2024/11/30
12月の診療日程になります。
首を痛めた4歳の女の子の治療
前日に手すりにつかまって体を捻った時に首を強く痛めたようです。
(お母さん談)
次の日もさらに痛みが増したようです。
痛そうで左側を向いたままで右を向く事が出来ず、
困り果ててお母さんが連れて来ました。
早速、検査に入ります。
首を触られることが嫌らしく、
触診できそうもないので、
内臓から見てみてみます。
背中を診察すると
肺、心、胃のツボ、経絡に反応がありました。
首を治療する前に、
お子さんの体調を良くしてあげればだいたいは首の痛みはなくなります。
そのための治療を行いました。
お子さんは呼吸器に反応していることから、
風邪の前症状として
出ているのではないかと疑いました。
肺、心のツボを調整したら、
お子さんは喋りだしました。
まだ痛そうですが、
首も動かせるようになり、
首を触診できるように。
お子さんの首の状態が
お母さんの首の状態と関係があることが多いのです。
首は自律神経の支配を受けているため、
体調の変化には敏感に反応を起こして、
痛みを出していきます。
お母さんの首、内蔵の経絡を触診すると、
お子さんの首と同じ場所に
シコリが見つけられました。
お母さんに
お母さんの体調を整えると、
子どもの痛みは早く良くなりますよ!
同意を得て、
お母さんの治療を行いました。
お母さんも
肺、心のツボをメインに行うと
子どもはよく話すようになり、
首を動かすようになり、
お母さんはビックリしていました。
お子さんの首の状態を確認すると
首のシコリは軽減していることが確認できました。
子どもの体は未発達で柔らかいため、
無闇にいじっても良くなりません。
お母さんは
自転車をこいだ後に
腰が痛くなることを言っていたので、
尾骨の調整、
骨盤の調整
を行いました。
これで、
お子さんの首はだいぶ動かせるようになりました。
あとは時間と共に良くなるはずです。
お母さんと子どもの関係性について
お母さんは妊娠をして、お母さんのエネルギーを与えて子どもは子宮の中で大きくなっていきます。
この時にお母さんの
栄養状態
ホルモン
などから
様々な情報を得てしまいます。
お母さんの感情、
どんなものを食べたとか、
考えていること、
脳で感じ取っている情報
などを赤ちゃんは受け取っているのです。
出産でお母さんの体から赤ちゃんが出てきたとしても、
お母さんに対する影響は続いています。
本体と分身の関係性があります。
お母さんの血、情報を得て、成長したことから分身として考えることができます。
そして、お母さんといつも一緒にいます。
お母さんの動作、行動、表情など、
いつも観察しています。
お母さんのマネをし、お母さんから言葉を習います。
お母さんの行動は全て手本として見られています。
お母さんが体調悪いとかすぐにわかります。
子どもは素直だし、反応しやすい、影響を受けやすいことから
子どもの体にも異変や痛みを出現してしまうこともあるのです。
お母さんは子どもの鏡です!
ちなみに
お父さんからの影響はほとんどないみたいです。
でも、背中は見られています。
カッコいい背中を見せていかなければいけませんよ!
治りやすい身体をつくって元気な明日へ
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2006年国家資格 柔道整復師 取得
患者さまの身体を理解し、しっかりサポート出来るように勉強してきました。様々なお悩みにもしっかりサポートしていきます。