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顎関節症で苦しむ大学受験生

顎関節症とは?
口を開こうとすると
顎関節(耳の穴の前にあります)が痛む。
顎を動かす筋肉が痛む。
十分には大きく口を開けられない。
口の開け閉めで顎関節に音がする。
という症状がでます。

口の開閉事に音だけ鳴ると言う症状の場合、最低でも人口の20%近くいると言われます。
また顎関節や顎を動かす筋肉の痛み、あるいは顎関節症による口の開けにくさで、実際に治療が必要になる人は症状を自覚した人の中の5%程度と推定されています。
患者さんでは女性が多く、年齢は10歳代後半から増加しますが、20~30歳代で最大になり、その後は年齢が増えるとともに来院する患者さんは減少します。

顎関節症の病気の状態(病態)は現在4つに分類されています。

1.関節内にある関節円板というクッションが前方にずれることで起きる「カクンカクン」という音が出る状態

2.ずれがもっと大きくなることで大きな口が開けられなくなる状態
特に口が大きく開かなくなると、口を開けたり食品をかもうとするときに痛みが出ます。
この2つの状態で来院される方が全体の60%ほどになります。

3.顎関節そのものには痛みがないのですが、下顎を動かす筋肉がうまく働かなくなり、口を開けようとすると頬やこめかみの筋肉が痛むという状態

4.関節円板のずれはないのですが、口を開けようとすると顎関節周囲の筋肉が痛むと言う状態
これは関節を作っている骨が変形するタイプの顎関節症があります。このタイプは長年顎関節症が続いていたり、年齢の高い方に多くみられます。

これらの症状が発症してしまう原因として、
ほとんどが顎関節症は頸椎2番3番のズレが原因で起きています。

整形外科に行ったとして、レントゲンを撮っても、見た感じはずれてはいませんが、頸椎周囲の筋肉を緩めていくと、頸椎2番3番あたりに明らかな連れが触知することができます。

頸椎2番3番がずれていると、第一頸椎も歪んでしまい、その上に乗っかっている頭蓋骨も歪んでしまいます。

第一頸椎の上は後頭骨があり頭の位置を調整しようとして、同時に側頭骨も歪ませてしまいます。
側頭骨に顎の関節があり、左右の位置異常により、顎関節に不具合が生じるためです。

当院で顎の痛みに対する治療結果の症例です。

朝掃除をしているときに、電話が鳴り響ました。

「顎が痛くて勉強に集中ができないんですけど今から行ってもいいですか?」

こう電話で話してきたのが
センター試験が終わって、大学受験を目前と控えたU君。

どうやら塾の前に治療をしてほしいそうなので、
大学受験のために頑張って欲しいので
快諾しました。

診療前に治療を開始し、
体をチェックしました。

股関節外側
背部中央に筋肉の塊がある
腹部が固まっている
頸椎付近はガチガチに固まっている
頸椎2番3番がずれている
顎周辺の筋肉はガチガチに固まっている

このようなことが感じ取れました。

顎を開けるときに痛みがひどくでて、
食事をとるのも困難だと言うものでした。
勉強中も顎の違和感やガクガクした感じが気になり集中できないような状態でした。

早速治療に移ります。

股関節外側や背部の中央は肝臓の経絡やツボがあります。
肝臓のツボを丁寧にほぐし、
呼吸器や胃のツボの施術を加えながら
体の緊張を解放していきます。

これで頸椎付近が緩んだと確認できたら、
自律神経の調整を行います。

これででさらに頸椎付近がやらかくなり、
頸椎2番3番のズレが触知することが
容易になりました。

ガチガチだった頸椎の動きが
稼働し始め、施術が簡単になるのです。

U君に座ってもらい、
頸椎2番3番の微調整を行いました。

これで、顎の動きの確認をしてもらい、
顎がめちゃくちゃ楽になったと喜んでいました。

顎関節症であったとしても、
しっかり手順を踏まえて治療して行けば、
簡単に顎関節の緊張が解放できるのです。

しかし、
受験ストレスや勉強に対するストレスが常に働いているので、常に緊張状態にある事は分かっています。

この治療を繰り返し行うことで、
顎関節症は確実に良くなります。

2日目の治療では
体全体的な筋肉の緊張なくなっているため、治療は楽になりますね。
それでも同じようなことを行い、さらに体全体を緩めていきます。

頭部と頚部を慎重に施術し、外側の顎を動かすための筋肉を緩めていきました。

まだ、
顎は完全に開けることはできませんが、スムーズに開閉できるようになりました。

3日目の治療では
顎の開閉はできるようになりましたが、
完全に開くと痛い
顎を左右に動かすと痛い
と言うのが出てきました。

これには
頭蓋骨の調整
上位頚椎の調整
顎関節周囲の筋肉の硬結を緩める
ことが必要です。

順序を追って
治療していく事で改善する道筋は
できてくるのです。

同じような症状の方がよく来られますが、
治療を継続していけば、
確実に良くなってきます、

同時に元に戻らないようにする対策も必要です。

座り方指導
頭部への血流を良くするための姿勢

噛み締めないようにするテクニック
顔面の緊張や頚椎周りを緊張させないようにする事

他にもいろいろと指導しましたが、
その方にあった指導をしています。

このU君は、
もともとサッカー少年で、
サッカーの強豪校に在籍し、大好きなサッカーばかりやっていました。

大好きなサッカーをやり続け、サッカーを行う上でのストレスなどはあると思いますが、勉強のストレスがほぼない状況だったと思います。

今は、
ずっと座ったままで動けずにいます。
好きなサッカーを我慢したままで、勉強しています。
目前に迫る大学受験の日が近づくにつれ緊張感が高まります。

このような状態から、
勉強のストレスがとてもひどいものだと感じ取れるのです。

私も1年間浪人し、偏差値38から国立大学を目指しました!
今まで、何のために勉強をしなければわからずに生きてきましたが、
分かったことがありました!

学校での勉強は
行きたい大学に入るためです!

行きたい大学を決め、
将来なりたい職業について
一歩を進めるためだと考えられます。

とりあえず行きたい大学を定め、
勉強漬けの毎日を過ごしました。

2.0あった視力が
見えにくくなっていた事に気づくと
0.3まで下がっていました。

私は顎には影響が出ませんでしたが、
視力がやられました。

ちゃんと行きたい新潟大学に合格することができましたけど。

勉強は必要ですが、
その分の代償もありましたね。

詳しくはすぎなか整骨院ホームページ
コラムを覗いてみてください。
http://chiryouka-suginaka.net/blog/column/

治りやすい身体をつくって元気な明日へ
住所 東京都杉並区阿佐谷北6ー30ー3ー1階
電話番号 03ー3310ー4013
ホームページ http://chiryouka-suginaka.net

2006年国家資格 柔道整復師 取得

患者さまの身体を理解し、しっかりサポート出来るように勉強してきました。様々なお悩みにもしっかりサポートしていきます。

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練馬区 中村