column免疫力が高い人とは!

免疫力が高い人になるため

前回、免疫力を上げる方法について書きました。

免疫力が高い人っていうのは
すこぶる元気な人です。

すこぶる元気な人をイメージすると、

メンタルが強い
食欲旺盛
笑顔が素敵
肌にツヤがある
肌の血色が良い
姿勢が良い
楽しそうだ
体型が綺麗だ
髪の毛などの体毛の質が良い
集中力がある
意欲的だ

そんな感じでは無いでしょうか。

こういう方達は
毎日体調が安定していて、
身体の防御反応がしっかりしています。

免疫力が高ければ、

異物排除能力が高い
防御機能が高い
抗体がうまく働く

ことが考えられます。

皮膚における免疫システム
口や消化器における免疫システム
について伝えたいと思います。

仮に
皮膚にウィルスがくっついたとします。

肌には常在菌と言うものがウジャウジャくっいて、皮膚の表面に所狭しとこびりついています。
人と常在菌はお互いにとって攻撃することはなく、人にとってもなくてはならない存在です。この状態が安定していることです。

常在菌が安全に暮らしている場所に
ウィルスという敵が運悪く皮膚にくっつくと、
常在菌がいっせいに敵を排除しようと食べてしまいます。

常在菌のいうブドウ球菌などが
皮膚に付いた病原性微生物を食べてくれるのです。

そして、皮脂や汗も大事な役割があって、
自分の皮膚の細胞と空気とをさらさないようにして酸化から守っています。
皮脂があるから、汚れも取り除くのが楽なんです。

汗っかき、脂ギッシュな人は皮膚をしっかりと守ってくれています。

皮膚では絶えずこういったことを繰り返して異物排除をしてくれています。

常在菌が安心していてもらうためには、
皮膚が皮脂という油の膜で覆われて、
水々しい状況でないと繁殖できません。

皮膚が乾燥したらどうか。
常在菌が減ってしまいます。

皮膚を洗い過ぎたらどうか。
皮脂が洗い流され常在菌が減ってしまいます。
すぐに皮脂を出そうと働いてくれます。
だからものを触ると指紋がついてしまいます。

アルコール消毒や石鹸で手を洗い過ぎたら、
身体の防御機能が低下してしまいのです。

入浴の時、タワシで体をゴシゴシこすっていると、皮脂もはがれ、常在菌もこすりとってしまいます。

皮膚の免疫システムを下げないようにしていけばいいのです。
程々にね。

常在菌は常に皮膚以外にも

鼻の中、
目の表面、
器官、
肺の表面、
胃の表面、
腸の中
膀胱の中

などにいて、異物排除能力、防御機能として働いてくれます。

違う防御機能では、

もし
腐ったものを食べたとします。

食べ物を口の中に運んでくる過程で

匂いを嗅いで、食べれそうか確認しています。

口の中に入ったら、

感度の高い舌や口腔内で食感を見極めます。
噛んで食感と味わいを確認します。

異常があったら、吐き出します。

ここでしっかり防御反応が働けば、
体内に入る毒はほぼありません。

早食いの人、味覚が狂っている人は
飲み込んでしまいます。

正常な人は匂いと味、食感で食べられるかどうか判断ができます。

胃の中で消化していて、
食べ物の中から細菌やウィルス、毒が出てきて、異常があると自律神経が判断した場合は、

すぐに吐き出します。

胃酸がしっかり出て、消化能力が高い人は、
細菌やウィルスをそのまま消化できてしまいます。
細菌やウィルスを消化できたとしても、これらが代謝産物として毒を出していたら毒素が血管の中に入って、何かしらの症状が出現します。

分からずこのまま腸の方へ
細菌やウィルス、毒素を送り込んでしまった場合、
腸で乳酸菌などの常在菌が消化をうながしていきます。

細菌やウィルスの繁殖能力が高かったり、取り込む量が多かった場合は、
腸にいる常在菌が病原性微生物を食べきれないことがあります。

そうすれば、腸内で病原性微生物が異常繁殖を起こし、
病原性微生物が腸から血管の中に侵入し、
血液に乗って
全身を回ってしまうことになります。

こうなったら細菌やウィルスの勝ちです。

いわゆる食中毒になった状態です。

体としたら異物排除能力を全力で発揮しなければなりません。

無理やり出すことが必要です。

大腸や小腸に水分を集め、
下痢になって、便として無理やり出していきます。
腸の中を空っぽにするため、
胃の中のものを吐き出していきます。

これが下痢と嘔吐です。

細菌やウィルスを排除するため
細菌やウィルスが発した毒素を排泄するための緊急事態宣言です。

これが防御機能であり、異物排除能力です。

これを止めてはいけません!

無知な人、薬に頼る傾向のある人は要注意なんです。

吐いたら 吐き気止め
下痢になったら 下痢止め

を飲んでしまいます。

もしO-157などの強力な細菌やウィルスであった場合は
体内が細菌やウィルスで侵されてしまい、
重篤な症状に至ったり、
死んでしまうことも起きています。

これが皮膚の免疫であり、
口や胃、腸の免疫です。

しっかり覚えておきましょう!

次回は
呼吸器の免疫システム

詳しくはすぎなか整骨院ホームページ
コラムを覗いてみてください。
http://chiryouka-suginaka.net/blog/column/

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2006年国家資格 柔道整復師 取得

患者さまの身体を理解し、しっかりサポート出来るように勉強してきました。様々なお悩みにもしっかりサポートしていきます。

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