column寒暖差の激しい季節の乗り越え方

春分の日

今年は早くも桜が咲きましたねー。
満開まであっという間になってしまいそうですね!

冬から春への移行期間です。
冬に冷え対策をしてこなかった方は、気温の変化が激しく冷えに敏感になっています。

冬の体は寒さに耐えようと体をから熱が逃げないように保温してくれる機能が高まります。暖かくなってくると、体から熱を放出し体温を下げようとしていきます。
これは主な人間の体温調節の仕組みです。

暑いと感じた場合
深部体温を37度に設定していますので、血液の温度は基本的に37度です。
例えば食事をし、胃の動きだし、内臓の働きが活発になり、体温が上昇します。温かいものを食べたり、すればより体に熱がこもるため熱くなり汗が出てきます。
この汗は体から熱を放出しようと、毛細血管が拡張し、体表面の血流を増やし、血液の温度を下げようとします。汗をかくのは汗腺から体液を出し、水分の蒸発により、蒸発熱によって体表の皮膚の温度が奪われるといった状況になります。

寒いと感じた場合
血液の温度を下げないように、毛細血管が収縮し体表の血液循環がわるくなります。血液中の水分が少なければ、皮膚がカサカサして乾燥するのです。
皮膚が薄くてわかりやすところは唇です。唇が乾燥してひび割れた状態が分かり易い例です。
寒い時に水分不足になっている人が非常に多いです。こまめな水分摂取を心がけましょう。
血液中の水分量に比例して、酸素が溶け込める量が決まります。
水分不足になれば、
肌のカサカサ状態、
酸欠症状の頭痛、吐き気、めまい、手足の痺れ
思考回路の低下
胃酸も出にくくなるため消化不良
などが症状としてわかるようになります。

人間は体毛が増えたり減ったりしないので、基本的に皮膚の血流の状況を変えたりしながら温度調整を行っております。
夏であれば汗をかき、水の蒸発熱と言うもので体を冷やしてくれています。
冬場の寒い時は骨付近の血流を整えて、皮膚表面の血流を減らし、血液の温度を下げないようにしています。

この春先は湿度が高くなってくることもあり、水分摂取が減少傾向にある人がとても多いです。
ただのセキがただの水分不足であることも多々あります。
これを花粉症のせいだと言っている方がいますがただの水分不足です。
水分て言うものは血管の中に入って細胞隅々に水を運んでいきます。そして皮膚の表面を適度に潤すことによって肌の乾燥を防ぎます。
鼻や喉、気管に関しては、ねばねばした粘膜と言うものを出して、
空気を吸い込む時に細菌やウィルス、微粒子などをねばねばした粘液にくっつけることによって内部の侵入を防いでいます。
タンや鼻水がいっぱい出ることによってくっついたウィルスや細菌を体外に出すためにくしゃみをしたり咳をしたりするものです。過剰な咳をする場合は気管にある粘液が乾燥しているために、うまく排泄できないため空咳が出ます。
喉が渇く前に水分補給をする事は絶対必要になります。

鼻や喉、気管などの体の侵入経路をしっかり潤しておくことによって、風邪がひきにくくなったり、コロナウィルスの影響を受けにくくなることは十分可能です。

自律神経のことについては細かくなりすぎて書きませんがものすごく重要なことなのです。また気が向いたら書いて見ます。

体温調節
乾燥対策
をしっかりしていきましょう!


すぎなか整骨院
治りやすい身体をつくって元気な明日へ
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2006年国家資格 柔道整復師 取得

患者さまの身体を理解し、しっかりサポート出来るように勉強してきました。様々なお悩みにもしっかりサポートしていきます。

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