column睡眠の考え方

先生は良い睡眠って
どのようなものだと思いますか?

なんと
不眠症に悩む大半の方が、

‪11時に寝て朝の7時まで一度も‬
起きないのが良い睡眠であると
思っているみたいです。

しかし、人間の場合
10時間睡眠を欲するロングスリーパーの方もいれば、
4時間の睡眠ですむショートスリーパーの方がいるのが現実です。

何時間寝ようが、その方に適した睡眠時間をとった方が良いと思われます。

現実、野生の動物で睡眠時間が短いと言われているキリンでは、
うつぶせになって寝る時間が5分と言われています。
動物園で飼育されているキリンでも睡眠時間は5分。
お腹を地面につけて、足を畳んで首を丸めて、頭を足の上に乗せて熟睡するのが5分なのです。

これは野生の世界では、
常に肉食動物に命を狙われている危険性があるため、足が長くて、立ち上がるのに時間がかかる初動が遅いキリンはゆっくりと寝ている時間があまりないためです。
常に耳で音に敏感に察知し、鼻で匂いを敏感に察知し、皮膚感覚で風方向を察知して、自分が危険に合わないように常に監視しているものです。

キリンは巣穴に潜むこともできず、木の上に登ることもできず、地面の上で休まなければなりません。
いつ、何時でも肉食動物に襲われてもおかしくないからです。

こう考えると、人間はそもそも睡眠を取りすぎているのではないかと言う結論に至ります。

脳は脳が求める睡眠を
何より最優先するのです。

睡眠は
肉体の疲労回復、
内臓をできるだけ休ませる、
体の毒素の分解や構成を行い解毒作用をもたらすため、
脳の中の情報整理
をしていると言われています。

ですから、
眠れないということは
脳が睡眠を欲してないのです。

われわれ日本人は
安全な家の中に住み、
外気をシャットアウトできる衣服に身を包み、
クッション性の高い布団の上で仰向けになり、
暖かくて体温を保温できる布団の中にいます。

肉体や精神的に安心でき、安全である状況で睡眠をとっているのです。

この状況は、
ほとんど危険な状況にないことから、耳で危険を察知したり、においで危険を察知したり、肌感覚で気候の変動を察知する必要もなくなります。

だから、長時間睡眠ができる環境にいるのです。

そもそも、本当に睡眠は8時間必要なのでしょうか。

私は大体睡眠時間は7時間弱です。

ひどく疲れているときはどうしても朝起きれません。

次の日にワクワクするようなイベントがあれば、夜になかなか寝付くことをもできず、疲れていようが早く起きれます。

不思議ですよね。
遠足前の子供の心境です。

人はさまざまな社会で生活しています。

デスクワークで
頭ばかり使っていて、身体を動かすことがほとんどない人は

肉体疲労はあまりないはずです。

しかし、脳をたくさん使っていて、
仕事をしていると精神疲労をし、内臓に負担をかけ続けます。
脳の中では、ずっと交感神経が働き、身体を休めようとしても脳だけ興奮状態にあります。
脳だけ興奮状態になっていると、交感神経が優位なままになり、心臓や血管、肺に負担をかけ続けます。
そして、胃や腸、膀胱などは働きなくくなります。
精神疲労は内臓に負担をかけてしまうのです。

逆に
肉体労働やスポーツをしている時の肉体疲労は
筋肉に血液がめぐり、交感神経がかなり優位な状況になります。
そうすると、肉体疲労を行った後は、筋肉を休ませるために、強制的にリラックス状態にもっていくため、疲労の回復が望めます。

そもそも人間も動物でして、動く物と書きます。

動いていないといけない状況にあるのです。
肉体疲労を起こすことで、強制的にリラックス状態になります。
そうすることで、睡眠の質はかなり向上するはずです。

寝つきが悪い人や夜中に何回も目が覚めてしまう人は、そもそも肉体疲労がない状況で生活していると思われます。

デスクワークの人、外であまり遊ばない人、家に閉じこもってテレビばかり見ている人、
このような人は肉体疲労があまりないですよね。

ストレスなどでああでもない、こうでもないと考えている人は、
頭ばかり使っていて、脳だけ興奮状態になっているはずです。

こんな精神状態では寝付きにくくなるわけです。

脳の中をできるだけリラックスさせる習慣を身につける必要がありますね。

眠れない人は、
精神の切り替えができず、リラックスモードに行けない人、
肉体疲労がない人、
ストレスフルな人
が多いように思います。

一番やってはいけないことは、
眠れないから起きてしまうことです。

多くの不眠症の方は、
眠れないからといって起きて
何かしらの作業をしてしまいます。

夜に食べたり。
ダラダラとテレビを見ていたり。
ゲームをしていたり。

このように起きようとしてしまうから
疲れも取れないのです。

本来、人間は
最低‪8時‬間は横になって、

重力から体を開放する
必要があるのです。

ですから
例え眠れなかったとしても、

‪8時間は横になって体を重力から‬
解放するようにして下さい。

寝つきを良くする方法はまた書きますね。

詳しくはすぎなか整骨院ホームページ
コラムを覗いてみてください。
http://chiryouka-suginaka.net/blog/column/

治りやすい身体をつくって元気な明日へ
住所 東京都杉並区阿佐谷北6ー30ー3ー1階
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2006年国家資格 柔道整復師 取得

患者さまの身体を理解し、しっかりサポート出来るように勉強してきました。様々なお悩みにもしっかりサポートしていきます。

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