということで、
    海水を薄めて飲む!
    に限ります。

    海水に近い塩、海水100%表記のある自然海塩で代用できます。
    多段式平釜塩や塩田で作られた塩です。

    血液の塩分濃度は現在の海水の1/3程度ですので、それ以上にならなければよいのです。

    塩水を飲めば良いし、
    料理に塩をかけて多く摂取するように心がけるだけで、
    点滴のリンゲル液と同じような塩分組成を体に取り込むことができます。

    熱中症に話をもどします。

    乳幼児は、
    まだ変温動物の状態であり、外気温によって体温が左右されてしまう状態にあります。
    寒いところに居れば、体温が勝手に下がってしまうのです。
    暑いところに居れば、体温が勝手に上がってしまうのです。

    また、
    乳幼児は自分で暑さを訴えることができないため、
    ぐったりしてしまってから気付くことがあります。
    ベビーカーを利用する人は多いですが、
    真夏にはアスファルトの照り返しは
    60℃近くになることがあります。
    大人と比べて地表に近い高さであるベビーカーは、非常に危険なのです。

    そして、
    おんぶや抱っこされていたとしても、
    抱っこ紐の丈夫な分厚い生地、お母さんやお父さんの背中や胸に密着した状態でいるため、かなり暑い状況になると思われます。

    必要に応じて汗をかいたり、体温調節がうまくできないため、急激な温度変化に対応できないのです。

    「塩は体に良くない」と教育されたままお母さんになってしまった場合、赤ちゃんにも子供にも減塩活動をそのまましてしまうことが多いです。

    安価な工業的に生成された食塩では、
    血液中のミネラルバランスが崩され、
    上手に汗をかくことができず、
    体温調整がうまくできなくなってしまいます。

    必ず、海水100%表記のあるの自然海塩を料理に使って下さい。

    夏に汗をいっぱいかいてしまうと、体内のミネラル分がどんどん放出されてしまいます。
    体が塩分を欲すると、とても塩分が美味しく感じます。
    おいしいと感じている間は、どんどん私を取っても大丈夫な状態です。

    特に暑い時は、過剰に自然海塩を取ることをおすすめします。

    赤ちゃんや子どもの表情や反応をしっかり観察して、対応していかなければならないのです。

    高齢者は
    熱中症になりやすいとされています。
    汗腺が少なく汗が出にくいということに加え、
    体温調節機能が低下しているため体温が上昇しやすいからです。
    さらに、
    暑さや喉のかわきを感じにくいため
    エアコンなどを使用せず、
    水分補給も少ない高齢者が多くみられます。
    自宅でも熱中症になってしまうのはこのためです。

    そして、高血圧や心臓疾患を患っていて、医師のアドバイスのもと、
    熱心に減塩活動に取り組んでいる高齢者がとても多いのも現状です。

    減塩活動をがんばっている高齢者は、汗とともにミネラル分が体外に放出され、血中塩分濃度が低下してしまいます。

    そうすると、
    血中塩分濃度は一定に保たれているため、塩分量が減れば、自然と血中水分量も減少していくのです。

    この状況では何が起こるかと言うと、
    血液の濃度が濃くなり、血液量が減少します。
    血液の中に溶け込める酸素の量は水分量に比例するので、
    自然と血中溶存酸素量は減少して、
    酸欠状態に陥ります。
    酸素を取り込もうと呼吸が速くなり、心拍数が上がってしまいます。

    血中ミネラル分が少なくなれば、脳に行く血液量も減少してしまいます。
    思考回路が低下し、
    自律神経の生命維持機能が低下し、
    神経伝達も低下してしまいます。

    このような状況になると、
    様々な症状が現れてしまいます。
    ふらついて、手足がうまく動かすことができず、うまくしゃべれず、朦朧としてしまいます。

    ここまでくるととても危険な状況になってしまうことがわかりますね。

    この減塩活動が、体調崩し、熱中症になりやすい状況作っていることがわかっていると思います。

    体に良い塩は
    海水100%の表示のある自然開演に限ります。

    熱中症は死にいたることのある病気です。

    熱中症は、気温が高い場所や湿気が多い場所などに長時間いると起こることがあります。
    大量に汗をかいているのに、水分補給ができなかったり、涼しい場所に移動できなかったりする時に起こりやすいです。

    通常、私達の身体は「暑い」と感じると体温調節機能が働き、汗が出ます。汗をかくことで、体内の熱を身体の外へと逃しているのです。
    しかし、汗が出ているのに水分が補給できない場合は脱水症状を起こしてしまいます。
    これが悪化するとけいれんを起こしたり、意識障害を起こしたりしてしまうのです。

    熱中症の症状は、脱水症状だけではありません。
    重症になると体温調節機能が働かなくなり、汗が出なくなります。

    そして、体温が異常に上昇してしまった結果、細胞が変性・破壊されてしまい、多機能不全となって死にいたることがあるのです。

    重症化した熱中症の4タイプについて

    熱中症には「熱失神」「熱けいれん」「熱疲労」「熱射病」の4タイプがあります。それぞれのタイプについて簡単に説明します。

    1.熱失神

    原因:熱を体外に逃そうとして皮膚の血管が広がり、その分脳への血流が減る

    症状:めまい・冷や汗・一過性の意識障害など

    2.熱けいれん

    原因:汗をかいた時に、塩分補給をせず水分だけ取ったため、血液の塩分濃度が低下する

    症状:手足のけいれん・筋肉痛・足がつるなど

    3.熱疲労

    原因:大量の汗をかいているのに水分補給ができない

    症状:全身の倦怠感・吐き気・嘔吐・頭痛など。体温上昇は40℃以下

    4.熱射病

    原因:脱水症状の悪化や体温調節機能が働かないため

    症状:40℃以上の体温上昇・発汗停止・意識障害・全身の臓器の障害

    熱射病は死に至ることもある危険な状態で、熱疲労は熱射病一歩手前とされています。
    熱失神・熱けいれんの時点で早めの対応が必要です。

    早急な手当てが必要になるため、
    熱疲労、熱射病が疑われた場合には
    救急車を呼ぶようにしましょう。

    詳しくはすぎなか整骨院ホームページ
    コラムを覗いてみてください。
    http://chiryouka-suginaka.net/blog/column/

    治りやすい身体をつくって元気な明日へ
    住所 東京都杉並区阿佐谷北6ー30ー3ー1階
    電話番号 03ー3310ー4013
    ホームページ http://chiryouka-suginaka.net

    2006年国家資格 柔道整復師 取得

    患者さまの身体を理解し、しっかりサポート出来るように勉強してきました。様々なお悩みにもしっかりサポートしていきます。

    杉並区 阿佐ヶ谷 下井草
    中野区 鷺ノ宮 
    練馬区 中村

  • 危険な熱中症の症状

    熱中症で重症化しないために NO.3

    熱中症3部作になります。
    NO.1とNO.2も同時にご覧ください。

    熱中症についてNO.1

    熱中症について NO.1

    熱中症になりやすいのは?NO.2

    熱中症になりやすいのは?

    高齢者や乳幼児は特に注意が必要であることを書いておきます。

    最近は35℃を超える猛暑日が続いていますね。
    深部体温が37℃であるため、体温を下げることができない状況になってしまいます。

    救急車や消防車の出動している音がよく聞こえます。
    消防車や救急車が出動するときは、ほとんどが乳幼児と高齢者になります。

    熱中症などで病院に連れて行かれると、ベッドの上で点滴をされた経験があるかと思われます。
    この点滴は、リンゲル液と言われます。

    リンゲル液とは?
    血清と同様に浸透圧、無機塩類組成、水素イオン濃度を調整した体液の代用液
    のことです。

    点滴すれば大体の方は元気を取り戻します。
    リンゲル液を生活に取り込めないかということで、
    海水を薄めて飲む!
    に限ります。

    海水に近い塩、海水100%表記のある自然海塩で代用できます。
    多段式平釜塩や塩田で作られた塩です。

    血液の塩分濃度は現在の海水の1/3程度ですので、それ以上にならなければよいのです。

    塩水を飲めば良いし、
    料理に塩をかけて多く摂取するように心がけるだけで、
    点滴のリンゲル液と同じような塩分組成を体に取り込むことができます。

    熱中症に話をもどします。

    乳幼児は、
    まだ変温動物の状態であり、外気温によって体温が左右されてしまう状態にあります。
    寒いところに居れば、体温が勝手に下がってしまうのです。
    暑いところに居れば、体温が勝手に上がってしまうのです。

    また、
    乳幼児は自分で暑さを訴えることができないため、
    ぐったりしてしまってから気付くことがあります。
    ベビーカーを利用する人は多いですが、
    真夏にはアスファルトの照り返しは
    60℃近くになることがあります。
    大人と比べて地表に近い高さであるベビーカーは、非常に危険なのです。

    そして、
    おんぶや抱っこされていたとしても、
    抱っこ紐の丈夫な分厚い生地、お母さんやお父さんの背中や胸に密着した状態でいるため、かなり暑い状況になると思われます。

    必要に応じて汗をかいたり、体温調節がうまくできないため、急激な温度変化に対応できないのです。

    「塩は体に良くない」と教育されたままお母さんになってしまった場合、赤ちゃんにも子供にも減塩活動をそのまましてしまうことが多いです。

    安価な工業的に生成された食塩では、
    血液中のミネラルバランスが崩され、
    上手に汗をかくことができず、
    体温調整がうまくできなくなってしまいます。

    必ず、海水100%表記のあるの自然海塩を料理に使って下さい。

    夏に汗をいっぱいかいてしまうと、体内のミネラル分がどんどん放出されてしまいます。
    体が塩分を欲すると、とても塩分が美味しく感じます。
    おいしいと感じている間は、どんどん私を取っても大丈夫な状態です。

    特に暑い時は、過剰に自然海塩を取ることをおすすめします。

    赤ちゃんや子どもの表情や反応をしっかり観察して、対応していかなければならないのです。

    高齢者は
    熱中症になりやすいとされています。
    汗腺が少なく汗が出にくいということに加え、
    体温調節機能が低下しているため体温が上昇しやすいからです。
    さらに、
    暑さや喉のかわきを感じにくいため
    エアコンなどを使用せず、
    水分補給も少ない高齢者が多くみられます。
    自宅でも熱中症になってしまうのはこのためです。

    そして、高血圧や心臓疾患を患っていて、医師のアドバイスのもと、
    熱心に減塩活動に取り組んでいる高齢者がとても多いのも現状です。

    減塩活動をがんばっている高齢者は、汗とともにミネラル分が体外に放出され、血中塩分濃度が低下してしまいます。

    そうすると、
    血中塩分濃度は一定に保たれているため、塩分量が減れば、自然と血中水分量も減少していくのです。

    この状況では何が起こるかと言うと、
    血液の濃度が濃くなり、血液量が減少します。
    血液の中に溶け込める酸素の量は水分量に比例するので、
    自然と血中溶存酸素量は減少して、
    酸欠状態に陥ります。
    酸素を取り込もうと呼吸が速くなり、心拍数が上がってしまいます。

    血中ミネラル分が少なくなれば、脳に行く血液量も減少してしまいます。
    思考回路が低下し、
    自律神経の生命維持機能が低下し、
    神経伝達も低下してしまいます。

    このような状況になると、
    様々な症状が現れてしまいます。
    ふらついて、手足がうまく動かすことができず、うまくしゃべれず、朦朧としてしまいます。

    ここまでくるととても危険な状況になってしまうことがわかりますね。

    この減塩活動が、体調崩し、熱中症になりやすい状況作っていることがわかっていると思います。

    体に良い塩は
    海水100%の表示のある自然開演に限ります。

    熱中症は死にいたることのある病気です。

    熱中症は、気温が高い場所や湿気が多い場所などに長時間いると起こることがあります。
    大量に汗をかいているのに、水分補給ができなかったり、涼しい場所に移動できなかったりする時に起こりやすいです。

    通常、私達の身体は「暑い」と感じると体温調節機能が働き、汗が出ます。汗をかくことで、体内の熱を身体の外へと逃しているのです。
    しかし、汗が出ているのに水分が補給できない場合は脱水症状を起こしてしまいます。
    これが悪化するとけいれんを起こしたり、意識障害を起こしたりしてしまうのです。

    熱中症の症状は、脱水症状だけではありません。
    重症になると体温調節機能が働かなくなり、汗が出なくなります。

    そして、体温が異常に上昇してしまった結果、細胞が変性・破壊されてしまい、多機能不全となって死にいたることがあるのです。

    重症化した熱中症の4タイプについて

    熱中症には「熱失神」「熱けいれん」「熱疲労」「熱射病」の4タイプがあります。それぞれのタイプについて簡単に説明します。

    1.熱失神

    原因:熱を体外に逃そうとして皮膚の血管が広がり、その分脳への血流が減る

    症状:めまい・冷や汗・一過性の意識障害など

    2.熱けいれん

    原因:汗をかいた時に、塩分補給をせず水分だけ取ったため、血液の塩分濃度が低下する

    症状:手足のけいれん・筋肉痛・足がつるなど

    3.熱疲労

    原因:大量の汗をかいているのに水分補給ができない

    症状:全身の倦怠感・吐き気・嘔吐・頭痛など。体温上昇は40℃以下

    4.熱射病

    原因:脱水症状の悪化や体温調節機能が働かないため

    症状:40℃以上の体温上昇・発汗停止・意識障害・全身の臓器の障害

    熱射病は死に至ることもある危険な状態で、熱疲労は熱射病一歩手前とされています。
    熱失神・熱けいれんの時点で早めの対応が必要です。

    早急な手当てが必要になるため、
    熱疲労、熱射病が疑われた場合には
    救急車を呼ぶようにしましょう。

    詳しくはすぎなか整骨院ホームページ
    コラムを覗いてみてください。
    http://chiryouka-suginaka.net/blog/column/

    治りやすい身体をつくって元気な明日へ
    住所 東京都杉並区阿佐谷北6ー30ー3ー1階
    電話番号 03ー3310ー4013
    ホームページ http://chiryouka-suginaka.net

    2006年国家資格 柔道整復師 取得

    患者さまの身体を理解し、しっかりサポート出来るように勉強してきました。様々なお悩みにもしっかりサポートしていきます。

    杉並区 阿佐ヶ谷 下井草
    中野区 鷺ノ宮 
    練馬区 中村

  • 熱中症になりやすいのは?

    熱中症について NO.2

    熱中症についてNO.1では、熱中症の症状についてまとめてみましたのでぜひご覧ください。

    熱中症について NO.1

    続いては、
    熱中症になりやすい原因についてです。

    とても大事なのはことだと思います。
    しっかりと頭に叩き込んでください!

    自分が知る限りでは、自分が若いときには熱中症で倒れて、救急車で搬送されることがとても少なかったように思われます。
    なんでこうも、最近は毎年のように熱中症で救急搬送される方がとても多いのか疑問に思っています。

    ただ単に、地球温暖化の影響によって気温の上昇が関係しているのかとも思われますが、現代医療が発展しているにもかかわらず熱中症でお亡くなりになっている方が多いと耳にします。

    これは果たしてどういうことなのか?

    熱中症の原因は、体温のコントロールができなくなってしまった状況だと思います。
    これには、
    エアコンで室内の温度がコントロールできると言う点も挙げられると思います。
    涼しいところにばかり居れば、暑さから体の身を守るための防御反応がうまく働くことができないはずです。
    暑さに慣れていないことが原因なのです。
    そして、涼しい室内と暑い屋外では気温差が激しくなります。
    この温度差は、確実に自律神経を狂わして行きます。

    本来であれば、夏は暑さに耐えるように体が変化します。逆に、冬は寒いしさに耐えられるように体が変化しているのです。
    体の中では、体温の温度のコントロール機能がしっかり働いていれば問題ないはずです。

    昔は、農業や工業、建設業などの第3次産業の割合が多く、外での肉体労働を行う人が多かったはずです。
    そして、自分もそうだっのですが、
    子供たちも夏の暑さに負けずと、
    外で遊んだり、外でスポーツに励んでいました。
    その時、熱中症の報道はあまり耳にしなかったように思います。

    昔の人は、暑さや寒さに耐性があり、強かったと感じます。

    現代の人はどうでしょう。

    暑さや寒さに対して関係なく、何かしらの原因で体調を崩しやすくなっているのではないだしょうか?
    体温コントロールができなくて、熱中症になりやすい原因を作ってしまっていることを考えてみます。

    1.衣服で体温をコントロールし過ぎている
    2.過剰に室内の気温を上げたり、下げている
    3.季節に関係なく野菜や果物を食べる
    4.甘いものばかりとっている
    5.減塩活動をしている人が多い
    6.単に体調が悪い
    7.自らの体温調節機能をうまく使えていない

    このことに対して説明してみましょう。

    1.衣服で体温をコントロールし過ぎている。

    自分は小学生の頃、冬でも夏でもあまり着る服に変化がありませんでした。
    暑ければ、汗をどんどんかきました。
    寒ければ、体をふるわせて、鳥肌が立っていました。
    これも、大事な体の深部体温をコントロールするための仕組みなのです。

    寒ければ過剰に洋服を切る。
    暑ければ過剰に体を冷やす服を着る。
    健康の秘訣は頭寒足熱です。
    夏でも冬でも、下半身の温度を気にせず、上着だけどんどん暑くして体温をコントロールしたりしていますね。
    足が冷えれば、顔はのぼせます。
    顔がのぼせていれば、足が勝手に冷えます。

    このような状況では、体調が崩しやすくなることもわかると思います。

    とにかく、
    上半身で温度調整し、下半身は室内にいる時は冷やさない工夫をしておくといいと思います。

    2.過剰に室内の気温を上げたり、下げている。

    エアコンによって、室内温度のコントロールができるようになりました。
    以前とは違って、高級品ではなくなったエアコンですが、家の各部屋に1台のエアコンが設置されていると思います。
    狭い部屋で密閉された空間で、衣類による体温調節をしないで、過剰にエアコンに頼りきっている人が見受けられます。

    室内と外気の温度差が大きくなると、身体としては
    寒さに対応したら良いのか、
    暑さに対応したら良いのか、
    混乱してしまいます。
    人間を含め、動物は自然環境とともに生活しているので、急激な温度変化に対応するすべを持ち合わせていないはずです。
    そこで、自律神経が狂わされてしまう可能性があるのです。

    エアコンの温度は27〜28℃に設定しておくと良いとされています。
    そして、室内の空気を循環させておくために、
    エアコンを強風にして、
    窓を開けたり、
    扇風機を回しておく
    と良いです。

    3.季節に関係なく野菜や果物を食べる。

    食べ物は、その時に、その場所でとれた地産地消の野菜や果物が良いとされています。

    糖質の多く含んだ野菜や果物は暖かい気候や地域に生息し、
    糖質は体温を下げる原因になるのです。

    逆に、ミネラル分が多く含まれた野菜や果物は寒い気候や地域に生息し、
    体が温まるようにしてくれています。

    夏野菜は地表から上にある葉物が多く、柔らかくて水分を多く含み、カリウムが多いものが多いのです。
    生で食べることが多い食材です。

    春や冬に採れ、寒い時期に採れる野菜は、根菜類が多く、味が濃かったり、難かったり、エグ味を伴うものが多いです。
    基本的に熱を加えて、煮込む料理に多く使うと思います。

    今現在、野菜や果物は温室栽培や輸入品が多く出回っているため、その場所でその時取れたもの以外のものを口にすることが多いです。

    真冬に、南国のフルーツや野菜を多く食べてしまえば、体が冷えやすくなります。
    体が冷えたまま、春を迎え、梅雨を越し、
    エアコンや冷たい食べ物ばかり食べておくと、
    下半身の冷えが増強されていくのです。

    気候が暑くなっても体の冷えから起こる体の痛みを訴える患者さんがとても多いのが現状です。
    患者さんから見ていても、体温のコントロールがうまくできていない方が多くいるため、熱中症の危険性が高まる一方です。

    4.甘いものばかりとっている。

    先ほども述べましたが、真冬に甘いものばっかり食べていると体が冷えやすくなります。

    体にある熱源は、主に肺や心臓、肝臓です。
    肋骨から上の部分に位置します。
    最近はあまり動かないで、
    頭ばかり使っている方が多いので、
    脳にも熱を蓄えてしまいます。
    上半身ばかり汗をかいて、のぼせている方がとても多いのです。

    外に出て、歩いたりスポーツをすれば、体の70%を占める足の筋肉が熱を作ってくれるため、下半身は冷えません。

    体が冷えやすくなっている方が多いため、自宅で安静にしていれば、下半身は冷え、上半身はのぼせていきます。
    健康とされる頭寒足熱の逆を行ってしまっているのです。

    5.減塩活動をしている人が多い。

    日本では戦後から塩田禁止法が制定され、工業的にに作られた食塩を食べることが良いとされてしまっています。
    回水を電気分解し、濃縮された化学記号NaClの塩化ナトリウムを結晶化したものを食塩といいます。

    血液や体液の元は、海水です。
    海水には天然に存在する90種類の元素が含まれると言われています。
    生命活動によって90種類の元素が必要不可欠なのです。

    ここで食塩NaClだけををたくさん摂取していたらどうだろうか?
    体のミネラルバランスが大きく崩され、体調崩すことが容易にわかると思います。
    イオン化されたナトリウムは、体の水分を蓄えようとする働きがあり、血圧が上昇し、むくみの原因になります。
    工業的に作られた食塩は高血圧の原因なのです。

    さらに、塩をとることが西洋医学では体に悪いとされ、減塩活動を熱心に行っている方が多く見受けられます。
    塩はマルチミネラルです。

    ミネラルは
    体液バランスを整える
    神経伝達を整える
    ホルモンの生成に不可欠
    各種酵素の生成に不可欠
    なのです。

    ここで、熱中症とどのような関係があるかと言うと、
    たくさんの汗をかけば、水分とともにミネラル分(海水)が体内から出てきてしまいます。
    血液中の塩分濃度は一定に保たれているので、
    大量に塩分を失うと、
    血管の中の水分量は自ずと減少していきます。
    血管の中の血液量は減ります。
    血液の中の水分量に比例して、酸素が溶け込める量が決まります。
    体にとって必要な酸素が十分に供給できなくなるのです。
    酸欠反応が出てしまいますね。
    そして、水分量が減った血液を循環させるために心臓は早く動こうとします。
    頻脈状態に陥るのです。
    心臓に負担がかかり、酸欠状態のため、呼吸も早くなります。

    減塩を頑張って実行している人は、
    心臓と肺に負担がかかってしまうのです。

    6.単に体調が悪い。

    風邪をひいている。
    お腹を下している。
    だるい。
    など、なんか体調が優れない時は熱中症になりやすいのです。

    身体を休ませようとして悪い調子にしています。
    お腹中で食べ物が腐ってしまっているため、下痢にしてお腹をスッキリさせています。

    身体を治すために一生懸命内臓が仕事をしているので、こんな調子の時は余計なエネルギーを使わない方が良いのです。

    お腹を下しているときは、腸の掃除のために大量の水分を使うので、ただでさえ脱水症状になりやすいです。

    体調が優れない時は無理をしないことです。
    頭を冷やして、下半身を温めて、ゆっくりすることが大切です。

    7.自らの体温調節機能をうまく使えていない

    1〜6の要因から体温調節機能が使えなくなるため、体に熱がこもらないように、対策をしっかりやっておくことです。

    まとめてみると

    *暑いところに長時間居ないようにする。日陰で休憩する。

    *のどが乾かないうちに水分を摂取する。

    *保冷剤で頭を冷やす。
    頭から水を浴びる。
    シャワーを浴びる。

    *自然海塩を十分に摂取する。(目安 1日あたり20g)

    *甘いものは控えて、食べ過ぎないようにする。

    *エアコンの温度は27〜28℃に設定して、扇風機、窓開け、強風にしておく。
    除湿にはしないこと。

    *頭寒足熱を意識して、身につける衣服を選ぶこと。

    *体調管理をしっかりやり、体調が優れない時は無理をしないように生活する。

    詳しくはすぎなか整骨院ホームページ
    コラムを覗いてみてください。
    http://chiryouka-suginaka.net/blog/column/

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    患者さまの身体を理解し、しっかりサポート出来るように勉強してきました。様々なお悩みにもしっかりサポートしていきます。

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  • 熱中症になりやすいのは?を投稿しました。

    熱中症について NO.2

    熱中症についてNO.1では、熱中症の症状についてまとめてみましたのでぜひご覧ください。

    熱中症について NO.1

    続いては、
    熱中症になりやすい原因についてです。

    とても大事なのはことだと思います。
    しっかりと頭に叩き込んでください!

    自分が知る限りでは、自分が若いときには熱中症で倒れて、救急車で搬送されることがとても少なかったように思われます。
    なんでこうも、最近は毎年のように熱中症で救急搬送される方がとても多いのか疑問に思っています。

    ただ単に、地球温暖化の影響によって気温の上昇が関係しているのかとも思われますが、現代医療が発展しているにもかかわらず熱中症でお亡くなりになっている方が多いと耳にします。

    これは果たしてどういうことなのか?

    熱中症の原因は、体温のコントロールができなくなってしまった状況だと思います。
    これには、
    エアコンで室内の温度がコントロールできると言う点も挙げられると思います。
    涼しいところにばかり居れば、暑さから体の身を守るための防御反応がうまく働くことができないはずです。
    暑さに慣れていないことが原因なのです。
    そして、涼しい室内と暑い屋外では気温差が激しくなります。
    この温度差は、確実に自律神経を狂わして行きます。

    本来であれば、夏は暑さに耐えるように体が変化します。逆に、冬は寒いしさに耐えられるように体が変化しているのです。
    体の中では、体温の温度のコントロール機能がしっかり働いていれば問題ないはずです。

    昔は、農業や工業、建設業などの第3次産業の割合が多く、外での肉体労働を行う人が多かったはずです。
    そして、自分もそうだっのですが、
    子供たちも夏の暑さに負けずと、
    外で遊んだり、外でスポーツに励んでいました。
    その時、熱中症の報道はあまり耳にしなかったように思います。

    昔の人は、暑さや寒さに耐性があり、強かったと感じます。

    現代の人はどうでしょう。

    暑さや寒さに対して関係なく、何かしらの原因で体調を崩しやすくなっているのではないだしょうか?
    体温コントロールができなくて、熱中症になりやすい原因を作ってしまっていることを考えてみます。

    1.衣服で体温をコントロールし過ぎている
    2.過剰に室内の気温を上げたり、下げている
    3.季節に関係なく野菜や果物を食べる
    4.甘いものばかりとっている
    5.減塩活動をしている人が多い
    6.単に体調が悪い
    7.自らの体温調節機能をうまく使えていない

    このことに対して説明してみましょう。

    1.衣服で体温をコントロールし過ぎている。

    自分は小学生の頃、冬でも夏でもあまり着る服に変化がありませんでした。
    暑ければ、汗をどんどんかきました。
    寒ければ、体をふるわせて、鳥肌が立っていました。
    これも、大事な体の深部体温をコントロールするための仕組みなのです。

    寒ければ過剰に洋服を切る。
    暑ければ過剰に体を冷やす服を着る。
    健康の秘訣は頭寒足熱です。
    夏でも冬でも、下半身の温度を気にせず、上着だけどんどん暑くして体温をコントロールしたりしていますね。
    足が冷えれば、顔はのぼせます。
    顔がのぼせていれば、足が勝手に冷えます。

    このような状況では、体調が崩しやすくなることもわかると思います。

    とにかく、
    上半身で温度調整し、下半身は室内にいる時は冷やさない工夫をしておくといいと思います。

    2.過剰に室内の気温を上げたり、下げている。

    エアコンによって、室内温度のコントロールができるようになりました。
    以前とは違って、高級品ではなくなったエアコンですが、家の各部屋に1台のエアコンが設置されていると思います。
    狭い部屋で密閉された空間で、衣類による体温調節をしないで、過剰にエアコンに頼りきっている人が見受けられます。

    室内と外気の温度差が大きくなると、身体としては
    寒さに対応したら良いのか、
    暑さに対応したら良いのか、
    混乱してしまいます。
    人間を含め、動物は自然環境とともに生活しているので、急激な温度変化に対応するすべを持ち合わせていないはずです。
    そこで、自律神経が狂わされてしまう可能性があるのです。

    エアコンの温度は27〜28℃に設定しておくと良いとされています。
    そして、室内の空気を循環させておくために、
    エアコンを強風にして、
    窓を開けたり、
    扇風機を回しておく
    と良いです。

    3.季節に関係なく野菜や果物を食べる。

    食べ物は、その時に、その場所でとれた地産地消の野菜や果物が良いとされています。

    糖質の多く含んだ野菜や果物は暖かい気候や地域に生息し、
    糖質は体温を下げる原因になるのです。

    逆に、ミネラル分が多く含まれた野菜や果物は寒い気候や地域に生息し、
    体が温まるようにしてくれています。

    夏野菜は地表から上にある葉物が多く、柔らかくて水分を多く含み、カリウムが多いものが多いのです。
    生で食べることが多い食材です。

    春や冬に採れ、寒い時期に採れる野菜は、根菜類が多く、味が濃かったり、難かったり、エグ味を伴うものが多いです。
    基本的に熱を加えて、煮込む料理に多く使うと思います。

    今現在、野菜や果物は温室栽培や輸入品が多く出回っているため、その場所でその時取れたもの以外のものを口にすることが多いです。

    真冬に、南国のフルーツや野菜を多く食べてしまえば、体が冷えやすくなります。
    体が冷えたまま、春を迎え、梅雨を越し、
    エアコンや冷たい食べ物ばかり食べておくと、
    下半身の冷えが増強されていくのです。

    気候が暑くなっても体の冷えから起こる体の痛みを訴える患者さんがとても多いのが現状です。
    患者さんから見ていても、体温のコントロールがうまくできていない方が多くいるため、熱中症の危険性が高まる一方です。

    4.甘いものばかりとっている。

    先ほども述べましたが、真冬に甘いものばっかり食べていると体が冷えやすくなります。

    体にある熱源は、主に肺や心臓、肝臓です。
    肋骨から上の部分に位置します。
    最近はあまり動かないで、
    頭ばかり使っている方が多いので、
    脳にも熱を蓄えてしまいます。
    上半身ばかり汗をかいて、のぼせている方がとても多いのです。

    外に出て、歩いたりスポーツをすれば、体の70%を占める足の筋肉が熱を作ってくれるため、下半身は冷えません。

    体が冷えやすくなっている方が多いため、自宅で安静にしていれば、下半身は冷え、上半身はのぼせていきます。
    健康とされる頭寒足熱の逆を行ってしまっているのです。

    5.減塩活動をしている人が多い。

    日本では戦後から塩田禁止法が制定され、工業的にに作られた食塩を食べることが良いとされてしまっています。
    回水を電気分解し、濃縮された化学記号NaClの塩化ナトリウムを結晶化したものを食塩といいます。

    血液や体液の元は、海水です。
    海水には天然に存在する90種類の元素が含まれると言われています。
    生命活動によって90種類の元素が必要不可欠なのです。

    ここで食塩NaClだけををたくさん摂取していたらどうだろうか?
    体のミネラルバランスが大きく崩され、体調崩すことが容易にわかると思います。
    イオン化されたナトリウムは、体の水分を蓄えようとする働きがあり、血圧が上昇し、むくみの原因になります。
    工業的に作られた食塩は高血圧の原因なのです。

    さらに、塩をとることが西洋医学では体に悪いとされ、減塩活動を熱心に行っている方が多く見受けられます。
    塩はマルチミネラルです。

    ミネラルは
    体液バランスを整える
    神経伝達を整える
    ホルモンの生成に不可欠
    各種酵素の生成に不可欠
    なのです。

    ここで、熱中症とどのような関係があるかと言うと、
    たくさんの汗をかけば、水分とともにミネラル分(海水)が体内から出てきてしまいます。
    血液中の塩分濃度は一定に保たれているので、
    大量に塩分を失うと、
    血管の中の水分量は自ずと減少していきます。
    血管の中の血液量は減ります。
    血液の中の水分量に比例して、酸素が溶け込める量が決まります。
    体にとって必要な酸素が十分に供給できなくなるのです。
    酸欠反応が出てしまいますね。
    そして、水分量が減った血液を循環させるために心臓は早く動こうとします。
    頻脈状態に陥るのです。
    心臓に負担がかかり、酸欠状態のため、呼吸も早くなります。

    減塩を頑張って実行している人は、
    心臓と肺に負担がかかってしまうのです。

    6.単に体調が悪い。

    風邪をひいている。
    お腹を下している。
    だるい。
    など、なんか体調が優れない時は熱中症になりやすいのです。

    身体を休ませようとして悪い調子にしています。
    お腹中で食べ物が腐ってしまっているため、下痢にしてお腹をスッキリさせています。

    身体を治すために一生懸命内臓が仕事をしているので、こんな調子の時は余計なエネルギーを使わない方が良いのです。

    お腹を下しているときは、腸の掃除のために大量の水分を使うので、ただでさえ脱水症状になりやすいです。

    体調が優れない時は無理をしないことです。
    頭を冷やして、下半身を温めて、ゆっくりすることが大切です。

    7.自らの体温調節機能をうまく使えていない

    1〜6の要因から体温調節機能が使えなくなるため、体に熱がこもらないように、対策をしっかりやっておくことです。

    まとめてみると

    *暑いところに長時間居ないようにする。日陰で休憩する。

    *のどが乾かないうちに水分を摂取する。

    *保冷剤で頭を冷やす。
    頭から水を浴びる。
    シャワーを浴びる。

    *自然海塩を十分に摂取する。(目安 1日あたり20g)

    *甘いものは控えて、食べ過ぎないようにする。

    *エアコンの温度は27〜28℃に設定して、扇風機、窓開け、強風にしておく。
    除湿にはしないこと。

    *頭寒足熱を意識して、身につける衣服を選ぶこと。

    *体調管理をしっかりやり、体調が優れない時は無理をしないように生活する。

    詳しくはすぎなか整骨院ホームページ
    コラムを覗いてみてください。
    http://chiryouka-suginaka.net/blog/column/

    治りやすい身体をつくって元気な明日へ
    住所 東京都杉並区阿佐谷北6ー30ー3ー1階
    電話番号 03ー3310ー4013
    ホームページ http://chiryouka-suginaka.net

    2006年国家資格 柔道整復師 取得

    患者さまの身体を理解し、しっかりサポート出来るように勉強してきました。様々なお悩みにもしっかりサポートしていきます。

    杉並区 阿佐ヶ谷 下井草
    中野区 鷺ノ宮 
    練馬区 中村

  • 熱中症になりやすいのは?

    熱中症について NO.2

    熱中症についてNO.1では、熱中症の症状についてまとめてみましたのでぜひご覧ください。

    熱中症について NO.1

    続いては、
    熱中症になりやすい原因についてです。

    とても大事なのはことだと思います。
    しっかりと頭に叩き込んでください!

    自分が知る限りでは、自分が若いときには熱中症で倒れて、救急車で搬送されることがとても少なかったように思われます。
    なんでこうも、最近は毎年のように熱中症で救急搬送される方がとても多いのか疑問に思っています。

    ただ単に、地球温暖化の影響によって気温の上昇が関係しているのかとも思われますが、現代医療が発展しているにもかかわらず熱中症でお亡くなりになっている方が多いと耳にします。

    これは果たしてどういうことなのか?

    熱中症の原因は、体温のコントロールができなくなってしまった状況だと思います。
    これには、
    エアコンで室内の温度がコントロールできると言う点も挙げられると思います。
    涼しいところにばかり居れば、暑さから体の身を守るための防御反応がうまく働くことができないはずです。
    暑さに慣れていないことが原因なのです。
    そして、涼しい室内と暑い屋外では気温差が激しくなります。
    この温度差は、確実に自律神経を狂わして行きます。

    本来であれば、夏は暑さに耐えるように体が変化します。逆に、冬は寒いしさに耐えられるように体が変化しているのです。
    体の中では、体温の温度のコントロール機能がしっかり働いていれば問題ないはずです。

    昔は、農業や工業、建設業などの第3次産業の割合が多く、外での肉体労働を行う人が多かったはずです。
    そして、自分もそうだっのですが、
    子供たちも夏の暑さに負けずと、
    外で遊んだり、外でスポーツに励んでいました。
    その時、熱中症の報道はあまり耳にしなかったように思います。

    昔の人は、暑さや寒さに耐性があり、強かったと感じます。

    現代の人はどうでしょう。

    暑さや寒さに対して関係なく、何かしらの原因で体調を崩しやすくなっているのではないだしょうか?
    体温コントロールができなくて、熱中症になりやすい原因を作ってしまっていることを考えてみます。

    1.衣服で体温をコントロールし過ぎている
    2.過剰に室内の気温を上げたり、下げている
    3.季節に関係なく野菜や果物を食べる
    4.甘いものばかりとっている
    5.減塩活動をしている人が多い
    6.単に体調が悪い
    7.自らの体温調節機能をうまく使えていない

    このことに対して説明してみましょう。

    1.衣服で体温をコントロールし過ぎている。

    自分は小学生の頃、冬でも夏でもあまり着る服に変化がありませんでした。
    暑ければ、汗をどんどんかきました。
    寒ければ、体をふるわせて、鳥肌が立っていました。
    これも、大事な体の深部体温をコントロールするための仕組みなのです。

    寒ければ過剰に洋服を切る。
    暑ければ過剰に体を冷やす服を着る。
    健康の秘訣は頭寒足熱です。
    夏でも冬でも、下半身の温度を気にせず、上着だけどんどん暑くして体温をコントロールしたりしていますね。
    足が冷えれば、顔はのぼせます。
    顔がのぼせていれば、足が勝手に冷えます。

    このような状況では、体調が崩しやすくなることもわかると思います。

    とにかく、
    上半身で温度調整し、下半身は室内にいる時は冷やさない工夫をしておくといいと思います。

    2.過剰に室内の気温を上げたり、下げている。

    エアコンによって、室内温度のコントロールができるようになりました。
    以前とは違って、高級品ではなくなったエアコンですが、家の各部屋に1台のエアコンが設置されていると思います。
    狭い部屋で密閉された空間で、衣類による体温調節をしないで、過剰にエアコンに頼りきっている人が見受けられます。

    室内と外気の温度差が大きくなると、身体としては
    寒さに対応したら良いのか、
    暑さに対応したら良いのか、
    混乱してしまいます。
    人間を含め、動物は自然環境とともに生活しているので、急激な温度変化に対応するすべを持ち合わせていないはずです。
    そこで、自律神経が狂わされてしまう可能性があるのです。

    エアコンの温度は27〜28℃に設定しておくと良いとされています。
    そして、室内の空気を循環させておくために、
    エアコンを強風にして、
    窓を開けたり、
    扇風機を回しておく
    と良いです。

    3.季節に関係なく野菜や果物を食べる。

    食べ物は、その時に、その場所でとれた地産地消の野菜や果物が良いとされています。

    糖質の多く含んだ野菜や果物は暖かい気候や地域に生息し、
    糖質は体温を下げる原因になるのです。

    逆に、ミネラル分が多く含まれた野菜や果物は寒い気候や地域に生息し、
    体が温まるようにしてくれています。

    夏野菜は地表から上にある葉物が多く、柔らかくて水分を多く含み、カリウムが多いものが多いのです。
    生で食べることが多い食材です。

    春や冬に採れ、寒い時期に採れる野菜は、根菜類が多く、味が濃かったり、難かったり、エグ味を伴うものが多いです。
    基本的に熱を加えて、煮込む料理に多く使うと思います。

    今現在、野菜や果物は温室栽培や輸入品が多く出回っているため、その場所でその時取れたもの以外のものを口にすることが多いです。

    真冬に、南国のフルーツや野菜を多く食べてしまえば、体が冷えやすくなります。
    体が冷えたまま、春を迎え、梅雨を越し、
    エアコンや冷たい食べ物ばかり食べておくと、
    下半身の冷えが増強されていくのです。

    気候が暑くなっても体の冷えから起こる体の痛みを訴える患者さんがとても多いのが現状です。
    患者さんから見ていても、体温のコントロールがうまくできていない方が多くいるため、熱中症の危険性が高まる一方です。

    4.甘いものばかりとっている。

    先ほども述べましたが、真冬に甘いものばっかり食べていると体が冷えやすくなります。

    体にある熱源は、主に肺や心臓、肝臓です。
    肋骨から上の部分に位置します。
    最近はあまり動かないで、
    頭ばかり使っている方が多いので、
    脳にも熱を蓄えてしまいます。
    上半身ばかり汗をかいて、のぼせている方がとても多いのです。

    外に出て、歩いたりスポーツをすれば、体の70%を占める足の筋肉が熱を作ってくれるため、下半身は冷えません。

    体が冷えやすくなっている方が多いため、自宅で安静にしていれば、下半身は冷え、上半身はのぼせていきます。
    健康とされる頭寒足熱の逆を行ってしまっているのです。

    5.減塩活動をしている人が多い。

    日本では戦後から塩田禁止法が制定され、工業的にに作られた食塩を食べることが良いとされてしまっています。
    回水を電気分解し、濃縮された化学記号NaClの塩化ナトリウムを結晶化したものを食塩といいます。

    血液や体液の元は、海水です。
    海水には天然に存在する90種類の元素が含まれると言われています。
    生命活動によって90種類の元素が必要不可欠なのです。

    ここで食塩NaClだけををたくさん摂取していたらどうだろうか?
    体のミネラルバランスが大きく崩され、体調崩すことが容易にわかると思います。
    イオン化されたナトリウムは、体の水分を蓄えようとする働きがあり、血圧が上昇し、むくみの原因になります。
    工業的に作られた食塩は高血圧の原因なのです。

    さらに、塩をとることが西洋医学では体に悪いとされ、減塩活動を熱心に行っている方が多く見受けられます。
    塩はマルチミネラルです。

    ミネラルは
    体液バランスを整える
    神経伝達を整える
    ホルモンの生成に不可欠
    各種酵素の生成に不可欠
    なのです。

    ここで、熱中症とどのような関係があるかと言うと、
    たくさんの汗をかけば、水分とともにミネラル分(海水)が体内から出てきてしまいます。
    血液中の塩分濃度は一定に保たれているので、
    大量に塩分を失うと、
    血管の中の水分量は自ずと減少していきます。
    血管の中の血液量は減ります。
    血液の中の水分量に比例して、酸素が溶け込める量が決まります。
    体にとって必要な酸素が十分に供給できなくなるのです。
    酸欠反応が出てしまいますね。
    そして、水分量が減った血液を循環させるために心臓は早く動こうとします。
    頻脈状態に陥るのです。
    心臓に負担がかかり、酸欠状態のため、呼吸も早くなります。

    減塩を頑張って実行している人は、
    心臓と肺に負担がかかってしまうのです。

    6.単に体調が悪い。

    風邪をひいている。
    お腹を下している。
    だるい。
    など、なんか体調が優れない時は熱中症になりやすいのです。

    身体を休ませようとして悪い調子にしています。
    お腹中で食べ物が腐ってしまっているため、下痢にしてお腹をスッキリさせています。

    身体を治すために一生懸命内臓が仕事をしているので、こんな調子の時は余計なエネルギーを使わない方が良いのです。

    お腹を下しているときは、腸の掃除のために大量の水分を使うので、ただでさえ脱水症状になりやすいです。

    体調が優れない時は無理をしないことです。
    頭を冷やして、下半身を温めて、ゆっくりすることが大切です。

    7.自らの体温調節機能をうまく使えていない

    1〜6の要因から体温調節機能が使えなくなるため、体に熱がこもらないように、対策をしっかりやっておくことです。

    まとめてみると

    *暑いところに長時間居ないようにする。日陰で休憩する。

    *のどが乾かないうちに水分を摂取する。

    *保冷剤で頭を冷やす。
    頭から水を浴びる。
    シャワーを浴びる。

    *自然海塩を十分に摂取する。(目安 1日あたり20g)

    *甘いものは控えて、食べ過ぎないようにする。

    *エアコンの温度は27〜28℃に設定して、扇風機、窓開け、強風にしておく。
    除湿にはしないこと。

    *頭寒足熱を意識して、身につける衣服を選ぶこと。

    *体調管理をしっかりやり、体調が優れない時は無理をしないように生活する。

    詳しくはすぎなか整骨院ホームページ
    コラムを覗いてみてください。
    http://chiryouka-suginaka.net/blog/column/

    治りやすい身体をつくって元気な明日へ
    住所 東京都杉並区阿佐谷北6ー30ー3ー1階
    電話番号 03ー3310ー4013
    ホームページ http://chiryouka-suginaka.net

    2006年国家資格 柔道整復師 取得

    患者さまの身体を理解し、しっかりサポート出来るように勉強してきました。様々なお悩みにもしっかりサポートしていきます。

    杉並区 阿佐ヶ谷 下井草
    中野区 鷺ノ宮 
    練馬区 中村

  • 8月の休診日程について。

    8月は連休は取らずに診療しています。

    バラバラで休診にしますので、お間違えのないようにお願いします。

    8月9日と10日で
    キャンプに行こうと思っていましたが、前回のキャンプで車が故障したためいけなくなってしまいました。

    子供たちに思い出を残してあげたいと思い、息子と娘にそれぞれ何がしたいか伺ってみました。

    息子は流れるプールに行きたい!
    娘は釣りに行きたい!

    この二日間は自分1人で子供の相手をすると決めていました。

    9日は朝3時半に家を出発し、子供も飽きないであろうと思われる釣りができる公園に向かいました。
    場所は豊洲ぐるり公園。
    朝4時半に現地に到着し、次の準備に取り掛かります。
    子供たちは真っ先にレジャーシートをひいて寝ていました。

    子供たちが寝ている間に、コノシロと言う小さい魚が2匹釣れました。
    周りでもちょいちょい連れている感じでした。
    子供たちは7時位まで寝ていたため、その後自分の竿には魚がかかりませんでした。
    暑くなったので9時半に撤収。
    子供たちは、公園でスケボーをしたり、ラジコンをしたり、ご飯やお菓子を食べたりして楽しんで降りました。

    連休2日目は
    西武遊園地のプールです。
    豊島園はめちゃくちゃ混んでいるような感じだったので、空いてると噂されていた西武遊園地です。
    今西武遊園地は改装工事中らしく、営業していませんでした。
    プールは通常通りやっていたようです。

    プールは事前にネットでチケットを購入しないと入場できません。
    9時に家を出て、10時にプールに到着し、場所探しから入りました。

    プールからちょっと離れた場所にテントを作りました。
    朝からかなり混んでいる感じがしました。
    子供達の要望に応えながら、15時30分までプールにいました。

    子供たちはとても喜んでくれて安心しました。
    9月にまたキャンプに行けたらいいなと考えております。

  • 必読です!熱中症について投稿しました。

    熱中症について書いてみようと思います。

    夏になると、気温が30度以上になり、あちこちで熱中症に対して注意されるようになりますね。
    熱中症は主に
    ミネラル分不足、
    水分不足、
    酸素不足、
    として症状が現れます。

    熱中症のサインとは

    1.口がやたらと渇く
    2.立ちくらみやめまいがする
    3.生あくびが頻発する
    4.頭痛
    5.吐き気や嘔吐がある
    6.手足のけいれんが出る
    7.身体がだるくなる
    8.まっすぐに歩けない
    9.汗が出過ぎたり、出なくなったりする
    10.意識がなくなる、混濁する

    このような症状が出始めたら、体の水分不足、ミネラル分不足、酸欠症状を考えた方が良いと思います。

    それぞれを説明しておきますね。

    1、口がやたらと渇く。
    口が渇いたり、唇が渇いたりすると、唾液がうまく分泌されていない信号です。
    まずは、口に水を含み、口の中で水分を長時間止め潤いを与えていきましょう。
    それから飲み込むのです。
    体に熱がこもりすぎたため、体温を下げるために水を欲するための症状です。
    氷を口の中に入れて溶かしながら飲み込むと言うのも良い方法だと思います。血液の温度を下げるために水分を多めに取ることが必要になります。

    2.立ちくらみやめまいがする。
    立ちくらみやめまいは簡単に言うと脳の酸欠反応です。
    汗をいっぱい書いたり、呼吸が浅い状態が続いていると、
    血中の水分量と血中の酸素濃度が低下し、
    脳への酸素供給量が減少したため、
    「座ってなさい」
    「寝ていいなさい」
    と言う動かないようにするためにサインを出します。
    このサインが出たときは、自然海塩と水分をしっかり取り、深呼吸を繰り返していくと症状が緩和されていきます。

    3.生あくびが頻発する。
    あくびをすると言う事は、酸欠症状の1つです。
    ため息も酸欠症状の1つです。
    知らずのうちに深呼吸をしてくれているサインなのです。

    4.頭痛
    頭痛は様々な要因で引き起こされますが、
    熱中症の場合、頭部に熱がこもり、自律神経が乱されたため、血管が収縮し、頭皮や頭蓋骨への血流障害によって引き起こされると思います。
    まずは、頭を冷水で冷やす、氷枕で頭を冷やす等の対策が考えられます。
    それとともに頭皮や頭蓋骨への血流を改善するために、
    十分なミネラル分と水分をしっかり取りましょう。
    酸欠症状でも頭痛が出るので、深呼吸を繰り返し行うことが重要です。

    5.吐き気や嘔吐がある。
    吐き気や嘔吐の症状は胃から出る反応の1つです。
    食べたものを消化するのに余裕がないために、胃袋から食べ物を吐き出させるために行うサインです。
    水分が足りなくて、消化がうまく行えない。
    水分が足りなくて、胃液が出せない。
    胃に送る血液が十分にないため消化を諦める。
    体調が悪いのに、胃を動かすためのエネルギーがない。
    こんな時に、吐き気や嘔吐という症状を出すのです。

    胃に入れてほしくないため、吐き出そうとするわけで、食べないことです。
    水は消化する必要がないため、水分をしっかりとって、
    場合にもよりますが、吐き気がおさまるまで吐けるものがなくなるまで吐き出した方がよさそうです。

    6.手足のけいれんがでる。
    手足の痙攣が起こったら要注意です。
    脳に熱がこもりすぎ、身体機能が脅かされた状態です。
    自律神経の影響によって引き起こされると考えられます。
    血液供給量も減少しているため、末端に血液を送り届けるために筋肉が収縮を繰り返して、血液を流そうとする反応だともいえます。

    とにかく安静が大事ですが、頭を冷やしたり、ミネラルや水分摂取を行っても症状が取れない場合は救急車を呼ぶことが賢明だといえます。

    7.身体がだるくなる。
    体に熱がこもりすぎて、体内の温度が下げられない状況にあると、動けない状況を作っていきます。
    動けば筋肉が熱を作るため、体温が上昇してしまいます。
    脳からの信号で、体にだるいと言う症状を与え、動作がゆっくりになります。
    余計なエネルギーを消費しないこと、
    安静にさせて体の熱を下げるようにするため
    の作業といえます。

    8.まっすぐに歩けない。
    これは酩酊状態といいます。
    脳の酸欠状態によって、意識が朦朧としているために、視点が定まらず、まっすぐに歩けない状態です。

    これは脳の反応、水分不足、ミネラル分不足、酸素不足から引き起こされていきます。
    まっすぐ歩けないのであれば、
    ぶつかったり、転倒する可能性がありますので、
    安静を保持して、呼吸を整え、症状が落ち着いてから動き始めましょう。

    アルコール摂取しても同じような症状が起きますが、同じ状態といえます。

    9.汗が出過ぎたり、出なくなってしまう。
    汗をかく事は、毒を出したり、体内の水分量を調節したり、体を冷やすためにの大事な作業です。

    汗が出すぎると言う事は、体に熱がこもりすぎているため、
    汗をかいて水分のの蒸発熱によって、体温を下げるために頑張っていることを意味します。

    逆に、汗が出なくなってしまう場合は、
    血中のミネラル不足になっている可能性があります。
    体液はほぼ海水の塩分組成と同じです。
    血液は現代の海水の塩分濃度の1/3です。
    これは生命活動に必要なため一定に保たれています。
    汗とともに体内のミネラル分がでてしまえば、当然ミネラル不足になってしまうのです。
    ミネラル分は骨に蓄えていますが、
    すぐに骨を溶かしてミネラル不足を補うことはできないため、
    汗の放出を抑えてしまうのです。
    強度の塩分不足は汗が出なくなって、体温の調節ができなくなって、危険な状況に陥ります。

    10.意識がなくなる、混濁する。
    この状況になると結構危険な状態であると考えられます。
    すぐさま病院へ駆け込むことが良いと思います。

    意識がなくなると言う事は、
    生命維持活動が危険な状態であることです。
    動けないようにして筋肉への酸素供給量を減らすこと
    考えられないようにして脳への酸素供給量を減らすこと
    が考えられます。
    生きていられるように、活動量を極端に制限するために防御反応なのです。
    熱中症で意識がなくなる事は
    脳への熱がこもりすぎて、思考回路を緊急停止状態にしてしまうとも考えられます。

    何かおかしいと気付いたら、
    応急処置としてまず涼しい場所に移り、
    水分補給をしてください。
    出来るだけ、塩水を摂取した方が良いです。

    スポーツドリンク系は、ものすごい量の砂糖が混入しているため、血糖値の急激な上昇を招いてしまいます。
    解糖系エネルギーが高い成人までの方はまだ良いのですが、
    高齢者の方々は糖を消費しにくい体になってしまっているため、砂糖が大量に入った飲料水は飲まない方がよいです。
    糖尿病に患ってしまっている方も多く見受けられるので、
    血液の血糖値の急上昇は厄介なことが起こります。

    熱中症は、
    涼しい場所に移動する、
    日傘や帽子を利用する、
    水分補給をこまめにするなど
    小さなことが予防に繋がります。
    予防対策を取れていない時でも、いち早く熱中症だと気付いて対処すれば重症にならずにすみます。
    そのために、熱中症のサインを知っておきましょう。

    詳しくはすぎなか整骨院ホームページ
    コラムを覗いてみてください。
    http://chiryouka-suginaka.net/blog/column/

    治りやすい身体をつくって元気な明日へ
    住所 東京都杉並区阿佐谷北6ー30ー3ー1階
    電話番号 03ー3310ー4013
    ホームページ http://chiryouka-suginaka.net

    2006年国家資格 柔道整復師 取得

    患者さまの身体を理解し、しっかりサポート出来るように勉強してきました。様々なお悩みにもしっかりサポートしていきます。

    杉並区 阿佐ヶ谷 下井草
    中野区 鷺ノ宮 
    練馬区 中村

  • 熱中症について NO.1

    熱中症について書いてみようと思います。

    夏になると、気温が30度以上になり、あちこちで熱中症に対して注意されるようになりますね。
    熱中症は主に
    ミネラル分不足、
    水分不足、
    酸素不足、
    として症状が現れます。

    熱中症のサインとは

    1.口がやたらと渇く
    2.立ちくらみやめまいがする
    3.生あくびが頻発する
    4.頭痛
    5.吐き気や嘔吐がある
    6.手足のけいれんが出る
    7.身体がだるくなる
    8.まっすぐに歩けない
    9.汗が出過ぎたり、出なくなったりする
    10.意識がなくなる、混濁する

    このような症状が出始めたら、体の水分不足、ミネラル分不足、酸欠症状を考えた方が良いと思います。

    それぞれを説明しておきますね。

    1、口がやたらと渇く。
    口が渇いたり、唇が渇いたりすると、唾液がうまく分泌されていない信号です。
    まずは、口に水を含み、口の中で水分を長時間止め潤いを与えていきましょう。
    それから飲み込むのです。
    体に熱がこもりすぎたため、体温を下げるために水を欲するための症状です。
    氷を口の中に入れて溶かしながら飲み込むと言うのも良い方法だと思います。血液の温度を下げるために水分を多めに取ることが必要になります。

    2.立ちくらみやめまいがする。
    立ちくらみやめまいは簡単に言うと脳の酸欠反応です。
    汗をいっぱい書いたり、呼吸が浅い状態が続いていると、
    血中の水分量と血中の酸素濃度が低下し、
    脳への酸素供給量が減少したため、
    「座ってなさい」
    「寝ていいなさい」
    と言う動かないようにするためにサインを出します。
    このサインが出たときは、自然海塩と水分をしっかり取り、深呼吸を繰り返していくと症状が緩和されていきます。

    3.生あくびが頻発する。
    あくびをすると言う事は、酸欠症状の1つです。
    ため息も酸欠症状の1つです。
    知らずのうちに深呼吸をしてくれているサインなのです。

    4.頭痛
    頭痛は様々な要因で引き起こされますが、
    熱中症の場合、頭部に熱がこもり、自律神経が乱されたため、血管が収縮し、頭皮や頭蓋骨への血流障害によって引き起こされると思います。
    まずは、頭を冷水で冷やす、氷枕で頭を冷やす等の対策が考えられます。
    それとともに頭皮や頭蓋骨への血流を改善するために、
    十分なミネラル分と水分をしっかり取りましょう。
    酸欠症状でも頭痛が出るので、深呼吸を繰り返し行うことが重要です。

    5.吐き気や嘔吐がある。
    吐き気や嘔吐の症状は胃から出る反応の1つです。
    食べたものを消化するのに余裕がないために、胃袋から食べ物を吐き出させるために行うサインです。
    水分が足りなくて、消化がうまく行えない。
    水分が足りなくて、胃液が出せない。
    胃に送る血液が十分にないため消化を諦める。
    体調が悪いのに、胃を動かすためのエネルギーがない。
    こんな時に、吐き気や嘔吐という症状を出すのです。

    胃に入れてほしくないため、吐き出そうとするわけで、食べないことです。
    水は消化する必要がないため、水分をしっかりとって、
    場合にもよりますが、吐き気がおさまるまで吐けるものがなくなるまで吐き出した方がよさそうです。

    6.手足のけいれんがでる。
    手足の痙攣が起こったら要注意です。
    脳に熱がこもりすぎ、身体機能が脅かされた状態です。
    自律神経の影響によって引き起こされると考えられます。
    血液供給量も減少しているため、末端に血液を送り届けるために筋肉が収縮を繰り返して、血液を流そうとする反応だともいえます。

    とにかく安静が大事ですが、頭を冷やしたり、ミネラルや水分摂取を行っても症状が取れない場合は救急車を呼ぶことが賢明だといえます。

    7.身体がだるくなる。
    体に熱がこもりすぎて、体内の温度が下げられない状況にあると、動けない状況を作っていきます。
    動けば筋肉が熱を作るため、体温が上昇してしまいます。
    脳からの信号で、体にだるいと言う症状を与え、動作がゆっくりになります。
    余計なエネルギーを消費しないこと、
    安静にさせて体の熱を下げるようにするため
    の作業といえます。

    8.まっすぐに歩けない。
    これは酩酊状態といいます。
    脳の酸欠状態によって、意識が朦朧としているために、視点が定まらず、まっすぐに歩けない状態です。

    これは脳の反応、水分不足、ミネラル分不足、酸素不足から引き起こされていきます。
    まっすぐ歩けないのであれば、
    ぶつかったり、転倒する可能性がありますので、
    安静を保持して、呼吸を整え、症状が落ち着いてから動き始めましょう。

    アルコール摂取しても同じような症状が起きますが、同じ状態といえます。

    9.汗が出過ぎたり、出なくなってしまう。
    汗をかく事は、毒を出したり、体内の水分量を調節したり、体を冷やすためにの大事な作業です。

    汗が出すぎると言う事は、体に熱がこもりすぎているため、
    汗をかいて水分のの蒸発熱によって、体温を下げるために頑張っていることを意味します。

    逆に、汗が出なくなってしまう場合は、
    血中のミネラル不足になっている可能性があります。
    体液はほぼ海水の塩分組成と同じです。
    血液は現代の海水の塩分濃度の1/3です。
    これは生命活動に必要なため一定に保たれています。
    汗とともに体内のミネラル分がでてしまえば、当然ミネラル不足になってしまうのです。
    ミネラル分は骨に蓄えていますが、
    すぐに骨を溶かしてミネラル不足を補うことはできないため、
    汗の放出を抑えてしまうのです。
    強度の塩分不足は汗が出なくなって、体温の調節ができなくなって、危険な状況に陥ります。

    10.意識がなくなる、混濁する。
    この状況になると結構危険な状態であると考えられます。
    すぐさま病院へ駆け込むことが良いと思います。

    意識がなくなると言う事は、
    生命維持活動が危険な状態であることです。
    動けないようにして筋肉への酸素供給量を減らすこと
    考えられないようにして脳への酸素供給量を減らすこと
    が考えられます。
    生きていられるように、活動量を極端に制限するために防御反応なのです。
    熱中症で意識がなくなる事は
    脳への熱がこもりすぎて、思考回路を緊急停止状態にしてしまうとも考えられます。

    何かおかしいと気付いたら、
    応急処置としてまず涼しい場所に移り、
    水分補給をしてください。
    出来るだけ、塩水を摂取した方が良いです。

    スポーツドリンク系は、ものすごい量の砂糖が混入しているため、血糖値の急激な上昇を招いてしまいます。
    解糖系エネルギーが高い成人までの方はまだ良いのですが、
    高齢者の方々は糖を消費しにくい体になってしまっているため、砂糖が大量に入った飲料水は飲まない方がよいです。
    糖尿病に患ってしまっている方も多く見受けられるので、
    血液の血糖値の急上昇は厄介なことが起こります。

    熱中症は、
    涼しい場所に移動する、
    日傘や帽子を利用する、
    水分補給をこまめにするなど
    小さなことが予防に繋がります。
    予防対策を取れていない時でも、いち早く熱中症だと気付いて対処すれば重症にならずにすみます。
    そのために、熱中症のサインを知っておきましょう。

    詳しくはすぎなか整骨院ホームページ
    コラムを覗いてみてください。
    http://chiryouka-suginaka.net/blog/column/

    治りやすい身体をつくって元気な明日へ
    住所 東京都杉並区阿佐谷北6ー30ー3ー1階
    電話番号 03ー3310ー4013
    ホームページ http://chiryouka-suginaka.net

    2006年国家資格 柔道整復師 取得

    患者さまの身体を理解し、しっかりサポート出来るように勉強してきました。様々なお悩みにもしっかりサポートしていきます。

    杉並区 阿佐ヶ谷 下井草
    中野区 鷺ノ宮 
    練馬区 中村

  • 熱中症について

    熱中症について書いてみようと思います。

    夏になると、気温が30度以上になり、あちこちで熱中症に対して注意されるようになりますね。
    熱中症は主に
    ミネラル分不足、
    水分不足、
    酸素不足、
    として症状が現れます。

    熱中症のサインとは

    1.口がやたらと渇く
    2.立ちくらみやめまいがする
    3.生あくびが頻発する
    4.頭痛
    5.吐き気や嘔吐がある
    6.手足のけいれんが出る
    7.身体がだるくなる
    8.まっすぐに歩けない
    9.汗が出過ぎたり、出なくなったりする
    10.意識がなくなる、混濁する

    このような症状が出始めたら、体の水分不足、ミネラル分不足、酸欠症状を考えた方が良いと思います。

    それぞれを説明しておきますね。

    1、口がやたらと渇く。
    口が渇いたり、唇が渇いたりすると、唾液がうまく分泌されていない信号です。
    まずは、口に水を含み、口の中で水分を長時間止め潤いを与えていきましょう。
    それから飲み込むのです。
    体に熱がこもりすぎたため、体温を下げるために水を欲するための症状です。
    氷を口の中に入れて溶かしながら飲み込むと言うのも良い方法だと思います。血液の温度を下げるために水分を多めに取ることが必要になります。

    2.立ちくらみやめまいがする。
    立ちくらみやめまいは簡単に言うと脳の酸欠反応です。
    汗をいっぱい書いたり、呼吸が浅い状態が続いていると、
    血中の水分量と血中の酸素濃度が低下し、
    脳への酸素供給量が減少したため、
    「座ってなさい」
    「寝ていいなさい」
    と言う動かないようにするためにサインを出します。
    このサインが出たときは、自然海塩と水分をしっかり取り、深呼吸を繰り返していくと症状が緩和されていきます。

    3.生あくびが頻発する。
    あくびをすると言う事は、酸欠症状の1つです。
    ため息も酸欠症状の1つです。
    知らずのうちに深呼吸をしてくれているサインなのです。

    4.頭痛
    頭痛は様々な要因で引き起こされますが、
    熱中症の場合、頭部に熱がこもり、自律神経が乱されたため、血管が収縮し、頭皮や頭蓋骨への血流障害によって引き起こされると思います。
    まずは、頭を冷水で冷やす、氷枕で頭を冷やす等の対策が考えられます。
    それとともに頭皮や頭蓋骨への血流を改善するために、
    十分なミネラル分と水分をしっかり取りましょう。
    酸欠症状でも頭痛が出るので、深呼吸を繰り返し行うことが重要です。

    5.吐き気や嘔吐がある。
    吐き気や嘔吐の症状は胃から出る反応の1つです。
    食べたものを消化するのに余裕がないために、胃袋から食べ物を吐き出させるために行うサインです。
    水分が足りなくて、消化がうまく行えない。
    水分が足りなくて、胃液が出せない。
    胃に送る血液が十分にないため消化を諦める。
    体調が悪いのに、胃を動かすためのエネルギーがない。
    こんな時に、吐き気や嘔吐という症状を出すのです。

    胃に入れてほしくないため、吐き出そうとするわけで、食べないことです。
    水は消化する必要がないため、水分をしっかりとって、
    場合にもよりますが、吐き気がおさまるまで吐けるものがなくなるまで吐き出した方がよさそうです。

    6.手足のけいれんがでる。
    手足の痙攣が起こったら要注意です。
    脳に熱がこもりすぎ、身体機能が脅かされた状態です。
    自律神経の影響によって引き起こされると考えられます。
    血液供給量も減少しているため、末端に血液を送り届けるために筋肉が収縮を繰り返して、血液を流そうとする反応だともいえます。

    とにかく安静が大事ですが、頭を冷やしたり、ミネラルや水分摂取を行っても症状が取れない場合は救急車を呼ぶことが賢明だといえます。

    7.身体がだるくなる。
    体に熱がこもりすぎて、体内の温度が下げられない状況にあると、動けない状況を作っていきます。
    動けば筋肉が熱を作るため、体温が上昇してしまいます。
    脳からの信号で、体にだるいと言う症状を与え、動作がゆっくりになります。
    余計なエネルギーを消費しないこと、
    安静にさせて体の熱を下げるようにするため
    の作業といえます。

    8.まっすぐに歩けない。
    これは酩酊状態といいます。
    脳の酸欠状態によって、意識が朦朧としているために、視点が定まらず、まっすぐに歩けない状態です。

    これは脳の反応、水分不足、ミネラル分不足、酸素不足から引き起こされていきます。
    まっすぐ歩けないのであれば、
    ぶつかったり、転倒する可能性がありますので、
    安静を保持して、呼吸を整え、症状が落ち着いてから動き始めましょう。

    アルコール摂取しても同じような症状が起きますが、同じ状態といえます。

    9.汗が出過ぎたり、出なくなってしまう。
    汗をかく事は、毒を出したり、体内の水分量を調節したり、体を冷やすためにの大事な作業です。

    汗が出すぎると言う事は、体に熱がこもりすぎているため、
    汗をかいて水分のの蒸発熱によって、体温を下げるために頑張っていることを意味します。

    逆に、汗が出なくなってしまう場合は、
    血中のミネラル不足になっている可能性があります。
    体液はほぼ海水の塩分組成と同じです。
    血液は現代の海水の塩分濃度の1/3です。
    これは生命活動に必要なため一定に保たれています。
    汗とともに体内のミネラル分がでてしまえば、当然ミネラル不足になってしまうのです。
    ミネラル分は骨に蓄えていますが、
    すぐに骨を溶かしてミネラル不足を補うことはできないため、
    汗の放出を抑えてしまうのです。
    強度の塩分不足は汗が出なくなって、体温の調節ができなくなって、危険な状況に陥ります。

    10.意識がなくなる、混濁する。
    この状況になると結構危険な状態であると考えられます。
    すぐさま病院へ駆け込むことが良いと思います。

    意識がなくなると言う事は、
    生命維持活動が危険な状態であることです。
    動けないようにして筋肉への酸素供給量を減らすこと
    考えられないようにして脳への酸素供給量を減らすこと
    が考えられます。
    生きていられるように、活動量を極端に制限するために防御反応なのです。
    熱中症で意識がなくなる事は
    脳への熱がこもりすぎて、思考回路を緊急停止状態にしてしまうとも考えられます。

    何かおかしいと気付いたら、
    応急処置としてまず涼しい場所に移り、
    水分補給をしてください。
    出来るだけ、塩水を摂取した方が良いです。

    スポーツドリンク系は、ものすごい量の砂糖が混入しているため、血糖値の急激な上昇を招いてしまいます。
    解糖系エネルギーが高い成人までの方はまだ良いのですが、
    高齢者の方々は糖を消費しにくい体になってしまっているため、砂糖が大量に入った飲料水は飲まない方がよいです。
    糖尿病に患ってしまっている方も多く見受けられるので、
    血液の血糖値の急上昇は厄介なことが起こります。

    熱中症は、
    涼しい場所に移動する、
    日傘や帽子を利用する、
    水分補給をこまめにするなど
    小さなことが予防に繋がります。
    予防対策を取れていない時でも、いち早く熱中症だと気付いて対処すれば重症にならずにすみます。
    そのために、熱中症のサインを知っておきましょう。

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    患者さまの身体を理解し、しっかりサポート出来るように勉強してきました。様々なお悩みにもしっかりサポートしていきます。

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    中野区 鷺ノ宮 
    練馬区 中村

  • 8月の診療日程です。

    8月の診療日程です。

    今年の夏は長期連休をとりません。

    休診日
    8月10日 山の日で祝日
    8月24日 休診

    午後の休診
    8月7日
    8月18日

    になっています。

    最近急に暑くなってきました。
    日中の気温の上昇とともに、夜の気温も下がりづらくなってきましたね。

    夜の寝冷えはなくなりそうですが、
    その分夜暑くて眠れないようなことがあるかと思われます。

    自分はエアコンはかけず、窓を少し開け、扉を開けたまま寝ています。

    寝ている間に体温は全身で1.5度下がると言われております。

    手と足は勝手に冷たくなるので、末端は冷えます。末端が冷えると、下腹も冷えやすくなります。

    足の熱源は筋肉に依存しているため、寝ている間は熱を作ってくれません。血液の温度によって温められているのです。

    足で冷やされた血液は、上に登ってきて下腹部を冷やして行きます。
    子宮や膀胱、直腸などを冷やして行くのです。

    無理に温度を下げてしまうと、下腹部の冷えを作ってしまいます。

    暑くて寝れない場合は

    頭にアイス枕
    扇風機を上方に向けてで首を振っておく

    といいと思います。

    窓を少し開けとくだけでも、夜の冷気が足元で頭を冷やしていくのです。

    頭寒足熱を目指して取り組んでいくと良いです。

    頭をアイス枕で冷やすと、
    頭ののぼせが取れ、
    手足のほてりが取れます。

    寝心地は良くなりますよ!

    詳しくはすぎなか整骨院ホームページ
    コラムを覗いてみてください。
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