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elbow肘を痛めた4歳の女の子の治療

肘を痛めた4歳の女の子の治療

診療中にお母さんから電話があり、肘内障ではないかと相談されました。

自宅で左手をついて立ち上がったときにバランスを崩して左肘を痛めたようです。
その後痛さのあまり泣いて、左手を全く動かさなくなったと言うことでした。

来院した時、
女の子の顔は泣きじゃくっていたため、目が腫れて、顔もパンパンになっていました。

早速治療です。

お父さんの膝の上に女の子のせ、安心感を与えます。

「肘を見してちょうだい!」
と面白くいましたが、
「やだ!!!」
と言われてしまいました?

お父さんに優しく袖をまくり上げるてもらいました。
お父さんの言うことはちゃんと聞く出来た子ですね。

こんなことはいいとして。

電話での話から
「肘内障だな。」
と思いこんでいました。

肘内障を治すぞ。
と思いながら子どもの肘の整復操作をしていきました。

? ? ?

おかしいな。
整復が完了した時に鳴るクリック音がでないな。

そんなことを思いながら再度行いましたが、

やはり、おかしい。

再度、肘、手首、肩をチェックします。

肘関節に異常を見つけました。

肘頭付近が腫れていました。

肘を伸展させながら、肘の整復操作を行いました。

すると腫れは引き、子どもの顔が笑顔を取り戻しました。

確認として
触診でのチェック
引っ張る動作での疼痛誘発チェック
バイバイの手振りチェック
ハイハイをして加重チェック

全てクリア!

ここで考えなければならないことは

子どもの肘の痛みを肘内障だと決めつけないこと

大した原因ではないからと肘内障だと決めつけないこと

子どもはどうやって痛めたかはわかっていないし、うまく伝えられないこと

お母さんやお父さんの説明にはだまされないこと

親が痛めた原因を正しく分かっていないこと

などが考えられます。

手を着いて立ち上がった時に肘を捻ってしまい、過伸展させてしまったことが考えられます。

最後に固定を施しました。

テーピングで固定をするのが
すぎなか整骨院の特徴です。

いざ、子どもにテーピングを貼ろうとしたら

「やだ!」

またもやか。

良くあることなので必殺技を繰り出すことにしました。

テーピングにアンパンマンの顔を書いて、

「アンパンマン貼るから手を貸してねー」

これでも、嫌がられる始末。

この子は絆創膏を剥がす時にとても痛い思いをした経験から
身体にテープを貼ることがとても嫌みたいでした。

包帯で固定をして、
次の日に再度確認するために来院の約束をしました。

約束通り次の日に来院してくれました。

肘関節のチェックをすると、
わずかですが、
肘の外側が晴れている
肘頭部が腫れている
ことが触知できました。

再度固定をして、
肘の疼痛誘発テストを行いました。

しっかりクリアしています。

また、痛がることがありましたら来院する様に話しました。

子どもは痛みが無くなると

どんどん手を使ってしまいます。
軽い固定でもして意識させといた方がよいです。

鉄棒にぶら下がること
転んで手をつくこと
物を投げること

など
いろいろと注意させなければいけません。

うちの息子は
再負傷してばかりいました。

ヤンチャな子どもは勝手に治りますから大丈夫でしょう!

詳しくはすぎなか整骨院ホームページ
コラムを覗いてみてください。
http://chiryouka-suginaka.net/blog/column/

治りやすい身体をつくって元気な明日へ
住所 東京都杉並区阿佐谷北6ー30ー3ー1階
電話番号 03ー3310ー4013
ホームページ http://chiryouka-suginaka.net

2006年国家資格 柔道整復師 取得

患者さまの身体を理解し、しっかりサポート出来るように勉強してきました。様々なお悩みにもしっかりサポートしていきます。

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