column呼吸器系の免疫システムについて

免疫力が高い人になるため

免疫力をアップする方法について書きましたが、実際どういうことなんだ?にお答えするために書いています。

抗体とかの考え方は体内に入って、血液の中に異物が入ったら起こる反応です。

前回、皮膚の免疫システム、消化器の免疫システムでは

体内に病原性微生物やウィルスなどの異物を侵入しないようにするため、
皮膚では何が起こっているか、
食べ物を食べた時に消化器では何が起こっているか
をかきました。

免疫力が高い人っていうのは
すこぶる元気な人です。

すこぶる元気な人をイメージすると、

メンタルが強い
食欲旺盛
笑顔が素敵
肌にツヤがある
肌の血色が良い
姿勢が良い
楽しそうだ
体型が綺麗だ
髪の毛などの体毛の質が良い
集中力がある
意欲的だ

そんな感じでは無いでしょうか。

こういう方達は
毎日体調が安定していて、
身体の防御反応がしっかりしています。

免疫力が高ければ、

異物排除能力が高い
防御機能が高い
抗体がうまく働く

ことが考えられます。

呼吸器系の免疫システムについて書いてみます。

鼻の免疫システム
鼻水という粘液を出している
表面積を広げるために鼻毛が生えている
副鼻腔によって表面積を広げている
鼻毛、副鼻腔に粘液をつけ、乾燥から守っている
匂いによって身体に問題あるものか見極めている

鼻から病原性微生物やウィルスを吸い込んでしまったら、

第1のの関門である鼻水のまとわりついた鼻毛などで病原性微生物などの不純物をこしとってはなの奥の方に空気を送ります。

副鼻腔に通ったりしながら粘液に不純物をくっつけていきます。

ここで粘液にくっついたものは、鼻水を大量に出して鼻垂れ小僧になります。

鼻水が大量に出ない場合は粘液が鼻毛の辺で乾燥させられ、鼻くそになります。

緊急事態のときはクシャミとして無理やりたくさんの空気とともに鼻水をだします。

この粘液にも免疫細胞が潜んでいるため、しっかりと病原性微生物の生命能力を奪ってしまいます。

その時空気を温めながら奥へと向かいます。

鼻で除去できなかった場合は鼻から口につながっているため、口の奥で唾液の粘液にくっついてしまいます。

唾液にくっついたものは食道を通って、胃の中で胃酸によって病原性微生物の生命能力を奪い去ります。

そのまま気管の方へ行ってしまった空気は
気管や気管支にはタンという粘液が出ています。
非常にネバネバしていますが、
気管は日常生活では立ってたり、座っていたりしているため
縦に走行しています。

粘液がネバネバしていないとその場にとどまれませんね。

ネバネバした粘液が気管を厚く覆っていて、空気中の不純物をくっつけて、
肺へ行く空気をよりクリーンにしています。

このタンにも免疫細胞がたくさん含まれており、いろんな病原性微生物を食べています。

肺からもタンはずっと出されています。

喉や気管、気管支、肺にある粘液が汚れたりすれば、
セキ込むことによって排泄していきます。

肺にウィルスなどの病原性微生物が行かないように、

様々な免疫システムをフル活用して

身体に異物が侵入してこないように頑張ってくれているのです。

これで水分をこまめに摂取していかなければならないことが分かります。

ただ

水分を多く摂ればいいかといえばそうではないです。

身体の機能がしっかりしていて、
血流が良く流れ、
汗をたくさんかき、
尿や便を気持ちよくだせる
人であればいくら水分を摂っても大丈夫なんです。

浮腫んでしまう人は気をつけましょう!

身体の乾燥は免疫システムを崩してしまうのです。

ただし、

第1の関門である鼻だけ
病原性微生物に侵されたら、
副鼻腔炎を起こしたり、蓄膿症になったりします。
鼻水が黄色くなり、鼻詰まりになってしまいます。

第2の関門である喉が
病原性微生物に侵されたら、
咽頭炎や扁桃腺炎になったりしてしまいます。
発熱、セキなどの風邪症状になってしまいます。

第3の関門である気管や気管支が
病原性微生物に侵されたら、
激しくセキ込んだり、タンが黄色くなったりして風邪症状になってしまいます。

免疫力がかなり低下して
病原性微生物に肺が侵されたら、
肺炎になってしまいます。

呼吸器の免疫システムはこのような形で体が病原性微生物がされないように働いてくれています。

体の免疫が弱ってしまえばどんどん奥のほうにまで炎症が拡大し呼吸困難になってしまうこともあります。

鼻水が垂れている方がいいんです!
よだれがいっぱい出ている方がいいんです!

体はあなたの体を守るためにしっかりと働いてくれています。

だから
むやみに薬なので症状を下げてしまうと体から病原性微生物がうまく排泄できなくなってしまいます。

自分の免疫システムをしっかり稼働させるためには元気でいることが1番大事です。

詳しくはすぎなか整骨院ホームページ
コラムを覗いてみてください。
http://chiryouka-suginaka.net/blog/column/

治りやすい身体をつくって元気な明日へ
住所 東京都杉並区阿佐谷北6ー30ー3ー1階
電話番号 03ー3310ー4013

ホームページ http://chiryouka-suginaka.net

2006年国家資格 柔道整復師 取得

患者さまの身体を理解し、しっかりサポート出来るように勉強してきました。様々なお悩みにもしっかりサポートしていきます。