2024/05/31
6月の診療日程になります。
痛み止めについて書いてみたいと思います。
ジクロフェナクナトリウム坐剤50mg
を舌癒着症の手術後の痛みの緩和に対して私が使っているものです。
切除した箇所の
上歯茎から上唇の裏
舌の裏側から下顎にかけて
痛みと炎症があり、ずっとズキズキと痛んでいます。
痛くてどうしようもないときに使っています。
痛みに対する効果はてきめんです!
ツバを飲み込むときでさえ、かなり痛むのに、
あら不思議と
時間をかけて痛みがどんどん引いてきます。
まだ食べられないなって思っていたのに、痛みがなくなってくる頃には空腹感が出てきて、
クリニックの手術翌日検診の帰りに買った
和菓子と洋菓子が頬張ることができちゃいました。
こんな効果のある痛み止めはどんなものだろうかと調べたくなってしまう衝動になってしまいました。
効果が高いだけあって、
副作用やら禁忌事項、薬の飲み合わせなどたくさん書いてありました。
薬を飲むとき、副作用や禁忌事項に対して知識がないと、何か問題が起きたとしても気づくことができないと思います。
しっかり調べておくことで、もし何か問題が起きたときに対処できるはずです。
私の場合は痛みどめを服用するとしても、まぁ筋数日間であると思いますので飲み過ぎることがないと思います。
もし仮に長期間飲み続けた場合、どうなってしまうかということに対してもしっかり知っておく必要があると思います。
痛み止めが引くことを始め、熱を下げる効果があることから、やたらと寒気がするのです。
熱を下げる代わりに、熱を作らなくする効果があると思われますね。
以下、
ジクロフェナクナトリウム坐剤の添付文書です。
基本情報
薬効分類
非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)(内服薬・坐剤・注射剤)
体内で炎症などを引きおこすプロスタグランジンの生成を抑え、炎症や痛みなどを抑え、熱を下げる薬
効能・効果
注意すべき副作用
ショック 、
胸内苦悶 、
冷汗 、
呼吸困難 、
四肢冷却 、
血圧低下 、
意識障害 、
アナフィラキシー 、
蕁麻疹 、
血管浮腫
用法・用量(主なもの)
禁忌・原則禁忌
副作用
主な副作用
浮腫 、 貧血 、 喘息発作 、 肝障害 、 胃痛 、 小腸潰瘍 、 大腸潰瘍 、 出血性大腸炎 、 クローン病悪化 、 潰瘍性大腸炎悪化 、 膵炎
重大な副作用
ショック 、 胸内苦悶 、 冷汗 、 呼吸困難 、 四肢冷却 、 血圧低下 、 意識障害 、アナフィラキシー 、 蕁麻疹 、 血管浮腫 、 出血性ショック 、 穿孔 、 消化管潰瘍、 消化管狭窄 、 消化管閉塞 、 再生不良性貧血 、 溶血性貧血 、 無顆粒球症 、 血小板減少 、 中毒性表皮壊死融解症 、 Toxic Epidermal Necrolysis 、 TEN 、 皮膚粘膜眼症候群 、 Stevens-Johnson症候群 、 紅皮症 、 剥脱性皮膚炎 、 急性腎不全 、間質性腎炎 、 腎乳頭壊死 、 乏尿 、 血尿 、 尿蛋白 、 BUN上昇 、 血中クレアチニン上昇 、 高カリウム血症 、 低アルブミン血症 、 ネフローゼ症候群 、 重症喘息発作 、 アスピリン喘息 、 間質性肺炎 、 うっ血性心不全 、 心筋梗塞 、 無菌性髄膜炎 、 項部硬直 、 発熱 、 頭痛 、 悪心 、 嘔吐 、 意識混濁 、 重篤な肝障害 、 劇症肝炎 、 広範な肝壊死 、 急性脳症 、 かぜ様症状 、 激しい嘔吐 、 痙攣 、 ライ症候群 、 横紋筋融解症 、 急激な腎機能悪化 、 筋肉痛 、 脱力感 、 CK上昇 、 CPK上昇 、 血中ミオグロビン上昇 、 尿中ミオグロビン上昇 、 脳血管障害
上記以外の副作用
食道障害 、 腹痛 、 下痢 、 軟便 、 直腸粘膜刺激 、 消化性潰瘍 、 胃腸出血 、 便秘 、 食欲不振 、 口内炎 、 胃炎 、 吐血 、 下血 、 出血傾向 、 血小板機能低下 、出血時間延長 、 黄疸 、 AST上昇 、 ALT上昇 、 多形紅斑 、 光線過敏症 、 過敏症、 紫斑 、 皮膚そう痒症 、 アレルギー性紫斑 、 発疹 、 顔面浮腫 、 不眠 、 神経過敏 、 しびれ 、 振戦 、 錯乱 、 幻覚 、 抑うつ 、 不安 、 記憶障害 、 眠気 、 眩暈、 視覚異常 、 霧視 、 味覚障害 、 聴覚障害 、 耳鳴 、 頻脈 、 血圧上昇 、 動悸 、発汗 、 脱毛 、 血管炎 、 胸痛 、 全身倦怠感
注意事項
病気や症状に応じた注意事項
患者の属性に応じた注意事項
相互作用
薬剤との相互作用
については沢山の薬との相互作用があるようですね。