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コラム

  • 内転筋の肉離れを起こした女子高校生

    内転筋の肉離れを起こした女子高校生

    この女の子はチアリーディングして全国を目指している女子高校生です。

    今年はコロナウィルスの関係から、大会ではチームでリフトしたり全員で技を出せないような大会になってしまいました。

    今まで練習してきたことがこの関東大会で発揮することができなくなってしまいました。
    代わりに、関東大会ではチームでチアダンスをすると言う形になったようです。

    そのため、人を持ち上げたり、人を飛ばしたりする事はなく、個人技能メインの演目に変えられました。

    個人技能は、開脚ジャンプ、側転からバク転などの個人個人の演技を集団でやることです。

    この女子高生は、高校に入ってからチアリーディングを始めたため、側転やバク転が上手ではありませんでした。
    しかし、この女の子は絶対にトップチームに入ると決意し、学校での練習以外にもバク転教室に通い、努力を続けていました。
    いつもあとちょっとのところでバク転がうまくいかず、動画をチェックしたりしながらアドバイスを繰り返しやっていきました。

    大会のメンバーを決めるセレクションでは見事にバク転を決めてトップチームに入ることができました。
    関東大会当日までに、バク転の精度を上げるためにずっと努力をし続けていました。

    治療はメンテナンスや負傷した箇所を治療するため、私が動作解析をしアドバイスを得るために毎日のように通っていました。

    チアリーディングの練習は、
    練習時間も長く、
    できないことを繰り返し行うことで体に過度の負荷が加わり、
    手首や肩、首、股関節などを負傷していました。

    その都度、しっかり治療し、次の練習に向けてコンディショニングを図っていました。

    関東大会の6日前に
    右大腿部の内側、上端が激痛になり、歩くことも困難な状況になってしまいました。

    症状は
    歩行困難
    右大腿部の腫脹、熱感
    があり、
    チアリーディングの練習がとてもできるような状況ではなくなってしまいました。

    診断は
    右大腿部の内転筋、恥骨筋の肉離れ。

    歩くことも困難で、大会は絶望的に思いましたが、
    この女子高生は
    どうしても大会に出たい、
    どんな状況でも演技がしたい
    と言う熱い思いは変わりませんでした。

    今までの2年半のチアリーディングが無駄になってしまいます。
    バク転ができるようになってきたのに。

    私は
    どうしたら大会に出場できるのか
    どうやったら痛みを軽減できるのか
    必死に考え続けました。

    3日間の安静
    練習中は見学と動画を見てイメージトレーニング
    練習以外でもイメージトレーニング
    出血と腫れがひどいので圧迫固定
    大会まで治療に毎日通うこと

    こんなことを指導し、腫れや痛みがどんどん引いてきました。

    いざ練習を開始する時、再負傷や悪化を防ぐために

    どこまでやれば悪化しないかをしっかり考えること
    練習でやっていいこととやってはいけない事を理解してもらうこと
    悪化をさせないためにテーピングで補強すること
    痛みの出にくい動作を再確認してもらうこと
    弾性包帯で圧迫しながら、動作制限を設け悪化させないようにすること

    このようなことを実行してもらい、大会当日を迎えてもらいました。

    大会前日の治療

    ① 筋肉内や筋膜内に溜まった血液を全部出し切り、腫れをとにかく失くすようにしました。
    ② 動作を良くするために、仙腸関節、股関節、足首の可動調整を行いました。
    ③ 機能アップのために、内転筋や恥骨筋、腸腰筋の補強テーピングを施しました。
    ④ 弾性包帯で圧迫しながら筋肉の負担を抑えるようにしました。
    ⑤内転筋や恥骨筋の動作を補助するための上半身の筋肉をしっかり調整し、可動範囲ができる限り高めました。

    私ができることを徹底的に行い、整骨院で当日やる動作をやってもらいました。
    バク転はさすがにやってもらわないけど、開脚ジャンプはなんとかなりました。

    不完全ではあるものの、なんとかなりそうな程まで回復してました。

    本人もとても喜んでおり、あきらめなくてよかったと言っていました。

    大会での結果発表と痛みが悪化したかどうかを確認するために、大会の次の日にも来てもらいました。

    内転筋や恥骨筋のあれは明らかに晴れており、また歩行困難に陥っていました。

    これも想定内の範囲の状況であったため、良しとし、次に備えるために治療を行なっていきました。

    関東大会では、見事に演技を披露して、全国大会への切符を手にしました。

    チアリーディングは
    集団行動で同じ動作をやっていきます。
    大会の近くでメンバーが1人いなくなると、集団行動としての演技がまとまらなくなってしまうので、大会に出場できたことがとても嬉しかったです。

    この女子高校生のあきらめない姿勢から、私も一緒に治療でき、大会へ向けて努力できたことがとても楽しかったです。

    スポーツ選手は、怪我は致命的になってしまいます。
    日ごろのコンディショニングや大会までの調整がいかに大事ではないかと考えさせられた治療になります。

    詳しくはすぎなか整骨院ホームページ
    コラムを覗いてみてください。
    http://chiryouka-suginaka.net/blog/column/

    治りやすい身体をつくって元気な明日へ
    住所 東京都杉並区阿佐谷北6ー30ー3ー1階
    電話番号 03ー3310ー4013
    ホームページ http://chiryouka-suginaka.net

    2006年国家資格 柔道整復師 取得

    患者さまの身体を理解し、しっかりサポート出来るように勉強してきました。様々なお悩みにもしっかりサポートしていきます。

    杉並区 阿佐ヶ谷 下井草
    中野区 鷺ノ宮 
    練馬区 中村

  • 肋骨を痛めた格闘家の治療方法

    格闘家がスパーリング中に肋骨部を痛めた40代男性

    レスリングの練習をしているときに、
    寝技をしていて激しく体をひねった時に左肋骨部分を強く損傷しました。

    肋骨部分を痛めた場合、大体5日後位が痛みのピークになってしまいます。
    もし、肋骨の骨折があった場合は、損傷直後から激痛が発し、翌朝はもっと痛みが増していることが多いです。

    肋間筋の損傷や肋間筋の付着部の損傷があった場合は、
    徐々に痛みが増してきます。
    肋骨は手を動かしただけでも、肩甲骨が動かされるため肋骨も同時に連動して動かされてしまいます。
    肋骨は呼吸をするときに常に上下運動をしているため、肋間筋は休む間もなく動かされているのです。

    この格闘家の男性の方は
    肋骨損傷後、3日後にすぎなか整骨院に来院しました。

    肋骨を痛めた後も、熱心に練習を続け、痛みが増してきたため、日常生活にも支障をきたし、とうとう練習ができない状況になったようです。

    検査をしてみると、
    背骨の胸椎の真ん中あたりが明らかに可動不全に陥り、肋骨が動けない状況にありました。
    左の側胸部には明らかな腫脹が見られ、圧痛も広範囲に見受けられました。
    少し皮下出血斑が見られる。
    腹部が固まっている。
    動作が困難。
    肩を動かす時にも肋骨部に痛みが出る。
    呼吸をするだけでも痛い。
    胃と小腸が固まっている。
    などの状況が見られました。

    肋骨周辺を痛めた場合、痛みのピークが5日後になるため、2日後に痛みがピークに達し、徐々に痛みが減弱していくと言うことを説明しました。

    その方は、
    まだまだ痛くなるんですか?
    と驚いた様子でした。

    どうしても練習したかったようですが、
    1週間の安静保持を指導し、
    来れる日は毎日来るようにと説明しました。

    治療では、
    仙腸関節を調整し、頸椎を調整。
    腫れていない肋骨を避けて、肋骨の可動調整。
    腹部の硬結を減弱させる治療。
    胃と小腸を活性化。
    などを行いました。

    これで、肋骨部の腫脹はかなり減弱し、動作がある程度スムーズになりました。

    治療行って、動作が楽になり、動きたくなることが想定されるため、しっかり1週間練習は見学するようにと伝えました。

    どうしても、
    肋骨周辺への内部損傷があるため、
    内部損傷があるところを紹介してしまえば、
    もっと悪化することが考えられるからです。

    傷の修復には、ある程度の時間が必要です。

    治療では、
    事前に肋骨の可動調整を行い、腹圧の調整を行うため、症状がかなり楽になります。

    そして、食事はできるだけとらないようにと指導もします。
    食事をとると、胃や小腸が膨らみます。
    胃や小腸が膨隆してしまえば、肋骨や背骨を外側に圧迫してしまいます。
    そうすると、肋骨が窮屈になってしまい、うまく動かせなくなってしまいます。
    肋骨が無理矢理動かされるため、肋間筋や腹斜筋に余計な仕事をさせてしまい、その筋肉が疲労するため痛みが増すのです。
    腹部の硬結も無くしていかないとスムーズに症状が緩和されません。

    一般的に肋骨部の痛みは
    基本的に、安静か固定、アイシングぐらいしか処置の施しようがないと言われています。
    どうすればこの肋骨部分の痛みが楽になるか
    と言うことを追求していった結果、
    腹圧と肋骨可動に変化をつけてあげれば症状は落ち着いてきます。
    そして、内臓の調整をすることで、
    経絡やツボに出る
    余計な痛みが改善されます。

    この2点の考え方で、
    肋骨の激しい症状にも対応できるのです。

    とにかく、日常生活が楽になればと思い、全力で治療に当たっています。

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  • テレビの悪影響について

    TVとCM洗脳について

    最近患者さんの中では、
    新型コロナウィルスの情報をテレビばかりで入手している方が、
    自律神経が乱れたことから起こる症状を訴える方がかなり増えているのです。

    先日も、久しぶりにいらした患者さが、
    不眠症に陥ってしまいました。
    頭痛がしたり吐き気がしたりするようです。

    このような方が世の中にはたくさん増えているのではないかと思われます。

    人と接することを減らして、
    家族のみと過ごし、
    外出は極力減らす、
    暇だからテレビをずっとつけている
    入ってくる情報のみを信じる、
    自分では調べない、

    そんな方がたくさんいるのでしょう。

    最近このような症状訴える方が特徴として、感染拡大防止のための自粛を強化して実行している方ばかりです。

    家に閉じこもっている。
    遊びに出掛けない。
    暇なのでテレビの前にずっといる。
    新型コロナウィルスが恐ろしい。
    自分がかかったら死んでしまうのではないか。
    周りの人が感染者なのではないか。

    このような事態に陥っているのです。
    家にこもっていては、外の正しい情報は入手できないと思います。
    そして、テレビから発せられる情報が、あまりにも過激で、何回も報道されるので、脳にホラー映画をずっと見せられているような状況に陥ってしまいます。

    これでは、症状のゆるいコロナウィルスに感染していたほうがまだマシなのではないかと感じてしまう次第です。

    過度に自粛をしていて、家に閉じこもっていて、遊びにも行かなければ鬱的状況になるはずです。
    恐怖映像を繰り返し見ていれば、恐れや不安になってしまいます。

    テレビでコメントする人、街頭インタビューで話す人は、
    劇団員の演技、
    決められたセリフを言わせる
    過度な言い回しで興味をわかせる
    など、視聴率を上げる策が講じられているのも事実です。

    今回のブログでは、テレビの情報操作について書いてみたいと思います。

    テレビを見ていると、新型コロナウィルス関連情報として、様々な内容を報じていると思います。

    色々と勉強している私には、全く響かない内容ですので気にしないようにしています。

    仕事中によく聞いている東京F.M.では、言っている内容に変更がありました。

    どうやら、
    PCR検査陽性者は、新型コロナウィルス感染者にしても良いということになったようです。

    7月ぐらいまでは
    「新型コロナウィルス関連情報をお伝えします。今日のPCR検査陽性者数は○○○人でした。」

    最近では
    「新型コロナウィルス感染者数をお伝えします。今日の新型コロナウィルス感染者数は○○○人でした。」

    になっているではありませんか。

    この微妙な言い回しは、PCR検査陽性者が新型コロナウィルス感染者となっていることがわかります。

    PCR検査では、
    夏風邪の主な感染ウィルスとしてアデノウィルスがPCR検査が陽性になってしまうことがわかっています。

    夏風邪は、たいした熱も出ず、鼻が詰まったり、軽く咳き込んだり、だるさ、食欲不振などの症状を作っていきます。
    たいした症状ではないと言う事は皆さんお分かりになっていると思います。

    そして、PCR検査が陽性になった方がいた場合、
    その方がどこにいて、何をしていたかを問い詰められ、その方と関わった方を集団検査されているという実情です。

    アデノウイルスは毎年夏に流行すると教科書にも書かれています。
    昔から人類はウィルスと闘い続けていまして、たいした症状の出ないアデノウイルスや通常のコロナウィルスなどは感染拡大したとしても報道されません。

    PCR検査陽性=新型コロナウィルス陽性としてみられてしまいます。

    しかし、今ではどうなっているかと言うと、PCR検査をすることによって、
    鼻の穴の中や喉にウィルスが付着しているかどうかを判断目的で使われてしまっています。

    PCR検査は受けないほうがよさそうですね。

    そして、今は熱中症騒ぎが大きく報道されています。
    最近テレビで耳にしたのですが、
    「熱中症の症状と新型コロナウィルス感染の症状は似ていて区別がつきにくい。」

    と言うことを耳にしました。

    新型コロナウィルス感染症の症状は、そもそも肺炎になって死亡してしまうことが問題になっていたと思いますが、熱中症で肺炎になる事はほとんど考えられないです。よっぽど弱っていて、免疫力がない方がそうなるように思います。

    と言う事は、熱中症で病院に救急車で送られた場合、PCR検査をするようになったと言うことが考えられます。

    現代医学はかなりおかしな方向に向かっていますね。

    最近の新型コロナウィルス感染者数の増大はこの2つが大きく関与しているものだと思われます。

    何を信じて、どう捉えるかはご
    自身の知識と分析力によります。

    このような世の中になり、
    半年が過ぎました。

    今の世の中はおかしな事になっていると思って、自分で正しい情報を取り込むことが必要です。

    勉強するしかないのです。
    誰かに教えてもらうしかないのです。

    TVでの報道パターンは

    ①わざと衝撃的な映像を流し視聴者の注意を引きます。

    これによって、人々は動揺し、脳波はベータ波からアルファ波に変化し、大脳新皮質(分析・思考する脳)の動きが鈍くなります。
    脳波が遅くなると、無意識の領域に入ってきます。
    そして、衝撃度が強ければ強いほど、画面に集中していまいます。
    アルファ波はリラックスしている時は現れる脳波だと思いがちですが、
    実は衝撃、トラウマ、強い情動的な事を経験する時にも出てきます。

    ②文字やナレーションを流します。
    既に①で不安や恐れ等の感情が出てきますが、無意識状態で観ている映像、文字、ナレーションが潜在意識に入り込み、不安や怖れ等の感情が増強し、記憶として残ります。

    ③何度も繰り返す。
    何度も同じ様な映像を観る事によって、忘れられない記憶となり、更に不安や怖れ等の感情が強くなります。最初は「違うでしょ?」と思っていても、何度も繰り観る事によって自己暗示にかけられた状態になり、「やっぱり、そうなんだ!」と信じてしまいます。

    コレがTV・CMによる洗脳または脳へのすり込みの正体です。

    一度記憶に残った感情は
    意図的に癒やさない限り、私生活でも同じ感情を伴う出来事に遭遇することが多発します。(引き寄せの法則と呼ばれるものです。)

    繰り返し、自分の感覚(視覚、聴覚 )に働きかかると、イメージはどんどん鮮明になってしまいます。
    さらに脳の中で繰り返しイメージしてしまうので、どんどん強くインプットしていきます。

    恐らく、コロナ脳の方々がTVの見過ぎが原因なので
    「コロナ怖い。」
    「あの人マスクしてないから近寄らないようにしよう。」
    「自分もウイルス持っているかもしれない」
    という考えに陥ってしまうのです。

    この様な人々に、正しい知識を話したところで、TVでの情報の衝撃過ぎて、真逆の情報は受け流してしまったり、再度テレビから発せられる情報から元どおりの考え方になってしまうことが考えられます。

    では、TVやCMを観ていても洗脳されない方法はというと、分析する力を持つことです。
    衝撃的な映像を観たとしても、
    本当だろうか?
    と疑問を持ち、
    自分で調べることです。
    こうなると、ちゃんと理解することで落ち着いて、情報を考えることができるのです。

    以上、
    気を付けておいたほうが良いのではないでしょうか?

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  • 危険な熱中症の症状

    熱中症で重症化しないために NO.3

    熱中症3部作になります。
    NO.1とNO.2も同時にご覧ください。

    熱中症についてNO.1

    熱中症について NO.1

    熱中症になりやすいのは?NO.2

    熱中症になりやすいのは?

    高齢者や乳幼児は特に注意が必要であることを書いておきます。

    最近は35℃を超える猛暑日が続いていますね。
    深部体温が37℃であるため、体温を下げることができない状況になってしまいます。

    救急車や消防車の出動している音がよく聞こえます。
    消防車や救急車が出動するときは、ほとんどが乳幼児と高齢者になります。

    熱中症などで病院に連れて行かれると、ベッドの上で点滴をされた経験があるかと思われます。
    この点滴は、リンゲル液と言われます。

    リンゲル液とは?
    血清と同様に浸透圧、無機塩類組成、水素イオン濃度を調整した体液の代用液
    のことです。

    点滴すれば大体の方は元気を取り戻します。
    リンゲル液を生活に取り込めないかということで、
    海水を薄めて飲む!
    に限ります。

    海水に近い塩、海水100%表記のある自然海塩で代用できます。
    多段式平釜塩や塩田で作られた塩です。

    血液の塩分濃度は現在の海水の1/3程度ですので、それ以上にならなければよいのです。

    塩水を飲めば良いし、
    料理に塩をかけて多く摂取するように心がけるだけで、
    点滴のリンゲル液と同じような塩分組成を体に取り込むことができます。

    熱中症に話をもどします。

    乳幼児は、
    まだ変温動物の状態であり、外気温によって体温が左右されてしまう状態にあります。
    寒いところに居れば、体温が勝手に下がってしまうのです。
    暑いところに居れば、体温が勝手に上がってしまうのです。

    また、
    乳幼児は自分で暑さを訴えることができないため、
    ぐったりしてしまってから気付くことがあります。
    ベビーカーを利用する人は多いですが、
    真夏にはアスファルトの照り返しは
    60℃近くになることがあります。
    大人と比べて地表に近い高さであるベビーカーは、非常に危険なのです。

    そして、
    おんぶや抱っこされていたとしても、
    抱っこ紐の丈夫な分厚い生地、お母さんやお父さんの背中や胸に密着した状態でいるため、かなり暑い状況になると思われます。

    必要に応じて汗をかいたり、体温調節がうまくできないため、急激な温度変化に対応できないのです。

    「塩は体に良くない」と教育されたままお母さんになってしまった場合、赤ちゃんにも子供にも減塩活動をそのまましてしまうことが多いです。

    安価な工業的に生成された食塩では、
    血液中のミネラルバランスが崩され、
    上手に汗をかくことができず、
    体温調整がうまくできなくなってしまいます。

    必ず、海水100%表記のあるの自然海塩を料理に使って下さい。

    夏に汗をいっぱいかいてしまうと、体内のミネラル分がどんどん放出されてしまいます。
    体が塩分を欲すると、とても塩分が美味しく感じます。
    おいしいと感じている間は、どんどん私を取っても大丈夫な状態です。

    特に暑い時は、過剰に自然海塩を取ることをおすすめします。

    赤ちゃんや子どもの表情や反応をしっかり観察して、対応していかなければならないのです。

    高齢者は
    熱中症になりやすいとされています。
    汗腺が少なく汗が出にくいということに加え、
    体温調節機能が低下しているため体温が上昇しやすいからです。
    さらに、
    暑さや喉のかわきを感じにくいため
    エアコンなどを使用せず、
    水分補給も少ない高齢者が多くみられます。
    自宅でも熱中症になってしまうのはこのためです。

    そして、高血圧や心臓疾患を患っていて、医師のアドバイスのもと、
    熱心に減塩活動に取り組んでいる高齢者がとても多いのも現状です。

    減塩活動をがんばっている高齢者は、汗とともにミネラル分が体外に放出され、血中塩分濃度が低下してしまいます。

    そうすると、
    血中塩分濃度は一定に保たれているため、塩分量が減れば、自然と血中水分量も減少していくのです。

    この状況では何が起こるかと言うと、
    血液の濃度が濃くなり、血液量が減少します。
    血液の中に溶け込める酸素の量は水分量に比例するので、
    自然と血中溶存酸素量は減少して、
    酸欠状態に陥ります。
    酸素を取り込もうと呼吸が速くなり、心拍数が上がってしまいます。

    血中ミネラル分が少なくなれば、脳に行く血液量も減少してしまいます。
    思考回路が低下し、
    自律神経の生命維持機能が低下し、
    神経伝達も低下してしまいます。

    このような状況になると、
    様々な症状が現れてしまいます。
    ふらついて、手足がうまく動かすことができず、うまくしゃべれず、朦朧としてしまいます。

    ここまでくるととても危険な状況になってしまうことがわかりますね。

    この減塩活動が、体調崩し、熱中症になりやすい状況作っていることがわかっていると思います。

    体に良い塩は
    海水100%の表示のある自然開演に限ります。

    熱中症は死にいたることのある病気です。

    熱中症は、気温が高い場所や湿気が多い場所などに長時間いると起こることがあります。
    大量に汗をかいているのに、水分補給ができなかったり、涼しい場所に移動できなかったりする時に起こりやすいです。

    通常、私達の身体は「暑い」と感じると体温調節機能が働き、汗が出ます。汗をかくことで、体内の熱を身体の外へと逃しているのです。
    しかし、汗が出ているのに水分が補給できない場合は脱水症状を起こしてしまいます。
    これが悪化するとけいれんを起こしたり、意識障害を起こしたりしてしまうのです。

    熱中症の症状は、脱水症状だけではありません。
    重症になると体温調節機能が働かなくなり、汗が出なくなります。

    そして、体温が異常に上昇してしまった結果、細胞が変性・破壊されてしまい、多機能不全となって死にいたることがあるのです。

    重症化した熱中症の4タイプについて

    熱中症には「熱失神」「熱けいれん」「熱疲労」「熱射病」の4タイプがあります。それぞれのタイプについて簡単に説明します。

    1.熱失神

    原因:熱を体外に逃そうとして皮膚の血管が広がり、その分脳への血流が減る

    症状:めまい・冷や汗・一過性の意識障害など

    2.熱けいれん

    原因:汗をかいた時に、塩分補給をせず水分だけ取ったため、血液の塩分濃度が低下する

    症状:手足のけいれん・筋肉痛・足がつるなど

    3.熱疲労

    原因:大量の汗をかいているのに水分補給ができない

    症状:全身の倦怠感・吐き気・嘔吐・頭痛など。体温上昇は40℃以下

    4.熱射病

    原因:脱水症状の悪化や体温調節機能が働かないため

    症状:40℃以上の体温上昇・発汗停止・意識障害・全身の臓器の障害

    熱射病は死に至ることもある危険な状態で、熱疲労は熱射病一歩手前とされています。
    熱失神・熱けいれんの時点で早めの対応が必要です。

    早急な手当てが必要になるため、
    熱疲労、熱射病が疑われた場合には
    救急車を呼ぶようにしましょう。

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  • 熱中症になりやすいのは?

    熱中症について NO.2

    熱中症についてNO.1では、熱中症の症状についてまとめてみましたのでぜひご覧ください。

    熱中症について NO.1

    続いては、
    熱中症になりやすい原因についてです。

    とても大事なのはことだと思います。
    しっかりと頭に叩き込んでください!

    自分が知る限りでは、自分が若いときには熱中症で倒れて、救急車で搬送されることがとても少なかったように思われます。
    なんでこうも、最近は毎年のように熱中症で救急搬送される方がとても多いのか疑問に思っています。

    ただ単に、地球温暖化の影響によって気温の上昇が関係しているのかとも思われますが、現代医療が発展しているにもかかわらず熱中症でお亡くなりになっている方が多いと耳にします。

    これは果たしてどういうことなのか?

    熱中症の原因は、体温のコントロールができなくなってしまった状況だと思います。
    これには、
    エアコンで室内の温度がコントロールできると言う点も挙げられると思います。
    涼しいところにばかり居れば、暑さから体の身を守るための防御反応がうまく働くことができないはずです。
    暑さに慣れていないことが原因なのです。
    そして、涼しい室内と暑い屋外では気温差が激しくなります。
    この温度差は、確実に自律神経を狂わして行きます。

    本来であれば、夏は暑さに耐えるように体が変化します。逆に、冬は寒いしさに耐えられるように体が変化しているのです。
    体の中では、体温の温度のコントロール機能がしっかり働いていれば問題ないはずです。

    昔は、農業や工業、建設業などの第3次産業の割合が多く、外での肉体労働を行う人が多かったはずです。
    そして、自分もそうだっのですが、
    子供たちも夏の暑さに負けずと、
    外で遊んだり、外でスポーツに励んでいました。
    その時、熱中症の報道はあまり耳にしなかったように思います。

    昔の人は、暑さや寒さに耐性があり、強かったと感じます。

    現代の人はどうでしょう。

    暑さや寒さに対して関係なく、何かしらの原因で体調を崩しやすくなっているのではないだしょうか?
    体温コントロールができなくて、熱中症になりやすい原因を作ってしまっていることを考えてみます。

    1.衣服で体温をコントロールし過ぎている
    2.過剰に室内の気温を上げたり、下げている
    3.季節に関係なく野菜や果物を食べる
    4.甘いものばかりとっている
    5.減塩活動をしている人が多い
    6.単に体調が悪い
    7.自らの体温調節機能をうまく使えていない

    このことに対して説明してみましょう。

    1.衣服で体温をコントロールし過ぎている。

    自分は小学生の頃、冬でも夏でもあまり着る服に変化がありませんでした。
    暑ければ、汗をどんどんかきました。
    寒ければ、体をふるわせて、鳥肌が立っていました。
    これも、大事な体の深部体温をコントロールするための仕組みなのです。

    寒ければ過剰に洋服を切る。
    暑ければ過剰に体を冷やす服を着る。
    健康の秘訣は頭寒足熱です。
    夏でも冬でも、下半身の温度を気にせず、上着だけどんどん暑くして体温をコントロールしたりしていますね。
    足が冷えれば、顔はのぼせます。
    顔がのぼせていれば、足が勝手に冷えます。

    このような状況では、体調が崩しやすくなることもわかると思います。

    とにかく、
    上半身で温度調整し、下半身は室内にいる時は冷やさない工夫をしておくといいと思います。

    2.過剰に室内の気温を上げたり、下げている。

    エアコンによって、室内温度のコントロールができるようになりました。
    以前とは違って、高級品ではなくなったエアコンですが、家の各部屋に1台のエアコンが設置されていると思います。
    狭い部屋で密閉された空間で、衣類による体温調節をしないで、過剰にエアコンに頼りきっている人が見受けられます。

    室内と外気の温度差が大きくなると、身体としては
    寒さに対応したら良いのか、
    暑さに対応したら良いのか、
    混乱してしまいます。
    人間を含め、動物は自然環境とともに生活しているので、急激な温度変化に対応するすべを持ち合わせていないはずです。
    そこで、自律神経が狂わされてしまう可能性があるのです。

    エアコンの温度は27〜28℃に設定しておくと良いとされています。
    そして、室内の空気を循環させておくために、
    エアコンを強風にして、
    窓を開けたり、
    扇風機を回しておく
    と良いです。

    3.季節に関係なく野菜や果物を食べる。

    食べ物は、その時に、その場所でとれた地産地消の野菜や果物が良いとされています。

    糖質の多く含んだ野菜や果物は暖かい気候や地域に生息し、
    糖質は体温を下げる原因になるのです。

    逆に、ミネラル分が多く含まれた野菜や果物は寒い気候や地域に生息し、
    体が温まるようにしてくれています。

    夏野菜は地表から上にある葉物が多く、柔らかくて水分を多く含み、カリウムが多いものが多いのです。
    生で食べることが多い食材です。

    春や冬に採れ、寒い時期に採れる野菜は、根菜類が多く、味が濃かったり、難かったり、エグ味を伴うものが多いです。
    基本的に熱を加えて、煮込む料理に多く使うと思います。

    今現在、野菜や果物は温室栽培や輸入品が多く出回っているため、その場所でその時取れたもの以外のものを口にすることが多いです。

    真冬に、南国のフルーツや野菜を多く食べてしまえば、体が冷えやすくなります。
    体が冷えたまま、春を迎え、梅雨を越し、
    エアコンや冷たい食べ物ばかり食べておくと、
    下半身の冷えが増強されていくのです。

    気候が暑くなっても体の冷えから起こる体の痛みを訴える患者さんがとても多いのが現状です。
    患者さんから見ていても、体温のコントロールがうまくできていない方が多くいるため、熱中症の危険性が高まる一方です。

    4.甘いものばかりとっている。

    先ほども述べましたが、真冬に甘いものばっかり食べていると体が冷えやすくなります。

    体にある熱源は、主に肺や心臓、肝臓です。
    肋骨から上の部分に位置します。
    最近はあまり動かないで、
    頭ばかり使っている方が多いので、
    脳にも熱を蓄えてしまいます。
    上半身ばかり汗をかいて、のぼせている方がとても多いのです。

    外に出て、歩いたりスポーツをすれば、体の70%を占める足の筋肉が熱を作ってくれるため、下半身は冷えません。

    体が冷えやすくなっている方が多いため、自宅で安静にしていれば、下半身は冷え、上半身はのぼせていきます。
    健康とされる頭寒足熱の逆を行ってしまっているのです。

    5.減塩活動をしている人が多い。

    日本では戦後から塩田禁止法が制定され、工業的にに作られた食塩を食べることが良いとされてしまっています。
    回水を電気分解し、濃縮された化学記号NaClの塩化ナトリウムを結晶化したものを食塩といいます。

    血液や体液の元は、海水です。
    海水には天然に存在する90種類の元素が含まれると言われています。
    生命活動によって90種類の元素が必要不可欠なのです。

    ここで食塩NaClだけををたくさん摂取していたらどうだろうか?
    体のミネラルバランスが大きく崩され、体調崩すことが容易にわかると思います。
    イオン化されたナトリウムは、体の水分を蓄えようとする働きがあり、血圧が上昇し、むくみの原因になります。
    工業的に作られた食塩は高血圧の原因なのです。

    さらに、塩をとることが西洋医学では体に悪いとされ、減塩活動を熱心に行っている方が多く見受けられます。
    塩はマルチミネラルです。

    ミネラルは
    体液バランスを整える
    神経伝達を整える
    ホルモンの生成に不可欠
    各種酵素の生成に不可欠
    なのです。

    ここで、熱中症とどのような関係があるかと言うと、
    たくさんの汗をかけば、水分とともにミネラル分(海水)が体内から出てきてしまいます。
    血液中の塩分濃度は一定に保たれているので、
    大量に塩分を失うと、
    血管の中の水分量は自ずと減少していきます。
    血管の中の血液量は減ります。
    血液の中の水分量に比例して、酸素が溶け込める量が決まります。
    体にとって必要な酸素が十分に供給できなくなるのです。
    酸欠反応が出てしまいますね。
    そして、水分量が減った血液を循環させるために心臓は早く動こうとします。
    頻脈状態に陥るのです。
    心臓に負担がかかり、酸欠状態のため、呼吸も早くなります。

    減塩を頑張って実行している人は、
    心臓と肺に負担がかかってしまうのです。

    6.単に体調が悪い。

    風邪をひいている。
    お腹を下している。
    だるい。
    など、なんか体調が優れない時は熱中症になりやすいのです。

    身体を休ませようとして悪い調子にしています。
    お腹中で食べ物が腐ってしまっているため、下痢にしてお腹をスッキリさせています。

    身体を治すために一生懸命内臓が仕事をしているので、こんな調子の時は余計なエネルギーを使わない方が良いのです。

    お腹を下しているときは、腸の掃除のために大量の水分を使うので、ただでさえ脱水症状になりやすいです。

    体調が優れない時は無理をしないことです。
    頭を冷やして、下半身を温めて、ゆっくりすることが大切です。

    7.自らの体温調節機能をうまく使えていない

    1〜6の要因から体温調節機能が使えなくなるため、体に熱がこもらないように、対策をしっかりやっておくことです。

    まとめてみると

    *暑いところに長時間居ないようにする。日陰で休憩する。

    *のどが乾かないうちに水分を摂取する。

    *保冷剤で頭を冷やす。
    頭から水を浴びる。
    シャワーを浴びる。

    *自然海塩を十分に摂取する。(目安 1日あたり20g)

    *甘いものは控えて、食べ過ぎないようにする。

    *エアコンの温度は27〜28℃に設定して、扇風機、窓開け、強風にしておく。
    除湿にはしないこと。

    *頭寒足熱を意識して、身につける衣服を選ぶこと。

    *体調管理をしっかりやり、体調が優れない時は無理をしないように生活する。

    詳しくはすぎなか整骨院ホームページ
    コラムを覗いてみてください。
    http://chiryouka-suginaka.net/blog/column/

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    住所 東京都杉並区阿佐谷北6ー30ー3ー1階
    電話番号 03ー3310ー4013
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    2006年国家資格 柔道整復師 取得

    患者さまの身体を理解し、しっかりサポート出来るように勉強してきました。様々なお悩みにもしっかりサポートしていきます。

    杉並区 阿佐ヶ谷 下井草
    中野区 鷺ノ宮 
    練馬区 中村

  • 熱中症について NO.1

    熱中症について書いてみようと思います。

    夏になると、気温が30度以上になり、あちこちで熱中症に対して注意されるようになりますね。
    熱中症は主に
    ミネラル分不足、
    水分不足、
    酸素不足、
    として症状が現れます。

    熱中症のサインとは

    1.口がやたらと渇く
    2.立ちくらみやめまいがする
    3.生あくびが頻発する
    4.頭痛
    5.吐き気や嘔吐がある
    6.手足のけいれんが出る
    7.身体がだるくなる
    8.まっすぐに歩けない
    9.汗が出過ぎたり、出なくなったりする
    10.意識がなくなる、混濁する

    このような症状が出始めたら、体の水分不足、ミネラル分不足、酸欠症状を考えた方が良いと思います。

    それぞれを説明しておきますね。

    1、口がやたらと渇く。
    口が渇いたり、唇が渇いたりすると、唾液がうまく分泌されていない信号です。
    まずは、口に水を含み、口の中で水分を長時間止め潤いを与えていきましょう。
    それから飲み込むのです。
    体に熱がこもりすぎたため、体温を下げるために水を欲するための症状です。
    氷を口の中に入れて溶かしながら飲み込むと言うのも良い方法だと思います。血液の温度を下げるために水分を多めに取ることが必要になります。

    2.立ちくらみやめまいがする。
    立ちくらみやめまいは簡単に言うと脳の酸欠反応です。
    汗をいっぱい書いたり、呼吸が浅い状態が続いていると、
    血中の水分量と血中の酸素濃度が低下し、
    脳への酸素供給量が減少したため、
    「座ってなさい」
    「寝ていいなさい」
    と言う動かないようにするためにサインを出します。
    このサインが出たときは、自然海塩と水分をしっかり取り、深呼吸を繰り返していくと症状が緩和されていきます。

    3.生あくびが頻発する。
    あくびをすると言う事は、酸欠症状の1つです。
    ため息も酸欠症状の1つです。
    知らずのうちに深呼吸をしてくれているサインなのです。

    4.頭痛
    頭痛は様々な要因で引き起こされますが、
    熱中症の場合、頭部に熱がこもり、自律神経が乱されたため、血管が収縮し、頭皮や頭蓋骨への血流障害によって引き起こされると思います。
    まずは、頭を冷水で冷やす、氷枕で頭を冷やす等の対策が考えられます。
    それとともに頭皮や頭蓋骨への血流を改善するために、
    十分なミネラル分と水分をしっかり取りましょう。
    酸欠症状でも頭痛が出るので、深呼吸を繰り返し行うことが重要です。

    5.吐き気や嘔吐がある。
    吐き気や嘔吐の症状は胃から出る反応の1つです。
    食べたものを消化するのに余裕がないために、胃袋から食べ物を吐き出させるために行うサインです。
    水分が足りなくて、消化がうまく行えない。
    水分が足りなくて、胃液が出せない。
    胃に送る血液が十分にないため消化を諦める。
    体調が悪いのに、胃を動かすためのエネルギーがない。
    こんな時に、吐き気や嘔吐という症状を出すのです。

    胃に入れてほしくないため、吐き出そうとするわけで、食べないことです。
    水は消化する必要がないため、水分をしっかりとって、
    場合にもよりますが、吐き気がおさまるまで吐けるものがなくなるまで吐き出した方がよさそうです。

    6.手足のけいれんがでる。
    手足の痙攣が起こったら要注意です。
    脳に熱がこもりすぎ、身体機能が脅かされた状態です。
    自律神経の影響によって引き起こされると考えられます。
    血液供給量も減少しているため、末端に血液を送り届けるために筋肉が収縮を繰り返して、血液を流そうとする反応だともいえます。

    とにかく安静が大事ですが、頭を冷やしたり、ミネラルや水分摂取を行っても症状が取れない場合は救急車を呼ぶことが賢明だといえます。

    7.身体がだるくなる。
    体に熱がこもりすぎて、体内の温度が下げられない状況にあると、動けない状況を作っていきます。
    動けば筋肉が熱を作るため、体温が上昇してしまいます。
    脳からの信号で、体にだるいと言う症状を与え、動作がゆっくりになります。
    余計なエネルギーを消費しないこと、
    安静にさせて体の熱を下げるようにするため
    の作業といえます。

    8.まっすぐに歩けない。
    これは酩酊状態といいます。
    脳の酸欠状態によって、意識が朦朧としているために、視点が定まらず、まっすぐに歩けない状態です。

    これは脳の反応、水分不足、ミネラル分不足、酸素不足から引き起こされていきます。
    まっすぐ歩けないのであれば、
    ぶつかったり、転倒する可能性がありますので、
    安静を保持して、呼吸を整え、症状が落ち着いてから動き始めましょう。

    アルコール摂取しても同じような症状が起きますが、同じ状態といえます。

    9.汗が出過ぎたり、出なくなってしまう。
    汗をかく事は、毒を出したり、体内の水分量を調節したり、体を冷やすためにの大事な作業です。

    汗が出すぎると言う事は、体に熱がこもりすぎているため、
    汗をかいて水分のの蒸発熱によって、体温を下げるために頑張っていることを意味します。

    逆に、汗が出なくなってしまう場合は、
    血中のミネラル不足になっている可能性があります。
    体液はほぼ海水の塩分組成と同じです。
    血液は現代の海水の塩分濃度の1/3です。
    これは生命活動に必要なため一定に保たれています。
    汗とともに体内のミネラル分がでてしまえば、当然ミネラル不足になってしまうのです。
    ミネラル分は骨に蓄えていますが、
    すぐに骨を溶かしてミネラル不足を補うことはできないため、
    汗の放出を抑えてしまうのです。
    強度の塩分不足は汗が出なくなって、体温の調節ができなくなって、危険な状況に陥ります。

    10.意識がなくなる、混濁する。
    この状況になると結構危険な状態であると考えられます。
    すぐさま病院へ駆け込むことが良いと思います。

    意識がなくなると言う事は、
    生命維持活動が危険な状態であることです。
    動けないようにして筋肉への酸素供給量を減らすこと
    考えられないようにして脳への酸素供給量を減らすこと
    が考えられます。
    生きていられるように、活動量を極端に制限するために防御反応なのです。
    熱中症で意識がなくなる事は
    脳への熱がこもりすぎて、思考回路を緊急停止状態にしてしまうとも考えられます。

    何かおかしいと気付いたら、
    応急処置としてまず涼しい場所に移り、
    水分補給をしてください。
    出来るだけ、塩水を摂取した方が良いです。

    スポーツドリンク系は、ものすごい量の砂糖が混入しているため、血糖値の急激な上昇を招いてしまいます。
    解糖系エネルギーが高い成人までの方はまだ良いのですが、
    高齢者の方々は糖を消費しにくい体になってしまっているため、砂糖が大量に入った飲料水は飲まない方がよいです。
    糖尿病に患ってしまっている方も多く見受けられるので、
    血液の血糖値の急上昇は厄介なことが起こります。

    熱中症は、
    涼しい場所に移動する、
    日傘や帽子を利用する、
    水分補給をこまめにするなど
    小さなことが予防に繋がります。
    予防対策を取れていない時でも、いち早く熱中症だと気付いて対処すれば重症にならずにすみます。
    そのために、熱中症のサインを知っておきましょう。

    詳しくはすぎなか整骨院ホームページ
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  • 風邪を引かないためにやっていることNO.7

    風邪を引かないためにやっていることNO.7

    最近ずっとじめじめして、嫌な感じの天気が続きますね。
    こういう時は気分の浮き沈みがあったり、顔から変な汗を書いたり、体調崩したりすることが多いと思います。

    最近は、
    湿度が高い
    1日の温度差が激しい
    雨が降っている
    等といった状況が続いています。

    温度が高くて湿度が高いと
    細菌やカビである真菌にとって居心地良い状態になり、異常繁殖を起こしやすくなります。食べ物も早く腐ったり、家の通気性の悪いところにカビが生えたりしてくることが挙げられます。

    1日の温度差が激しいと
    人の体は暑さに対応として体から熱を逃がそうとするようになってきています。
    日が出ている時は汗を出したりして、体から熱を逃がそうとしています。この体から熱を逃がそうとする状況は夜中も続いているようです。夜中に急激に温度が下がり、夜中寒いと言うことがあると思います。真冬から見たら寒くない温度ではありますが、体から熱を逃がすと言う体の状況が余計寒さを感じさせているのです。
    夜中に寝冷えをし、体温が下がると免疫力が下がってしまいます。この時、鼻が詰まったりしていると、口呼吸になってしまい外的要因からの感染力が高まります。
    だから風邪をひいている人が多いのです。

    雨が降っていると、
    地面が冷やされます。家にいても外にいても足元が冷えるのです。そして、温度が高くなっていると頭がのぼせてしまいます。
    体の健康に良いとされている体温バランスは、
    頭寒足熱です。
    今は特に蒸し暑いので、エアコンで冷気を放出させている事でしょう。余計足元が冷えますね。
    今生活している環境では、頭がのぼせ、足が冷えるといった状況になってしまいます。これでは体調が管理できるわけがありません。

    体の免疫のバランスが崩れると、もともと体内に存在しているウィルスや細菌などが暴れだすことがあります。
    普段は、
    体の免疫機能によって、脂肪組織の隙間にウィルスや病原菌微生物を閉じ込めておいて、免疫細胞が見張ってる状態になっています。
    こういう時に外的な条件から体内に新しいウィルスや細菌が侵入してくると、そちらに免疫細胞を使わないといけません。
    そうすると、脂肪組織などに閉じ込めてあるウィルスや病原菌微生物が急激に異常繁殖を起こし、体調を崩すといったメカニズムが生まれてきます。

    やはり、日々の体調管理というのがすごい大事になってきます。

    すぎなか整骨院朝の院長が普段実行している免疫力を高めることについて書いています。
    その続きを書いておきます。

    48.味噌などの発酵食品を積極的に料理に使うこと

    日本の古来から伝わる発酵食品には、味噌、醤油、納豆、漬物などがありますね。
    基本的に発行するときに、乳酸菌が増殖し、乳酸菌によって発酵させ、他の雑菌の繁殖を抑えるように保存食料として作ってきました。
    大豆を長期間発酵させると、そのものの物質が作り替えられ、体にとって有益に働く物質に変換されるのです。発酵食品でしか取れない物質があるため、積極的に摂取することをお勧めします。

    しかし、売られている製品の中には、保存料として防腐剤が使われていることがあります。防腐剤はいわば殺虫剤や農薬です。
    自家製のものであれば、わざわざ防腐剤など入れないと思いますが、スーパーに売っているもの、より長期保存を可能にし、短期間で安く作れるために、防腐剤が入っていることが多いのです。

    食品の成分表示をしっかりと見て
    購入する習慣を身に付けると良いと思います。

    49.煮込んだりして、消化が良くなるように調理すること

    食べ物は焼いたり、煮込むことで繊維質が柔らかくなり、食べやすくなります。

    脂質の分解、繊維質の分解、糖質の分解が起こるためです。

    食べのもを柔らかい状態にすることで、消化に良くなり、胃の負担が減らせます。
    たとえ、柔らかくしたとしても、しっかり咀嚼しなければなりません。
    食べ物を噛んでいるうちに、唾液がたくさん出て、より消化力が上がります。

    50.よく噛んで食べること

    口の中での消化は
    咀嚼
    唾液と混ぜる
    ことです。
    この2つをしっかりと行うことで、
    食べ物が小さくなり、消化しやすくなるため、
    胃や腸の仕事量が減っていくのです。
    つまり、胃や腸を休ませる時間が増やせるため、消化の効率が良くなります。

    最近の食事は柔らかくなったり、麺類が多いため、咀嚼をあまりしなくなっている傾向にあります。

    子供が歯並びが悪かったり、顎関節症になったりすることがよくあります。
    これは赤ちゃんの時に、柔らかいものを食べさせすぎて咀嚼することをあまりしなくなったからと考えられます。
    奥歯でしっかりとすり潰す作業が
    歯並びを良くし、
    歯茎の強化につながります。
    骨の刺激になるため骨も強くなります。

    たまには硬いものも食べて、歯と顎を鍛えることも大事だと思います。

    47.糖質を減らした食事をすること

    自然界の中には、砂糖と言うものは存在しません。
    砂糖と言うのは直接糖と言われるものであり、摂取すると血液は急激に高血糖になります。血糖値を急激に下げようとして、インシュリンは頑張るのですが、血管の壁に糖質と脂質を結合させたネバネバ物質をくっつけていくのです。糖質はすぐに燃焼し、すぐに分解されません。

    自然界にはもともと糖分の入ったものはほとんどありません。
    あるといえば、季節ごとに取れる木の実や樹液、花の蜜でしょう。人の摂る穀物もあまりありませんよね。
    だから、人間は効率よくエネルギーを得るために米栽培を始め、糖質を取るようになりました。
    さらに、砂糖というものまであります。サトウキビから黒糖、テンサイからてん菜糖などが作られるようになりました。
    現代では、化学合成してまで上質白糖までありますね。

    砂糖は動物に合うわけがありません。

    長い歴史の中で、これだけ糖質まみれの食事をとってないのです。
    血糖値を下げるホルモンはインシュリンが唯一です。膵臓の仕事量が半端ないですね。
    だから、糖質はあまり取らなくていいのです。でも我慢ばかりはストレスが溜まり、かえって不健康ですね。程々に意識をしてみることをお勧めします。

    48.アルカリ性食品を積極的にたべること

    身体は表面は弱酸性です。
    血液も食べ物によって酸化されています。
    胃などの消化器の中は胃酸によって、強酸性になっています。
    この酸性の微妙な変化によって、ガンなどの病気になりやすかったりと言われています。
    酸性に傾きすぎたら、アルカリ性食品でバランスを取るのです。

    アルカリ性食品は基本的に腐らない食品です。
    長期保存しているとカチカチに固まっていくのがアルカリ性食品です。
    わかりやすく考えると香辛料や干した物、塩漬けにした物です。
    1番身近なアルカリ性食品は塩です。
    積極的にとっていきましょう!

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  • 大気の変動と自律神経の関係について

    大気の変動と自律神経の関係について

    長い文章ですが、重要で知っておくと良いです。

    今年の梅雨はやたらと雨が降りますね。ずっと湿度が高くて、気温の寒暖差もあり、風も吹くため気圧の変化も高い日が続いています。

    最近の気候は
    シャキッとしない体調であることが多いですよね。
    こんな感じの方が多いのではないでしょうか?

    なかなか朝起きられない。
    食欲にムラがある。
    喉がおかしい。
    頭痛がある。
    歯茎が痛い。
    やたらと足が冷る。
    頭がのぼせる。
    朝起きると寒い。
    体がだるい。
    筋肉痛になりやすい。

    こういう時は、自律神経が乱されるため、体調崩しやすいのです。

    これには人間の本能で言う自律神経と野生動物の本能が関係すると考えられます。
    こういう時は野生の動物は自分の安心できる場所に閉じこもって、体を休めようとします。

    雨が降ると、

    外にいては体が濡れてしまいます。

    この時、体が濡れたままでいてしまうと、
    体温が下げられてしまいます。

    体温が下げられたままでいると、
    身体に雑菌が繁殖を起こし、免疫力が下がり、体調崩してしまうため、
    雨に濡れない場所でじっと閉じこもっているのです。

    そして、
    肉食動物も同様に雨で濡れた体でいると体温が急激に下がるため、
    狩りをするときに素早い行動ができなくなってしまいます。

    さらに、雨が降っていると動物の匂いも雨の影響で匂いが遠くまでしなくなってしまうので、あまり狩をしなくなります。
    だから、草食動物は安心して自分の居場所に閉じこもっていることができるのです。

    強い風が吹くと、
    どうなるかと言うと、

    風も同様に体温を急激に下げてしまう状況に追いやられてしまいます。
    そして、草食動物の匂いも風で飛ばされてしまうので、
    肉食動物に襲われる心配が減ります。

    野生の動物は、
    その時の大気の状況(湿度、温度、風など)、電磁波を敏感にキャッチし、
    体を全力で休めるようにして、危ないところにわざわざ出向くことがなくなるのです。

    地震が起こると、

    地中から電磁波が観測されます。
    地中から強い電磁波をキャッチすると、安全な場所まで動物の大移動が起こります。

    飼っているペットが
    ナマズでは暴れ出したり、
    ハムスターでは一生懸命くるくる回ったりしていることがわかります。
    カラスなどの鳥類も安全な場所へ移動してしまうのです。

    火事が起こると、

    火の中心に向かって上昇気流が生まれます。
    山火事などでは、強い風が中心に向かっていくため、風下に向かっていくと、焼け焦げた匂いがし、火事に巻き込まれて死んでしまう可能性があります。

    だから風上のほうに逃げる習性があります。

    強い雨が降ると、

    川が氾濫したり、大きな水たまりができてしまうことがあります。
    そうすると、自分の住処に帰ってくることができなくなる可能性が出てきてしまうため、あまり遠くに行こうとしません。

    野生動物は、
    自分や家族の命を守るために、
    わざわざ危ないとこに出向くことをしなくなります。

    自分の住処にいることで、安心できるため、リラックスできるので自律神経は副交感神経優位になるのです。

    人間ももともとは自然界で生きていました。
    同じように、気候の変動や電磁波を敏感にキャッチすることもできるのです。

    しかし、
    人間は家という安心できる家があり、
    雨も防げるし、強風も防げます。
    台風が来ようが大体は大丈夫だと思い込んでいるのです。
    自然界の異変を察知する能力が弱まっているのです。
    この感じ取る能力は、原始脳と呼ばれる脳の中心が、自律神経を介して教えてくれているのです。

    そして、
    すこぶる元気な人は、
    大気の状況や電磁波を敏感にキャッチする事はあまりしません。
    あまり気にしないというのが正しいと思います。

    しかし、
    体調が良くなかったり、病気の人、怪我をしている人は、
    野生の本能と自律神経によって、
    体が痛くなったり、
    体がだるくなったり、
    精神的に落ち込んだり
    してしまうことが多くあります。

    気候の変動が自律神経を乱すと言われておりますが、
    これは野生の本能で自己防衛反応であるのです。

    自分が安心できる環境に身をおくために、
    体に症状を出し、

    今日は天気が悪いよ!
    これから気候が変わるよ!
    これから雨が降るから気をつけなよ!

    こんなことを教えてくれているのです。

    雨が降る前、腰が痛くなる。
    電子レンジの前にいると体調が悪くなる。
    強く風が吹く時は動きたくなくなる。
    急激に気温が下がると風邪をひく。

    このようなことが患者さんを通じてよく見受けられます。

    患者さんの訴えはしっかりしていて、

    治療する前に体の触診や検査をするのですが、しっかりと体に変化が出ているのです。

    痛くなっている場所が、

    ボコっとふくらんでいたり、
    明らかに固まっている

    ことが触診で分かります。

    こういう気候の変動によって、明らかに体に変化が出てしまうのが不思議ですね。

    私も体調を常に整えていますが、
    気候の変動を敏感にキャッチしておくことが大事だとわかっているため、強い雨が降る前や気候が急激に変化をする時に、だるくなったり、やる気が起きなくなったりしてダラダラとしたくなります。そして、あまり食べたくなくなってしまうのも不思議なものです。

    最近ずっと、雨が降り、風が吹き、気温の寒暖差が激しく、湿度も高く、そんな日が続いていますね。

    家ではカビが生えたりしますね。
    食べ物がすぐ腐りますね。
    なかなかシャキッとしない体調にありますね。
    なかなか朝起きれませんね。
    食欲にムラがありますよね。
    喉がおかしくなりますね。
    頭痛がしますね。
    歯茎が痛くなったりしますね。
    やたらと足が冷えますね。
    頭がのぼせてしまいますね。
    朝起きると寒いですね。

    こういう症状を訴える方がとても多いです。
    ぎっくり腰
    寝違え
    転んで怪我をした
    頭痛
    顎の痛み
    背中の痛み
    このように訴える方がとても多いのが今の季節です。

    最近の患者さんから
    体の状態を見ていると、

    お腹が冷え、
    足が冷え、
    上半身がのぼせ、
    体の左右バランスが崩れ、
    上位頸椎がずれる
    といったことが触診で分かります。

    内臓から見ると、
    胃、肝臓、心臓、リンパに負担がかかっているようにも見受けられます。

    この体調管理が難しい季節ですが、
    とにかく体を冷やさないように、
    食べすぎないように、
    家に引きこもらないように
    生活していってほしいものです。

    詳しくはすぎなか整骨院ホームページ
    コラムを覗いてみてください。
    http://chiryouka-suginaka.net/blog/column/

    治りやすい身体をつくって元気な明日へ
    住所 東京都杉並区阿佐谷北6ー30ー3ー1階
    電話番号 03ー3310ー4013
    ホームページ http://chiryouka-suginaka.net

    2006年国家資格 柔道整復師 取得

    患者さまの身体を理解し、しっかりサポート出来るように勉強してきました。様々なお悩みにもしっかりサポートしていきます。

    杉並区 阿佐ヶ谷 下井草
    中野区 鷺ノ宮 
    練馬区 中村

  • ひどい腰痛から皮膚炎まで改善する症例

    6月にぎっくり腰になって、
    10日間寝続けたけど一向に良くならず、むしろ悪化の一途をたどっていたようです。
    そんな中、ホームページを見てすぎなか整骨院にやってきました。

    全身にアトピー性皮膚炎らしき状態にあり、皮膚の血色がとても悪い状態です。
    顔色もものすごい悪いです。

    来院された際、
    歩くこともきつい状態
    腰が全く曲げられない状態
    でありました。

    触診をしてみると、
    腰椎がガチガチに固まってまっすぐになっている
    背骨の両サイドの筋肉がガチガチに固まっている
    骨盤は全く動かない
    左の股関節の可動域が狭くなり、股関節に痛みを生じている
    腹部がガチガチに固まっている
    胃と小腸が冷えている
    皮膚炎が全身におよび、ひどい状態になっている

    とても30代前半には見えないひどい状態でした。

    治療としては
    仙腸関節の可動回復
    股関節の可動回復
    胃と小腸を緩め腹部の緊張を取り除く
    腹斜筋の緊張を取り除く
    骨盤のバランスを整える
    内臓に関する経絡は肝臓、胃、胃をメインに膀胱、膵臓を刺激する
    こういう治療を続けています。

    治療して5日ほどで歩行はだいぶ良くなり、
    散歩ができるようになりました。
    しかし、
    足が上がらないため歩幅がかなり狭く状態での歩行でしたが、
    筋力を弱らせないようにするためにも散歩は
    継続してもらえました。

    そして、
    食事指導、
    入浴指導、
    家にいるときの姿勢指導、
    呼吸法を指導しながら、
    生活していってもらいました。

    腰痛の回復させるのにかなりの時間を要し、日常生活はほぼできるようになりましたが、体の前屈がなかなかできずにいました。
    足の指の使い方
    骨盤の微調整
    肋骨の角を調整
    大腰筋の頑固な硬結を取り除く
    などといった治療も加えながら治療していきました。

    治療して3週間ほどで、
    皮膚の赤みが消えてきました。
    手足や顔面の皮膚の痒みは消失したようです。

    どうしても汗をかくところ、熱がこもりやすい場所の
    痒みが取れずにいましたが、
    5週間が過ぎると、
    皮膚が剥がれ始め痒みがだいぶ取れるようになってきました。

    なんと、
    腰痛が完全に取り切れる前に、
    アトピー性皮膚炎が改善されつつあります。

    本人にも、
    すぎなか整骨院の治療の副作用で、
    「肌がきれいになっていくからがんばって治療を続けてください」
    と何度も伝えていました。

    皮膚炎が今まで改善できなかったのに、まさか整骨院で皮膚炎が改善されるとは思ってもいなかったようで、とても喜んでくれました。

    6週間ほどで、腹部や背部の皮膚が剥がれ始め、黒ずんだ皮膚が少しずつ改善されつつあります。

    早く、思いっきり前屈ができるように、腰椎の可動回復に努めて参ります。

    おそらく、
    ステロイドの副作用によって骨がもろくなっていたため、
    骨が変形し、
    骨棘の影響によって
    腰痛が取りにくくなっているものだと思われます。

    骨盤や腰椎への血流を改善していくことによって、この症状は確実になくなっていくものだと思われます。

    この方の激しい腰痛には随分長期を要しましたが、
    その分、皮膚炎までもが改善されていってしまい症例であります。
    体が良くなると、
    体内に溜まっていた毒素が排泄できるようになります。
    この毒素は脂肪組織の隙間に溜め込んでいるため、体にとって悪影響が出ないように命を守っていってくれる防御反応なのです。
    脂肪組織に溜まった毒素は少しずつ体表に現れ、皮膚炎を起こしながら排泄されていくのです。

    正しい治療をしていけば、体に起こっている様々な症状も改善されていくのではないかと考えています。

    詳しくはすぎなか整骨院ホームページ
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  • リモートワークで背中を痛めた30代男性

    リモートワークで背中を痛めた30代男性の方

    新型コロナウィルス関連で、自宅で仕事をしなければならなくなった方がとても多いですね。
    人によっては自宅で仕事なんかできないよと言っているかと思いますし、通勤時間がないからその分楽だわと言っている方もいます。
    賛否両論ですよね。

    もちろん私は自宅で仕事は致しません。
    私の自宅での考え方は
    家族と過ごす場所
    体を休める場所
    仕事とは切り離された場所
    こんな感じで定義しております。

    特に小さなお子さんがいる世帯の方には、とても自宅でのリモートワークが厳しいように感じがします。

    私の家なんか、
    帰ってくると、「おかえり」と言いながら、抱っこを強要されます。
    座っていると、いつの間にか膝の上に乗っかっています。
    食事をしていると、今日はあった出来事の話を聞いたり、なぞなぞとかされたり、宿題を見てあげることが必要になります。

    とても自宅で集中して勉強や仕事ができる環境にないわけです。

    この背中を痛めた男性の方も同じような境遇にいる方です。

    自宅で仕事をしていれば、
    子供の面倒を見る
    子供と遊んであげる
    家事を手伝う
    子供が泣いたらかまってあげる
    買い物に行かされる
    うるさくて集中ができない
    などの状況があり、ものすごいストレスが溜まっていくのではないかなと考えられます。

    この30代の男性は
    自宅でデスクワーク中、子供に呼ばれたため後方に振り返ったとき、首と右肩を痛め、右肩甲骨部に激痛になってしまったようです。

    触診をしてみると、
    頸椎がガチガチに固まっている
    右の肩の可動範囲が確実に悪くなっている
    首周り背中が冷えている
    お腹も冷えている
    肩甲骨は挙上、外転位になっている
    姿勢が悪い
    肋骨の可動性が悪い
    などの状況が見られました。

    治療では
    肋骨の可動性を回復させ、肩甲骨の可動性をアップさせます。
    内臓は肺と心臓、胃の活性化を行いました。

    このやり方で症状は半分になりましたが、まだ半分残っていました。

    このパターンでは
    呼吸が浅く肋骨の動きが悪くなっており、姿勢も悪く、うまく呼吸ができない状況にあると考えられます。
    自宅で仕事をしながらのストレスもかなりあると思われます。
    動かないため血流も悪くなっています。

    まず自宅で、リラックスできる状況を作り、深呼吸をしっかり行うように指導しました。
    仕事に集中できないときは、子供と公園へ散歩に行き、自然の中で仕事モードの興奮状態からリラックス状態へ移行させるように促しました。

    そして、
    姿勢が悪いため、座り方指導、パソコンと向き合うときの姿勢を指導しました。

    この方は5日連続で来て、すっかり良くなっていました。

    体が痛ければ、
    イライラします。
    怒りやすくもなります。
    仕事に集中ができません。
    仕事の効率が下がります。

    お子さんが寝ている時間に集中できるようなので、早朝から仕事するようにすると良かったみたいです。

    一人暮らしの自宅でのリモートワークは効率よくできるかもしれませんが、30代、40代、50代の方は家族がいる方が多いと思います。
    自宅に仕事部屋がある家庭はほとんどないと思います。

    トイレが1番仕事に集中できる。
    車の中で会議のテレワークをしている。

    などと工夫している方もたくさんおられます。

    このコロナの影響によって、飲食店での仕事はなかなか難しいものがあります。
    7月になったら、営業時間も解除されているため、夜遅くまで経営している喫茶店やレストランも多いのでそこで仕事をしたり勉強したりするといいかもしれません。

    私が勉強するときは
    整骨院の中か
    近くのジョナサンで
    勉強するようにしています。

    詳しくはすぎなか整骨院ホームページ
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