column風邪って何かしっていますか?

免疫の事についていろいろ書いてきましたが、風邪と言うものは一体何なのかということを書いてみます。

まず初めに

風邪をひいたときの身体の免疫システムについて書いておきます。

咳と言うものは
喉や気管気管支から端を吐き出し病原菌を外に排泄するための大事な作業です。

くしゃみと言うものは
鼻の奥に詰まっている病原菌がついた鼻水を体外に排泄するための大事な作業です。

頭痛は
頭皮や頭蓋骨周辺への血流障害です。水分を多めにとり血流を良くしてあげないといけません。

体の節々が痛い場合は
「動くな」と言う脳の信号が出ているため、安静にすることが1番大事だということです。
中心部分の体温を高めるために末端の血流を低下するために血管が収縮していきます。
そのために筋肉への血流不足が生じ痛みが伴います。

発熱すると言う事は
体温を上げることによって、免疫細胞が活発に動き出しやすくなるための異物排除能力の極みです。

悪寒がするのは
温めてほしいからです。
寒さを感じさせないように服を着ましょう。
お風呂に長時間浸かって汗が出るまでしっかり暖めましょう!

立ちくらみがするのは
酸素不足だからです。
呼吸をしっかりすることと水分をしっかり取りましょう!

おしっこによく行きたくなる事は
血液の中の毒素を排泄するための大事な作業です。
どんどん出すために水分を多めに取ることが大切です。

下痢になることがありますが
胃や腸の中で病原菌が異常繁殖を起こし、
病原菌を排泄するため、
病原菌の代謝産物である毒素を排泄するため
に下痢になります。
どんどん出すために水分を多めに取ることが大切です。

吐き出すということは
胃の中にいれて欲しくないからです。
体調不良だと消化不良になってしまいます。消化できなければ栄養になりません。
しっかり出せばスッキリします。

蕁麻疹が出るということは
身体に入っている毒素の分解ができないための緊急の解毒方法なのです。
痒みを伴う発疹が特徴です。

これば大切な考え方です。
覚えておいてください!

風邪の症状について

風邪症候群は鼻腔から咽頭、喉頭までの気道である上気道に急性の炎症が起こる疾患を総称して呼びます。
炎症がその下の中気道にあたる気管や気管支、さらにその先の肺にまで広がる場合もあり、咽頭炎や気管支炎、はいえにいたるケースもあります。
男女や老若を問わず、あらゆる年齢層が発症し、健康な人の大半が罹患するごくごく一般的な疾患なのです。

自覚症状としては
くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの鼻症状

喉の痛みなどの咽頭症状

気道の炎症、気管支の炎症が起こり咳やたんなどの呼吸器症状

発熱

頭痛

全身の倦怠感

節々の痛み

などが症状として現れます。

空気中に浮遊しているウイルスなどの病原体が気道内に入って、
気道の粘膜に付着し、
粘膜や細胞内で侵入して
増殖することが
原因となっています。

くしゃみや鼻水、咳やたんなどの症状は
人体にとって異物である病原体を身体から追い出すための生体反応の1つで、
上気道の炎症も侵入しようとしてくる病原体に対抗する身体の免疫反応の1つなのです。

病原体が侵入しても、
実際に風邪症候群を発症するかどうかは環境や感染した人の免疫力などの要因によって左右されたりします。
ここで免疫システムがしっかりと働いている方は
症状が軌道の入り口で済み、
重症化する方はあまりいません。
しっかりと休んでさえいればほとんどが勝手に治っていきますので、
予後は良好な場合がほとんどです。

風邪症候群の原因となる病原体は
80~90%がウイルスと言われています。
主なウイルスとして、
ライノウイルス
コロナウイルス
が多く挙げられ、
続いて
RSウイルス
パラインフルエンザウイルス
アデノウイルス
です。

アデノウイルスやパラインフルエンザウイルスは
比較的、子どもが感染することが多いことがわかっています。

ウイルス以外では
一般細菌
肺炎マイコプラズマ
肺炎クラミドフィラ

などの特殊な細菌が原因となる場合もあります。

さまざまな病原体が関与しているので、
一般的に
「 風邪 」
と呼ばれ、ひとくくりにされてしまっています。

ここで
何のウィルスなのか
何の細菌なのか
と言うものは特定しない場合がほとんどです。

重症化したり、
症状が長期間続いた場合に
特定する検査をすることもあります。

空気中に浮遊しているこれらの原因となる病原体が、

気道内に入って気道の粘膜に付着して侵入・増殖し、
鼻・咽頭・喉頭といった上気道に急性炎症が起こり、
さまざまな疾患を引き起こすことが風邪症候群のメカニズムです。

患者のくしゃみなどで飛び散った飛沫から感染することもあるが、気道内にウイルスが侵入しても風邪症候群を発症するかどうかは、患者が置かれた環境や患者自身の免疫力などの要因によって変わります。

元気であれば風邪の病原体が免疫細胞によって異物排除されるため症状が出ないことがほとんどです。
これらの病原体は、
人類の歴史上、過去に発症していることもあるため、
生まれながらにして病原体の抗体を持ち、
DNAに記されているのです。

治療として
風邪症候群の原因となる病原体は80~90%が
ライノウイルスやコロナウイルスなどのウイルス
と言われています。

自宅で、個人ができることは

いろいろな症状が出ますが、体の反応に従うこと

寝ている時が1番免疫力が高まるため、
睡眠をしっかりとること

動きすぎると免疫システムが十分に働かないため安静に過ごすこと

十分な水分をとり、排泄能力を促すこと

食欲があるのであれば消化に良いものから栄養を取ること

39度の体温が1番免疫細胞が活発に働いているため無理に解熱しないこと

ここで再び、
大事な身体の反応について書いておきます。

咳と言うものは
喉や気管気管支から端を吐き出し病原菌を外に排泄するための大事な作業です。

くしゃみと言うものは
鼻の奥に詰まっている病原菌がついた鼻水を体外に排泄するための大事な作業です。

頭痛は
頭皮や頭蓋骨周辺への血流障害です。水分を多めにとり血流を良くしてあげないといけません。

体の節々が痛い場合は
「動くな」と言う脳の信号が出ているため、安静にすることが1番大事だということです。
中心部分の体温を高めるために末端の血流を低下するために血管が収縮していきます。
そのために筋肉への血流不足が生じ痛みが伴います。

発熱すると言う事は
体温を上げることによって、免疫細胞が活発に動き出しやすくなるための異物排除能力の極みです。

悪寒がするのは
温めてほしいからです。
寒さを感じさせないように服を着ましょう。
お風呂に長時間浸かって汗が出るまでしっかり暖めましょう!

立ちくらみがするのは
酸素不足だからです。
呼吸をしっかりすることと水分をしっかり取りましょう!

おしっこによく行きたくなる事は
血液の中の毒素を排泄するための大事な作業です。
どんどん出すために水分を多めに取ることが大切です。

下痢になることがありますが
胃や腸の中で病原菌が異常繁殖を起こし、
病原菌を排泄するため、
病原菌の代謝産物である毒素を排泄するため
に下痢になります。
どんどん出すために水分を多めに取ることが大切です。

吐き出すということは
胃の中にいれて欲しくないからです。
体調不良だと消化不良になってしまいます。消化できなければ栄養になりません。
しっかり出せばスッキリします。

蕁麻疹が出るということは
身体に入っている毒素の分解ができないための緊急の解毒方法なのです。
痒みを伴う発疹が特徴です。

免疫細胞や抗体のシステムを信じることによって、自然に治っていき、早期に回復します。

ただし、症状が重い場合は
近所のお医者さんにかかり、
気管支拡張剤
解熱剤
のどの痛みを和らげる薬
を処方してもらうといいかもしれません。

そして、
日常生活において予防に取り組むことが大切です。

外出時にはマスクをして、病原体の感染を予防し、外から帰ってきたときにはせっけんを使って手を洗い、ウイルスや細菌を洗い流し清潔なタオルや紙で拭いて乾かし、うがいをして口や喉についた病原体を洗浄する。
自分に対する感染予防だけではなく、
周りの人への感染を防止するために、
咳やくしゃみをするときにはティッシュやハンカチなどで口や鼻を覆ったり、
上着の内側や袖で覆うなど咳エチケットの実践が推奨されています。
風邪をひいているのであれば、家族内でのタオルの共有を避けたりする工夫が望ましいです。