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すぎなか整骨院が関節痛や神経痛など痛みの症状から、各部位の診療メニューをご紹介しています。当院は痛みの原因の追究を行い、患部だけでなく、関係する部位まで施術を行います。自然に治る身体の自己治癒性を高める施術で、痛みの症状を根本的に治していく治療です。阿佐ヶ谷、鷺ノ宮、下井草の整骨院なら施術経験豊富な当院にご来院ください。
関節痛・ぎっくり腰
関節痛について
関節痛はスポーツによる関節の負傷、日常生活の動作から関節が負傷して疼痛を発生させます。膝や股関節、肘、肩などの部位で起こり、症状が進むと強い痛みや熱を持つようになり、歩く、座る、立つという基本的な動作が制限されてしまいます。加齢によって軟骨がすり減り、関節表面の滑らかな動きが阻害され、骨が直接ぶつかることで痛みが起きる症状が代表的です。生まれつき関節がズレていたり、骨の発育不全だったりする場合もあります。仕事やスポーツによる使い過ぎも原因となり、ぎっくり腰も起こります。
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神経痛・ヘルニア
神経痛・ヘルニアについて
神経痛は特定の末梢神経の知覚範囲で突発的に起こる激しい痛みで、針で刺されたような鋭い痛みが繰り返し不規則に起こります。発作性の痛みと疾患による痛みがあり、症状が起きる部位により三叉神経痛、胸郭出口症候群、肋間神経痛、坐骨神経痛があります。発作性の痛みは末梢神経が圧迫や炎症により刺激されることで起こるとされます。
・三叉神経痛はあごの緊張、頭蓋骨の可動不全から発症しやすいです。
・胸郭出口症候群は首の斜角筋、鎖骨と肋骨の間、大胸筋・小胸筋、脇の下で神経や血管の圧迫により発症しやすいです。
・肋間神経痛は骨盤から背骨のゆがみにより、椎体と肋骨の肋椎関節のずれにより神経が圧迫され発症します。
・坐骨神経痛は腰椎間、骨盤のゆがみ、股関節のずれによって筋肉や靭帯が神経を圧迫し発症します。
神経痛を伴う疾患に腰部脊柱管狭窄症や腰椎すべり症、頚椎症、頸椎や腰椎で起こりやすい椎間板ヘルニアがあります。腰椎椎間板ヘルニアは、骨と骨をつなぐ椎間板に亀裂が入り、中の組織が飛び出して神経を圧迫することで起きます。若い人の症例も多く、腰や足が突っ張り、運動が制限されることが多くなります。
頚椎症や腰部脊柱管狭窄症は椎体が変形し、椎間板がつぶされて神経を圧迫することで起きます。
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捻挫
捻挫について
不自然な形にひねることで関節の靭帯や腱、軟骨などが傷つくケガのことで、内出血を起こすと患部が腫れてきます。腫れや痛みが引かない、または関節がグラついているときは靭帯断裂や骨折も考えられます。ひねったときの力の加わり具合により、一部の骨が剥がれたり、関節軟骨がへこんだりすることがあります。突き指も捻挫の一種です。捻挫はスポーツ中に起きたり、転んだり、階段を踏み外したりしたときに多く起こります。
関節の矯正を行い、包帯やテーピングにより固定を行います。必要に応じてより強固な固定を施し、関節の安定化を図ります。
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打撲
打撲について
衝突や転倒などにより強い衝撃を受け、筋肉や皮下組織などが損傷することで、「打ち身」と呼ばれることもあります。切り傷と違い、外に出血はありませんが、患部の皮膚が変色していれば内出血が起きています。時間が経つにつれ、青紫色から茶色、黄色、緑色などに変化します。骨折することもあり、特に頭部や目などを打撲するとより重症になる恐れがあります。スポーツではサッカーやバスケットなどで接触するときに起こりやすく、足腰が弱った高齢者がベッドや階段から落ちたり、敷居につまづいたりするケースもあります。
打撲の治療法
転んだり、スポーツの際に接触したりして打撲の症状が起きます。打撲は筋肉や皮下組織、関節等を痛め、内出血を伴い、腫れや熱を帯び、患部をかばうために筋肉が収縮し、機能障害を起こします。
まず患部の腫れを引かせるためにアイシングを施し、血流を良くして患部の回復を早める治療を行います。筋肉の異常収縮を取り除くため、経絡の施術を行うと腫れが引きやすく、異常収縮も収まり、痛みや機能障害が早く改善されます。
内出血の量が多いと血液内部で固まり、凝りになってしまい、筋肉を損傷していれば、その部分がしこりになってしまうケースがあります。初期処置を適切に行えば、その後の回復がスムーズです。テーピングや圧迫包帯で患部を安定させると痛みが軽減します。
成長痛
筋肉や骨、関節が未完成な子どもが昼間活発に動くため、疲れがたまり、痛みとなるのが成長痛です。骨の成長元となる骨端部分がまだもろく、大きな負担がかかると炎症を起こすためと考えられます。また、周囲にかまってもらいたい気持ちの表れとも言われます。幼児から中高生の成長期に発症し、夕方から朝方に膝の周囲、足の甲部分、かかと、股関節の痛みがありますが、朝には痛みが引くのが特徴です。昼間に痛がったり、痛みが強くなったり、歩き方が不自然だったりする場合は別の疾患が考えられます。
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スポーツによるケガ
「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」の2つがあります。
- スポーツ外傷
1回の衝撃で起こるもので、足首の捻挫や肩の脱臼、転倒による打撲、骨折、ふくらはぎの肉離れなどがあります。
- スポーツ障害
過度な繰り返しの動作や、間違った身体の使い方によって起きる筋肉や関節、骨の損傷のことです。疲労骨折やアキレス腱炎、ジャンパー膝、テニス肘などがあります。
スポーツ外傷なのか、スポーツ障害なのかによって治療法が変わってきます。
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頭痛
片頭痛、緊張型頭痛の2つの症状が代表的です。
- 片頭痛
片側で脈打つようなズキズキした痛みが繰り返され、めまいや吐き気、音や光に敏感になるなどの症状を伴うのが特徴です。脳の血管が拡張し、神経を圧迫することで発症し、自律神経の乱れ、女性ホルモンの変化、寝不足などが原因とされます。
- 緊張型頭痛
頭全体が締め付けられるような痛みがあります。緊張により血流が悪くなり、周囲の神経を刺激することが原因です。肩こりや悪い姿勢、口や顎の異常、緊張、不安感、うつ状態などが関係しており、頭痛の中で特に多いタイプです。
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びりびりしびれる
しびれは神経症状の一種で、長時間腕枕をして腕がしびれるような場合は、時間の経過とともに解消するため心配する必要はありません。特定の部位だけのしびれや、何日もしびれが引かない場合は要注意です。原因は無理な姿勢や筋肉・腱の疲労で神経血管が圧迫されている、冷えによる血行不良などがあります。痛みやしびれが起きている部位が原因であることは珍しく、むち打ちや頸椎ヘルニアなど頸椎周辺に異常が起きているケースが多いです。
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関節が動きづらい
けがをして関節にずれを生じさせた結果、関節を動かすための筋肉が緊張し、関節が硬くなり、動かしづらくなる状態を「拘縮(こうしゅく)」と言います。また、骨折などの外傷によりギプスを長期間固定していると、関節の周囲の筋肉や皮膚などの柔らかい組織が収縮し、癒着を起こし、関節の可動域が制限される拘縮が起きます。関節の運動がない、減少するのが一番の理由です。拘縮が起きると運動しないため、筋力の低下やリンパ、血流の流れが悪くなることで浮腫なども起こります。そのため、骨折や脱臼を治療する際の固定期間は注意が必要です。
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姿勢が悪い
通常、人間の背骨はゆるやかなS字カーブで頭部を支えていますが、胸の部分の胸椎が大きくカーブした状態が猫背です。どこが曲がっているかで首猫背、背中猫背、腰猫背などの種類があります。長時間のノートPCやスマホの使用、足を組んで座る癖による姿勢の歪み、運動不足による筋肉の衰えなどが原因です。姿勢が悪いと首や肩のこり、腰痛、頭痛、むくみやたるみの原因となります。背中が丸くなると胸郭の働きが鈍り、呼吸が浅くなって代謝機能が低下します。酸素の摂取量が減るため、運動能力が低下し、仕事や勉強に集中しづらくなります。
姿勢の治療法
座り方、立ち方、歩き方は姿勢に影響します。赤ちゃんの頃は問題がなくても、学校で勉強するようになって座り方が悪くなり、親の姿勢や座り方、歩き方を真似てしまうことで姿勢が崩れます。座り方が悪いと骨盤が後ろに傾き、背骨が丸くなり、頭が骨盤の後方にズレます。本来は骨盤と背骨で体を支えるので筋肉の緊張はありませんが、重力で押しつぶされ、背骨周りの筋肉や首がガチガチに固まります。立ち方が悪いとかかとに重心があり、膝や背骨が屈曲し、お尻が後ろに突き出た体勢になり、肩は前方に巻き込んだ状態で首も湾曲してしまいます。
座り方や立ち方が悪いと歩き方もおかしくなります。不自然な姿勢を取るので筋肉が緊張し、長時間持続することで血流が悪くなります。骨盤が後ろに傾き、胸郭が下がることで内蔵が圧迫され、内臓への血流が悪化し、頸椎がひどく湾曲することで首の筋肉が緊張し、脳への血流も悪化します。子どもは呼吸が浅くなり、集中力や運動能力が低下し、高齢者も頭の働きや動作が鈍くなり、どちらも転倒しやすくなります。
姿勢の治療は足の指をちゃんと動かせるようにし、骨盤の傾きを改善し、腰椎の可動域を広げます。肋骨の動きを拡大し、姿勢が楽に保てる状態を作ることで、骨盤の上に頭がしっかり乗り、疲れにくく転倒しにくい歩き方が身につきます。体の痛みを取り、ケガを予防する上で姿勢の治療は必ず必要です。正しい姿勢のチェックとアドバイスも行います。
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自律神経の乱れ
心臓の筋肉や血圧、胃腸の働き、呼吸運動など意識せずに働く自律神経は、生命の維持に大切な役割を果たしています。自律神経には活動時に働く交感神経と、リラックス時に働く副交感神経があり、交感神経と副交感神経が必要に応じて優位な状況に傾き、内臓の働きを調節したり、精神をコントロールしたり、体温調節を無意識化で調節しています。
過度なストレスで緊張が続くと、交感神経が過剰に優位になり、自律神経系に乱れが生じます。頭痛、動悸やめまい、手足のしびれ、腰痛、背中の張り、倦怠感など全身に症状が表れます。
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せき・喘息
喘息の症状はせきや痰が出たり、ゼーゼーと喘いだり、せきだけが出る咳喘息もあります。
一般的なせきや喘息はホコリやダニなどのアレルギー物質、タバコの煙、ストレスなどにより気道に炎症が起きると発症します。その他にも物理的・身体的ストレスが原因で関節が動きにくくなる、神経機能の異常、筋肉の強ばりにより血液や神経が圧迫され、呼吸しづらくなることから起きる場合があります。これらの刺激全体の反応レベルが一定値を超えると、せきや喘息症状が出ると考えられます。背骨の矯正により姿勢が良くなると、肋骨の可動域が広がり、呼吸がしやすい状態になり、せき・喘息の症状を緩和することができます。