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leg足に関する症状を改善する施術方法

阿佐ヶ谷、鷺ノ宮のすぎなか整骨院が足首や足指の痛みを治療する方法をご紹介します。足首や足指の痛みは激しいスポーツや急な運動が原因になることが多いですが、歩き方、走り方、足指の使い方が原因になることも少なくありません。当院はスポーツ障害治療の経験が豊富で、確かな初期治療で早期にスポーツに復帰することも可能です。

施術方法

外反母趾

外反母趾

足の母趾を支える関節が変形し、付け根が外側に大きく突き出ます。原因の多くは足に合わないハイヒールの着用で、女性の発症は男性の10倍です。他に急激な運動、体重の激しい増減、慢性関節リウマチなどが原因になりますが、多くは足趾を使わずに立ったり歩いたりして、かかとから五趾にかけて体重移動が起き、母趾を使わないため筋力が低下している方が発症しやすいです。
治療では関節の変形を矯正するマッサージで母趾を施術し、負担がかかっている足首の施術も行います。足首やかかとを形づくる足根骨の配列の調整も重要で、足関節から母趾にかけて関節を矯正し、テーピングで安定化させ、母趾にかかる負担を軽減させると早く改善します。

足関節捻挫

足関節捻挫

足首の捻挫は子どもからお年寄りまで幅広い年齢層の方に起きるケガで、多くは歩いている最中やスポーツ時に捻るなどが原因です。足関節の捻挫と共に関節のズレが生じるため、治療では関節を矯正し、テーピングや包帯で固定します。靭帯損傷の痛みだけでなく、関節のズレによる筋肉や腱の損傷が同時に起こり、緊張により関節部に余計な腫れを作るため症状が悪化することが多いです。そのため足首と関連部位の治療を行い、足首への血流を良くし、早期回復に導きます。
痛みが強い場合は歩き方や足の使い方を指導し、松葉杖が必要な方には貸し出しも行います。足首の捻挫はテーピングによる固定が、関節の位置を正しく矯正するのに役立ち、程度によってはテーピングをしっかりすれば、運動にすぐ復帰することも可能です。

足趾捻挫

足趾捻挫

扉や柱に足をぶつける、ジャンプ着地時に捻る、走る時に繰り返し外力により損傷するなどが原因で起きます。足趾の損傷は小さな骨に強い外力が加わるため、不全脱臼や骨折を伴うことが多いです。
治療では関節の整復を丁寧に行い、テーピングなどで固定します。関節の整復が上手く行けば症状は劇的に良くなりますが、関節が不安定なままではなかなか治らないことが多いです。放置しているケースをよく見かけますが、そのままでは変形し、関節が固まり動かなくなることもよくあります。初期の治療がとても大切で、痛めた直後にしっかり治療すれば完治します。

シンスプリントの治療法

シンスプリントの治療法

激しく走り回る、またはジャンプの多いスポーツ選手に多く、脛骨に後脛骨筋が付着しているシンスプリントの炎症で痛みが起きます。症状が悪化すると骨膜炎や疲労骨折になることが稀にあります。走る時に足首の進展や屈曲を大きく行うことで脛骨筋のダメージが強くなり、足指を使った走り方ができていないため、後脛骨筋や長趾屈筋にも強いダメージがあります。走る時に骨盤の位置や姿勢が崩れているため、地面を必死に蹴るような走りになります。
治療では腰の施術を行い、下腿部への血流を良くし、足や指の関節を緩め、足をしっかり使えるようにします。固まっている足底の筋肉や前腕の筋肉を治療することで、症状の緩和ができます。まず、走り方をアドバイスし、腰の使い方、腕の振り方を理解してもらい、フォームを改善することで再発を防ぎます。痛みで走行不能になることはあまりありませんが、症状が進行すると骨膜炎や疲労骨折の原因になるため、早期の治療が必要です。

足底腱膜炎の治療法

たくさん走り回るスポーツ選手やヒール靴を履く方、足が冷えている方などに多く発症します。足裏の筋肉や踵骨の筋付着部に炎症が起きたため、筋肉が収縮し、足裏に体重を乗せる時や走って地面を蹴る時に痛みがあります。足裏への血流が極端に阻害され、筋肉への栄養や酸素が行き渡らなくなったためと考えられ、起床時によく痛むのが特徴です。
治療では足裏への血流を促進させるため、腰や下腿部の筋肉をほぐすことが必要で、足裏の痛い部分だけの治療では完全に良くなりません。しっかりケアすれば、確実に症状の緩和が見込めます。

かかと部の痛みの治療法

かかと部の痛みの治療法

高所からの飛び降り、スポーツ時の激しい走りやジャンプ、かかと部が硬い靴などが主な原因となり、足への血流障害や足の冷えが起こりやすい方にも多く見られる症状です。子どもはかかとの後ろ側に炎症が起きやすく、大人はかかとの接地面に炎症が起きます。主に筋膜やかかと下の滑液胞に炎症が生じ、かかとに体重を乗せると痛みます。かかと部への血流が阻害されたためで、放っておくとかかとの骨が変形し、骨棘というトゲになり、症状が長期化しがちです。「踵」は足に重いと書き、常に体重を支える場所で、炎症部の刺激が続くため、完治しにくいです。
治療では下腿部や腰の治療を行い、かかとへの血流を促進させ、腎経、心経の経絡の調整を行います。手の治療を行うとさらに症状の軽減が見込めます。子どもも大人も症状を放置している方が多いですが、早期に治療すれば炎症の程度も軽くなり早く回復します。

アキレス腱損傷 アキレス腱周囲炎

アキレス腱損傷  アキレス腱周囲炎

アキレス腱は腓腹筋やヒラメ筋が折り重なっている靭帯最大の腱で、腓腹筋やヒラメ筋の力をかかとへ伝える役割があり、これにより歩行や跳躍などの運動、つま先立ちなどが可能になります。アキレス腱は血流豊富なパテラノンに包まれており、アキレス腱に繰り返し負荷がかかることで、パテラノンや脂肪組織に炎症が生じ、厚みや癒着ができることで痛みが起きるアキレス腱周囲炎になります。
足首はほとんどの体重がかかる部位で、走りやジャンプなどの動作で体を捻る癖があったり、骨盤が左右にブレたりすることでアキレス腱周囲が過度に引っ張られ、この動作が繰り返されると過剰な負担が炎症を引き起こし、アキレス腱周囲炎を発症します。運動中にアキレス腱に痛みや圧痛があり、悪化すると運動後にも痛みが持続します。アキレス腱は通常1トンまでの負荷に耐えるほど強靭な腱ですが、負荷が繰り返されることでアキレス腱周囲炎が進行し、微細損傷(アキレス腱炎)を引き起こし、さらに進行すると腱の断裂(アキレス腱断裂)に至るケースもあります。

アキレス腱周囲炎になりやすいケース

・普段あまり運動しない方が突然運動した時
・普段運動していても限界以上の負荷をかけ続けた時
・体の使い方に癖がある
・偏平足
・底のすり減った靴などを履く

すぎなか整骨院では足関節やかかと、足趾の調整を行い、アキレス腱にかかる負担を軽減します。筋膜や経絡を使った治療などを行い、炎症を緩和します。骨盤や腰椎、頸椎までしっかり調整するので、スポーツにも早く復帰できます。足の形状や使い方の癖、姿勢からアキレス腱の負担の原因を探り、根本的な原因をテーピングで改善し、痛みを軽減します。

足関節骨折後の後遺症

足関節骨折後の後遺症

足首付近の骨折で松葉杖を使用していると、股関節や膝関節周りの筋肉が固まり、筋力低下が引き起こされ、長期間の固定が強いられます。その間に炎症が悪化し、過剰仮骨形成、浮腫、血行障害、筋力低下、関節可動域の低下が起こるため、固定具を外した後に大変な思いをします。一方で骨折時の激しい外力により骨折部以外の関節のズレ、靭帯損傷等が引き起こされたため、固定後の痛みや関節可動域が低下したとも考えられます。関節のズレは固定しても治らないため、関節のズレと可動域を回復させる治療が必要です。
治療では股関節と膝関節の可動域を回復させ、骨折部への血流を促進させます。足関節周りの足根骨やかかとの位置を調整し、足趾が上手く使えるようにします。筋力の回復を図り、日常生活で足趾のトレーニングや歩行指導、階段の上り下りをしっかり行います。

下腿部肉ばなれの治療法

下腿部肉ばなれの治療法

陸上やサッカー、バスケットボールなどの球技で走り出した途端に発症しやすく、運動量が少ない方が急に走り出したり、長時間歩き回ったりするときにも同じ症状が起きやすいです。高齢者が急に足がつり、そのまま肉離れを起こすことも多いです。腓腹筋、ヒラメ筋、後脛骨筋、長趾屈筋、腓骨筋などの筋肉が損傷することが多く、部位によって治療や固定の仕方が変わるので、しっかり診断することが大事です。
治療では関連部位や筋膜、経絡の治療を行い、筋肉の異常収縮を軽減させ、テーピングや包帯で圧迫しながら固定します。腫れが引いた頃に筋膜の中に血液が溜まり、塊を形成することがあり、放っておくと筋肉損傷を再発しかねません。筋肉のしこりや血液の塊をできるだけ取り除き、同じ部位の肉離れの再発リスクを減らします。

セーバー病 かかとの成長痛

セーバー病 かかとの成長痛

5~10歳位の子どもに見られる成長痛で、鬼ごっこやスポーツなどで激しく走り回り、ふくらはぎの筋肉が極度に張って、かかとへの血流が悪化したときに症状が強く出ます。動くことができますが、筋肉の収縮力により痛みが発生します。
治療ではかかとへの血流を促すため、腰の治療、足関節を安定化させる施術、内臓の活性化を行うと症状が軽減します。子どもの早食いを止めさせ、足を冷やさないように心がけてください。

当院での症例