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elbowゴルフ肘の40代男性の患者さん

遠方から来たゴルフ肘で悩んでいる40代男性の患者さん

近所の整体や整骨院に通っていても治らないゴルフ肘の患者さんが来院されました。

ドクターからの紹介があり、すぎなか整骨院の情報を聞き、車で1時間かけてきました。

この形のゴルフ肘は3年ほど前から発症しているようで、最近になってさらに痛みが強くなり悩んでいたようです。

話を聞いてみると、

右肘の内側が痛い
痛めた当時はゴルフのスイングが手首を使っていたため、スイングのホームを直しているが痛みが取れない
ゴルフは週に1、2度やっているようです
スコアは90前後で回ることが多いようです

このようなことが伺えました。

検査をしてみると、

右肘の内側と外側に強い圧痛がある
円回内筋の炎症
尺側手根屈筋に炎症
肩甲骨がガチガチに固まっている
肩甲下筋が固まっている
鎖骨の動きが悪く、肩鎖関節の可動不全が見られる
上位肋骨の動きが悪い
下部頸椎が固まっている
肩の最大可動域が悪い
最初の触診ではこのようなことがわかりました。

このゴルフ肘のパターンではしっかり治せそうだなぁと単純に考えておりました。
胸郭出口症候群も併発しているから治らなかったんだなと思っていました。

前腕の筋肉をゆるめ、
肩甲骨と肋骨の動きを改善し、
頚椎の可動性アップを図り、
肩鎖関節の微調整を行いました。

右肘関節周辺の圧痛はほぼ無くなり、肩の可動性も改善し、手関節もしっかり治しました。

しかし、

痛みが取れない。

痛みは
右手でおでこを強く押すと肘が痛いこと、
素早い屈曲をすると肘が痛いこと

がどうしても残ってしまいます。

円回内筋の腱
尺側手根屈筋の腱
にコリコリとした物体が残っていたのでした。

再度、検査をすると、

尺骨神経の走行に沿って痛みがあるような感じがあります。

肘部間症候群

ではないのかと考え、治療方針を変えてみました。

肘部間症候群を治すための治療
を行ったところ、

痛みは8割消失し、本人もとても喜んでいました。

自分としては全て症状を取り切るつもりで治療していたのに2割の痛みが残されました。

今回の治療は長い時間をとって治療する予約制の治療を受けていただきました。

この予約制の治療は、まさに
自分が受けたい治療
なのです。

治すのが難しい患者さんをみることがとても多いので、全て一発で治すことは出来ないのですが、

この男性は
体のバランスが良い
エネルギッシュである
肘以外で痛むところがほとんど無い
筋肉量はしっかりしている

このような方であったので、
自己治癒力は十分にあるはずです。

1回目の治療では、
他の治療院に通っても痛みに変化が出せないゴルフ肘で、
長年苦しんでいた右肘の痛みが
8割程度減弱したことはよかったのでは無いかと思います。

最初に
このパターンならいけるなって
思ってしまったことが悔しいです。

まだまだ
治療の精度に問題があります。

さらに勉強していかなければと思う次第です。

詳しくはすぎなか整骨院ホームページ
コラムを覗いてみてください。
http://chiryouka-suginaka.net/blog/column/

治りやすい身体をつくって元気な明日へ
住所 東京都杉並区阿佐谷北6ー30ー3ー1階
電話番号 03ー3310ー4013
ホームページ http://chiryouka-suginaka.net

2006年国家資格 柔道整復師 取得

患者さまの身体を理解し、しっかりサポート出来るように勉強してきました。様々なお悩みにもしっかりサポートしていきます。