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waist重度なギックリ腰の60代男性

「青梅マラソンで走りたい!」と訴える強度なぎっくり腰の60代男性

1月末に自転車で走行中、段差を降りたときに衝撃により腰と右股関節を負傷し、体が傾いて歩行困難な状態で来院しました。

歩き方はどうも現代人ぽくなく、右に傾き、前傾姿勢でした。まさに原始人。
本人も自覚しております。

検査
座位、立位、伏臥位、背臥位でチェック
脊柱起立筋はガチガチ
仙腸関節の可動不全
右股関節のロッキング
臀筋、腸腰筋の筋硬結
恥骨結合のズレ
右肩下がり
上位頚椎のズレ
肋骨の可動不全
呼吸器、胃、肝臓に負担
かなりひどい状態でありました。

検査結果を一通り治療しました。
「少し楽になりました」
と言われました。
正直もっと動きが変わって楽になるはずなんだけどなぁ。

何日か治療し、いつも同じような変化しか出ずおかしいなぁと感じていました。チェック項目はしっかりと変化が出ています。

表面の筋肉が緩んでくると腰椎の2番から5番までがガチガチに固まり、動かない状態でした。
腰椎、または関節周囲に微小損傷があるのではないかと言う説明をしました。
同時に以前、乗馬をしていて馬の動きに合わせられるずに腰の強い衝撃を与えてしまい圧迫骨折をした女性のことが考えられました。

今回は圧迫骨折とまではいかず、近いものがあるのではないかということで、治療方針を変化をつけて治療を続けました。

2月に入り、腰椎の可動性が増し、痛みがほぼ消失したら、ジョギングを開始しました。

ジョギングすると
右股関節が痛い
腕を振っていると肩が辛い
呼吸が苦しい
といった症状が出てきます。

再度、治療方針を確認。

日時生活での歩き方、立ち方を観察し、
マラソンで必要な
走り方、
足の使い方、
姿勢、
腕の振り方を指導。

治療では
肋骨から肩甲骨の可動性をアップ
腸脛靱帯、外側広筋の筋硬結をとる
肝臓、呼吸器のツボ刺激
を行い、症状はほぼなくなりました。

2月16日が青梅マラソンで
この日までしっかりコンディショニングをしていきたいと思います。

前日に
呼吸機能アップのテーピング
重心バランスを整えるテーピング
を貼り、完走してもらいます。

追伸
青梅マラソン無事完走出来たようです!
大した練習は出来ずにいたのにベストプラス5分での完走でした。
青梅マラソン完走後、来院された時に体をチェックしました。
脚にはさほどのダメージは残らず、内転筋、外側広筋に多少のダメージ。
心配された呼吸器の状態は良好で快適に走れたそうです。

しかし、腕の振りがダメになってしまい、右肩がパンパンになって腕が振れない状態でラスト10キロを走っていました。
まだ体のバランスが整っていないので引き続き、
背骨の状態、
肋骨の可動性、
左右の肩甲骨の位置を
しっかりしていかなければなりません。

すぎなか整骨院
治りやすい身体をつくって元気な明日へ
住所 東京都杉並区阿佐谷北6ー30ー3ー1階
電話番号 03ー3310ー4013
ホームページ http://chiryouka-suginaka.net

2006年国家資格 柔道整復師 取得

患者さまの身体を理解し、しっかりサポート出来るように勉強してきました。様々なお悩みにもしっかりサポートしていきます。

阿佐ヶ谷 鷺ノ宮 下井草