news治療の症例を投稿しました。

スノーボードをやっていて激しく転倒した20代女性

雪山でスノーボードを楽しんでいる時、
激しく転倒し、
左臀部を強打し、
頭を打って
立ち上がることができず
スキー場の医務室に運ばれた方の治療について書いてみます。

その女の子は、
歩行ができない状況なので、
松葉杖をその場で4000円で購入し、
ツアーで帰ってきたようです。

松葉杖が4000円と言うのはかなり良心的だな〜と思いました。

怪我をした後、
お母さんに連れてこられ、松葉杖をつきながら来院されました。

受付で予診表を書いていただき、
すぐに診察を開始することにしました。

すぎなか整骨院の中でも松葉杖を使いベッドに移動しました。

検査では、
立位での筋肉の硬直はあまり見られませんでした。
大腿部、臀部には筋肉の異常緊張していないことが確認できました。

うつぶせになって触診をしてみたところ

股関節付近は、
臀筋の筋緊張
梨状筋の筋緊張
左腸骨の上方転位
骨盤の歪み
若干の恥骨結合のズレ
大腰筋の異常までの筋緊張
仙腸関節の可動不全

首は、
上位頸椎のズレ
若干のムチウチ損傷
頭蓋骨の歪み
特に後頭骨のズレ
板状筋の筋緊張
胸鎖乳突筋の筋緊張

が見られました。

スキー場近くの病院で
レントゲン検査をしておいたようで、
骨には異常なしであったようです。

触診の状況から推測できる事は、

スノーボードで滑っている時、
エッジが引っかかり、
左臀部を強打し、
勢いにのって頭部を激しく打ち付けた

のだと考えられます。

治療では、

立位での筋緊張がそこまでないと言うことから、ある程度の刺激は問題ないと判断し施術を行いました。

まずは
仙腸関節の可動調整ですが、
左仙腸関節の可動が全く無く、上方転位をしているため、少しずつ動くようにしていきました。

次に、
恥骨結合の調整をしました。

股関節には炎症があると考えられるので、
触れると反動が出てしまう恐れがあるため
大腰筋の施術だけ行いました。

これで、
立って歩いていただき、
歩行は可能になりはしましたが、
破行が著明で股関節内部に痛みがあって、左足に体重が乗ると痛みが出現してしまうようでした。

痛みを減らすため、
頭蓋骨調整
上位頚椎の調整
を行ったところ、
歩行状況は少し改善されました。

お帰りの際は
「松葉杖を使った方が良いのですか?」
と言っていたので、
「痛みが強ければ使えば良いし、松葉杖が邪魔だと思えば使わなくても良いです。」
と言うやりとりをしました。

今回は、1回の施術である程度歩けるまで回復しました。

しかし、
大腰筋の筋肉が異常に固まっていたり、
骨盤のズレがひどかったので、
仙腸関節の炎症が起こしていたり、
股関節内部の炎症が起きている
ことが考えられます。

痛い時は
安静にし、
余計な炎症や腫れを増やさなければ
筋肉が異常緊張状態にならないはずです。

「痛み」とは?

防御反応です。
壊れた場所を守るために痛みを出して、
うまく使えなくしていきます。
筋肉が伸びたり縮んだりすることを
拒絶するために筋肉が硬直起こし、
関節を動きにくくさせていきます。
脳は
早く壊れた場所を回復させようと、
痛みを出し、
血液を集め、必要な栄養素を患部に届けるように腫れが出現します。

体は間違ったことを行っていません。

余計な腫れを取り除いたり、血液の循環がうまくいくようにしていけば、早期回復が見込めるのです。

そのための適切な施術が必要です。

その怪我も早く治すための施術を行っていれば
もっと楽になるのではないかと思います。

詳しくはすぎなか整骨院ホームページ
コラムを覗いてみてください。
http://chiryouka-suginaka.net/blog/column/

治りやすい身体をつくって元気な明日へ
住所 東京都杉並区阿佐谷北6ー30ー3ー1階
電話番号 03ー3310ー4013
ホームページ http://chiryouka-suginaka.net

2006年国家資格 柔道整復師 取得

患者さまの身体を理解し、しっかりサポート出来るように勉強してきました。様々なお悩みにもしっかりサポートしていきます。

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