notes久々の自分のための休日

久しぶりに山中湖付近の山に来ちゃいました。

「森の中でゆっくり考える」

をテーマにした勉強会に参加したことは今でも忘れない。

7年前のある日、ラジオにて

自然の中での講習会をするといったことをしている方が話していて、掃除中ながらラジオに聞き入ってしまった。

 

それまで、いろいろセミナーに出ていたものの、やりたいこと、こうした方がいいんじゃ無いかっていうことばかり考えていた時があった。

整骨院を開業してからもある程度の目標は達成して来た。(レベルは低い)

でも、次何をしたらいいのだろうと悶々していた時間が続いていた。

この自然の森の中で行うセミナーにはビビッときた。掃除中にも関わらずメモをとっている自分がいた。

早速ネットで調べて、「森のリトリート」に申し込みをした。

これが11月に申し込みをして、開催日が4月であった。

これから、森の中に入って3日間で、今の自分、過去の自分、これからの自分、仕事、整骨院のこと、患者さんのこと、家族のこと、親のことなどものすごく考るきっかけになった。

1番ショックだったことが

このままのやり方で仕事をすると早死にすること

だった。確かにそうだ。今思うとやりたいことをどんどんプラスしていくことしか考えていなかった。

もっと仕事の幅を広げて、もっと頭を使って、もっと家族との時間を削ってといったことしか考えていなかったのである。

このままでいいのだろうかって本当に考えさせられたきっかけになった。

これが6年前で、将来への考え方、休日の過ごし方、人との関わり方がかなり変わって行ったと思う。

このセミナーは講義を聞くということはせず、自分との対話、参加者との対話などで、とにかくであったサインを見つけて、自分でテーマを作ってゆっくり考えていくことでした。

人が訪れない山の中に入って行って、自分が落ち着ける場所、居心地のいい場所を各自探して、そこで時が経つまでゆっくりと過ごす。

そこで感じたこと、考えたこと、得たことなどを参加者と主催者側とでミーティングやフィードバックしていくという内容。

自然の雄大さを感じつつ、生き物や植物、大地など自然の中からヒントを得て、普段考えないようなことまで、勝手に溢れてきたことを思い出す。普段住み慣れているところでは感じ取れないことや1人になって初めて感じ取れることなど、ものすごい刺激になった。

自然からパワーをもらって、身体が癒されるのが感じられる。頭がスッキリする。意外と何も考えていない。

去年も1人で豪雨の中、この森に入って自分と対話してきた。さすがにゆっくりはしなかったので、今年も来てみた。

6年前の記憶を頼りに人が入ってこない山を登り、山の地形が若干変化していたり、斜面が変わっていたり、朽ちた倒木が小さくなっていたり、小さな木がなくなっていたり、目印の木が倒れていたりして、かなり迷子になってしまい、目標の場所に到着するのにかなり時間がかかってしまった。

こんなにも景色が変わるもんだな〜って感じます。

迷っている時間もいい運動になった。

自分が過ごした場所に腰を下ろし、散歩したり、景色を楽しんだりしていて時間があっという間に過ぎてしまう。

今日は快晴で快適。

周りには誰もいない。

見えるのは木と根っこ、落ち葉、落ちた枝、朽ちた樹木、小さな花、新しく芽吹いた葉っぱ、苔、雲、青空。

聞こえるのは風の音、鳥のさえずり、どっかから聞こえる獣の声。

羽虫やアリがいるけど全く気にならない。

なんと贅沢な空間だろうか。

 

やはり、精神的疲労は自然が癒してくれる。

普段如何に余計なことを考えているのかがわかった気がする。

これから、また自分に必要なものが溢れ出てくるのだと思う。

また来ると誓い、下山した。

せっかくの平日休日なので、満喫するため忍野八海に初めてやってみた。

 

富士山から溢れ出る湧水が見事でした。

今の時期、川沿いに咲いた桜が満開で見事に咲き誇っていた。ものすごく混み合っていて、9割以上は外国人で、まるで外国に来たのではと思うほど色々な言葉が飛び交っていた。