2023/10/26
秋に出る症状について
テニス肘の患者さん
年末からテニスをして腰と右肘の内側と外側を痛めたテニスプレーヤーが来院しました。
年末の治療は肘関節に関係する方の治療をメインで行い、特に肩甲下筋、肩鎖関節を整える治療をしたら肘関節の腫れはひき、筋肉付着の圧痛は取れました。
腰のほうは膀胱経、心経を整え、仙腸関節、腹斜筋で腰痛は消失し、姿勢は改善しました。
とても喜んで帰りました。
新年明けて、また土曜日に来院しました。
テニスやっていないんだけど大掃除やら家事手伝いをしたらひどくなってしまったんだよねと言っていました。
背中を見ると背中の中心部が固まっており、肝臓と胃に負担がかかっていました。
肘関節を見てもそこに反応が出ています。
前回の治療で治ってないと考えると、原因は他にあると考えます。
そこで右ひざを見ました。
右膝には肺経と肝経の反応がありました。
関連部位として膝の治療を行い、肘の痛みの確認をしてもらいました。見事に腫れと圧痛がなくなっています。
明日試合があると言うことで、手関節にテニス用のテーピングを貼り、肩の可動域、肘の力の入りやすさを確認してもらいました。
痛めないようにプレーしてください。
軽いラケットに変えたようなので、手首で打たないように。体感と肩甲骨をしっかり使ってパワフルなスイングをしてくださいと伝えました。
このように、テニスプレーヤーの方でもしっかりと対応できます。
私はテニスができませんが、テニスを見て動作解析をして負担のかからない動き、負担のかからない打ち方は理解しているつもりです。
また楽しくプレイしてしまえば、手首に頼ったスイングに切り替わってしまうであろうと思います。
スポーツでの患者さんは再度同じ動きをしてしまうことが多く、癖が治らないままプレイしてしまうため、同じとこに負担がかかり同じところを痛めることが多いです。
基本の打ち方をしっかり理解してそこに意識を持っていってプレイをしていってほしいものです。
すぎなか整骨院
治りやすい身体をつくって元気な明日へ
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2006年国家資格 柔道整復師取得