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次亜塩素酸水の化学反応について

水中に溶解している次亜塩素酸は次のような化学反応を起こし分解して減少します。

1、自己分解反応
 水溶液中でも不安定で、次のような不均化反応により塩化水素に変化しながら徐々に分解します。
特に酸性液で促進されます。また、光、温度上昇によって加速されます。
    2HCLO→2HCL+O2
    3HCLO→2HCL+HCLO3
 次亜塩素酸ナトリウム溶液も不安定で保存中に徐々に自己分解して塩 化ナトリウムと酸素を生成します。その際、副反応として亜塩素酸ナトリウムを経て、 塩素酸ナトリウムを生成します。
2、酸化反応
  有機物など酸化され易いものと触れると
    HCLO→HCL+(O)
  有機物などに酸素を渡して急速に分解します。
3、ハロホルム反応
  アセチル基を持つ有機化合物と次亜塩素酸ナトリウムを混合し、苛性ソーダでアルカリ性を強めると、トリハロメタン(ハロホルム)が生成されます。

注意、
 HCLOが分解して消失する場合、ほとんどは次の反応で塩酸を生じます。
    HCLO→HCL+(O) 
 PH6.0以上で次亜塩素酸水溶液内に炭酸水素イオンが多く残っている場合には、発生した塩酸と炭酸水素イオンが反応し 
   HCL+HCO3-→CL-+H2O+CO2↑ (H2CO3 pK1=3.9(20℃)、全CO2 pK1=6.35(25℃))
となって発生した塩酸に相当する量の炭酸が逃げることにより、PHはほとんど維持されたままとなります。
 HCO3-が少なく且つ、塩酸でPH5.8以下に中和された場合には、ほとんどがHCLOになってしまっておりCLO-との酸解離平衡による緩衝がないため、分解反応により生じた塩酸でPHは大きく酸性に片寄ることがあります。分解により食塩に戻るわけでは有りません。塩酸を用いた微酸性次亜塩素酸では分解後、塩酸が付着したままとなる可能性があるので噴霧などの使用には特に注意が必要です。

 弱アルカリ性の次亜塩素酸ソーダ水溶液の場合は、
    NaCLO→Na++CLO-→Na++CL-+(O)→NaCL+(O)
となって塩酸は生じずに食塩に戻ります。

次亜塩素酸と有機物の反応

 次亜塩素酸は有機物と反応し消失します。
特に糖とは速い反応を示し、自ら酸になると共に、糖を酸化し有機酸を生成します。
次亜塩素酸ソーダは砂糖との反応で食塩にもどると共に有機酸を生成し全体として酸性を呈します。
 

体内の免疫機能の本体が次亜塩素酸であることは良く知られています。

また糖尿病の人は免疫力が落ちることが知られています。
血糖値が200mg/dlを超えると顕著になるそうです。
現在、糖尿病と免疫力低下の関係の解明はなされていないようですが、好中球で作られた次亜塩素酸が周囲の糖で消失してしまうためと考えてみましたがどうでしょうか。

実使用においてどの程度かについて
1、残留塩素濃度の経時変化
 使いまわしをしているペット容器に微酸性次亜塩素酸水を入れ、直射日光の当たらない通常の明るい部屋に保存した場合、初期値250mg/lでは室温1ヵ月後約12%減、100mg/lでは室温1ヵ月後約7%減、。50mg/lでは室温2ヵ月後約10%減、初期値25mg/lでは2ヵ月後測定誤差内の減少でした。電解したままの次亜塩素酸ナトリウム水溶液初期値250mg/l、PH8.9では室温2ヵ月後約10%の減少でした。また、100mg/l 32℃では20日間後約33%の減少でした。これは一例です。条件により大きく異なります。
2、PHの経時変化
 次亜塩素酸の不均化反応、酸化反応から推測されるように、PHは低下していきます。
逆浸透膜(RO膜)通過水に食塩を溶解し電解した液を塩酸でPH調整し、初期値250mg/l、PH6.0とした微酸性次亜塩素酸水のPHは7日後PH3.8まで低下しました。RO膜通過水の変わりに水道水を用いた場合にはPHの低下はほとんどなく、初期値250mg/l、PH6.3の室温2ヵ月後のPHはPH5.9でした。また、RO膜通過水に食塩を溶解し電解した液を炭酸水でPH調整し、初期値250mg/l、PH6.0とした微酸性次亜塩素酸水のPHは60日後も変化はありませんでした。次亜塩素酸250mg/lなどの比較的高濃度で保存する場合には、PH変化は水道水質に大きく左右されますので注意が必要です。
3、容器の素材について
 新品容器に微酸性次亜塩素酸水を入れた場合、容器により、残留塩素濃度の低下に著しい差異が見られました。樹脂の合成時の添加物、成形性を良くするための添加物およびその量などによるものと思われます。通常は容器の使いまわしができないので、容器は十分に検討する必要があります。
4、次亜塩素酸の使用期間について
 微酸性次亜塩素酸水の分解は
周囲温度、
光、
容器成分など
により大きく変化し、
初期の濃度が維持しているかどうか知ることは難しいです。
長期保存による変異原性の疑われている塩素酸の生成も考慮にいれなければならず、いろいろな条件下でのデータから判断できることは
保存温度は20℃以下、
容器は同じものを使う、
直射日光を避け、
濃度は250mg/l以下、
1ヶ月以内に使い切ること
が大事です。

また、濃度を下げ、冷暗所に保存した場合は使用期間は延びますが、基本、長期に保存しないことが重要です。

詳しくはすぎなか整骨院ホームページ
コラムを覗いてみてください。
http://chiryouka-suginaka.net/blog/column/

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2006年国家資格 柔道整復師 取得

患者さまの身体を理解し、しっかりサポート出来るように勉強してきました。様々なお悩みにもしっかりサポートしていきます。

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