%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1%9e腱鞘炎の予防

腱鞘炎を予防するには?

これまで腱鞘炎の治し方を解説してきましたが、症状が改善したところで再発してしまっては意味がありません。再発を防ぐためには、しっかりと予防することが大切です。

今から腱鞘炎の予防法をご紹介しますので、日々意識してみてください。

予防法①安静にさせる

腱鞘炎になってしまう主な原因は、「指や手の使いすぎ」です。そのため、手や指を安静にさせることで腱鞘炎を事前に防ぐことができます。

もし、『日頃からよく手を使うから難しい』といった場合は、1~2時間に一度、手を休ませてください。安静にできなくても、こうしてこまめに休憩を取ることが腱鞘炎の予防に繋がってきます。

予防法②ストレッチを行う

予防法①で1~2時間に一度休憩をとるようお伝えしましたが、その際に軽くストレッチを行うとより効果的です。

今から部位ごとのストレッチ方法をご紹介します。

○指のストレッチ

1.指を手の甲の方向へ、1本ずつ反らしていく。(この時、指を反らしすぎないよう注意する)

2.それを2~3セット行う。(ゆっくり行うことがポイント)

指のストレッチ
○手首のストレッチ

1.机の上に手を置いて、手首から指先までを机から離す。(手を立てるイメージで)

2.人差し指から小指までを、もう片方の手で掴んで10秒ほど反らす。

3.反対の手も同様に行う。

手首のストレッチ
どこでも簡単に行えるストレッチなので、『少し手が疲れたかな』と思ったときはぜひ試してみてください。

予防法③手や指を冷やす

予防法③手や指を冷やす
指や手首に軽い痛みを感じたり違和感をおぼえたら、すぐにその部分を冷やすようにしましょう。冷湿布などで冷やすことにより、腱の炎症を抑えることができます。

もし保冷剤などで冷やす際は、凍傷にならないようタオル等に包んで行うようにしてくださいね。

予防法④ツボ押し

手や指に痛みを感じ始めた時は、痛みを和らげるのに効くとされるツボを押してみましょう。

○大陵(だいりょう)

大陵(だいりょう)
大陵は、手のひら側で手首のしわの中央(二本の太い腱の真ん中)にあります。ここを親指の腹で軽い圧で押します。この時、息を吐きながら1・2・3と押していき、4で止め、今度は息を吸いながら5・6・7と圧を抜いていきます。

○陽谿(ようけい)

陽谿(ようけい)
陽谿は、手の甲を上にして指を軽く開いたときに手首側の親指にできるくぼみ部分(手首にできる横じわと交わるところ)にあります。手首の力を抜き、反対側の親指で5秒ほど軽く押し、ゆっくりと力を抜きます。これを数回繰り返します。

これらのツボ押しを行うことで手や指の痛みが和らぎ、腱鞘炎の予防に繋がります。

腱鞘炎の主な予防法▼
・安静にさせる
・ストレッチを行う
・手や指を冷やす
・ツボ押し
4つの予防法をご紹介しましたが、これらの予防法を行っても手や指の痛みが続いたり、少しでもおかしいと思ったら、すぐに整形外科を受診しましょう。放置は絶対に禁物です。

まだ腱鞘炎になっていない方も、手や指を使い続けている以上はいつ炎症が起きるか分からないため、事前にしっかりと予防することをおすすめします。