head顔の左側のぷるぷる?!

50代女性で左側の目の周りやほっぺたに痙攣を起こした状態が続いて悩んでいる方が来院されました。

かなり前から時々、左側の目の周りがピクピクと勝手に動いてしまいどうしようもないと言うことでした。たまに治って、また出現するといった状況が続き、2ヶ月ほど左側の顔が膨らんで痙攣がひどくなったようです。今回は治るどころか症状の悪化が強くなってきていました。整形外科、脳神経外科に行ったところ、レントゲンやMRIを取ったりしても異常なしと言われ、相手にされませんでした。

顔面の痙攣はチックと言われる症状で、以前自分にもたまに出てたことがありました。ほとんどがストレスによる自律神経の乱れから起こるものだと思われます。本来は勝手に治るものですが、顔面が歪み、症状がひどく他人が見ても明らかにプルプルした状態がみれました。

顔面の筋肉が硬直した状態であると、筋肉の収縮スピードが遅くなり、痙攣したりすることがあります。そして、頭蓋骨が歪んで顔面への血流が悪くなり、神経の伝達まで悪くなることからこの症状が出現すると思われます。

顔面の筋肉は表情筋で、自律神経を介して頭で考えていることと同時に表情が変わります。
楽しいときは楽しい顔をする。
怒っているときは怒った顔をする。
悲しい時は悲しい顔をする。
自分の意思とは無関係に脳の感覚が顔の神経に作用して筋肉を動かしています。
長期間の怒りや不安などの感情からストレスが続くと、筋肉はこわばり、表情が固まってきます。怒りや不安の感情から顎を強くかみしめることが強度になり、顎の筋肉も硬直していきます。

 

さて、どうやって治していこうか。

顔面麻痺の方、
三叉神経痛の方、
歯茎の痛み、
頭痛、
顎の痛み
の方はよく来院されます。

自律神経の調整、頭蓋骨の調整がしっかりできれば必ず治るはずです。

その方の体をチェックすると、
背骨の周りがガチガチ、
上位頸椎の歪み、
骨盤の歪み
がすぐにわかりました。

話を聞いてみると、寝付きが悪い、すぐに起きてしまうなどといった不眠の症状が強く出ています。不眠は興奮状態が続き、リラックス状態に移行することがうまくできず、安心して睡眠が取れなくなっています。交感神経優位状態が続いているようです。

まず、自律神経の調整をしっかり行い、脊柱起立筋、仙腸関節の調整をしっかり行います。
すると顔面の左右差がほとんどなくなり、顎の緊張も消失してきました。

次に、頭蓋骨の調整、顎関節の調整、足首の調整をおこないます。
すると手足先の血流が良くなり暖かくなってきます。
手足の血流が良くなることで自律神経が調整され、副交感神経優位な状況になったとわかります。
ほっぺたの膨らみはほぼ無くなり、顔がぽっと暖かくなってきたことがわかります。

この患者さんは、この変化にびっくりして喜んでいただきました。
この良くなった状況が継続すれば、顔面のプルプルが勝手に良くなりますよと伝えました。

症状が出始めてからはかなり時間が経っているため、
1発では治すことができませんが、
継続治療すれば確実に良くなると思います。

まずは体のコンディションをしっかり整え、元気な状態を作れれば、
物事の感じ取り方が変わり、
考え方が良くなり、
ストレスにならない生活ができるようになります。
そうすれば顔面の硬直、顎の硬直がなくなっていくものです。

当院では、怪我の治療だけではなく、
様々な症状でお困りの方にも対応しております。自律神経の不調に対する施術もしっかりできますので、同じような症状でお困りの方はご相談ください。

すぎなか整骨院

治りやすい身体をつくって元気な明日へ

住所  東京都杉並区阿佐谷北63031

電話番号  0333104013

ホームページ   http://chiryouka-suginaka.net

2006年国家資格 柔道整復師 取得

患者さまの身体を理解し、しっかりサポート出来るように勉強してきました。様々なお悩みにもしっかりサポートしていきます。